日本で初期のHIPHOPがイマイチ定着しなかった元凶
完全なる偽物ラッパー、9曲目!
今日もマイク片手にいくぜ!
1990年代後半、日本で売れる曲というのはとにかくカラオケでウケる曲、もしくは雑音の中でもボーカルの音が通る地声高音系の曲だったのだ。浜崎あゆみ、Glay、ゆず、などなど多くのアーティストは単にへたくそだが、素人カラオケマスターがオナカラできる曲であればウケていたのである。そんな中、HipHop界の中心は雷やらYou the Rockやら、簡潔に言ってマニアック勢だったわけである。そりゃ瞬間的に持て囃されても定着しませんわ。
【カラオケ的評価】
おすすめ度 ☆
むずい度 ☆☆☆☆☆
カラオケ度 ☆
モテそう度 ☆
ひかれる度 ☆☆☆☆☆
これはいけない!やたら難しい上にオラついてて、しかもサビがない、極めつけはアッサリ曲も終わる。「えっナニコレ?」「サビは?」「わけわからん、冷めるわ。」大衆ポップ原理主義者たちに迫害されるのは目に見えている。本当のラップ好き以外とは選んではならない。日本全国雷注意報とか歌ってないで、カラオケ内歌唱注意報に従ってほしい。
【歌い方】
雷 - 夜ジェット(1997)
https://youtu.be/BzGkbBY0ucU
Intro: Rino]
失-禁者 失-神者続-出
+飛び散る^*本気汁^し、したたらしたアトラクション
自主規制中
【曲の感想】
基本的にめちゃめちゃかっこいいね。日本でこういうのが主流にならなかった理由は上で書いた通りなのだが、ミニマルなトラックに凝ったラップを乗せていく曲をもっと日本のラップグループには作ってほしいものだ(絶対はやらないけど)。面白いのは、日本のラップでは変声ラッパーが飛び道具笑として使われるけど、これってTWIGYの影響だよね?都合のいいワードだけど、スキルないとやっぱ話にならん、というのがTWIGY聞いてるとよくわかる。
【記号のルール】
歌詞につけてある謎の記号は下記の意味である。
個人が歌うために適当につけたものなので文句はなしで。
* 早口になる部分
+ 前のセンテンスから間がなく繋がる部分
^ 間が空く部分
- 言葉や拍が伸びる部分
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