JRA全10場重賞実況アナ 週中の囁き 16 仙田和吉 2024年1月11日 17:07 年明け3日間開催から又直ぐにレースが来る感覚!今週も豪華に重賞3本立て、土曜日は小倉競馬場で愛知杯。日曜日が中山で京成杯と京都で日経新春杯のラインナップ❗その中で唯一のG2が、日経新春杯。我々オールドファンは日経新春杯と言えばあの馬を絶対的に思い出す。彼の名は【テンポイント】有馬記念の激闘を制し、イギリスへ向かう筈だったアイドル🐴メイヂヒカリ以来、史上2頭目となる満票で年度代表馬に選出された当時名実共にNo.1スターホース。それ故海外遠征~引退だともう日本での勇姿が見られない為、多くのファンからもう一度レースを見たいと言う懇願があり陣営が応える形で選択したのが日経新春杯だった!但しハンデ戦で日本一ホースだけに余りに重い斤量なら見送る筋書きの中、課された数字は66・5キロ❗最軽量が49キロで、二番目に重いのが60キロのエリモジョージ。前年春天皇賞を勝利している事を考えると、やはり66・5キロは・・・それでも陣営は67キロ以上なら出走しない旨を固めており、今振り返ればむしろ67キロとハンデが発表されていたらと運命のイタズラを悔やむ😢時は1978年(昭和53年)1月22日、壮行レースのテンポイントは1枠1番の絶好枠。レースは有馬記念を彷彿させる前々の競馬、エリモジョージとの一騎討ちムードで迎えた4コーナー手前悪夢の光景が・・首を下げ美しいフォームで走る貴公子が、突然ガクンとバランス崩しみるみる後方へ!まさかの左後肢故障で、皮膚から骨が突き出す重度の開放骨折だった。本来なら安楽死の処置が取られる処を、スターホースを救って欲しいと多くのファンが熱望し翌日手術が行われた❗ 一時命は大丈夫との報道も有ったが、実際には患部を固定していた特殊合金ボルトが曲がっていて、再び患部から骨が飛び出してしまい治療の方法が無くなってしまう。残念ながら3月5日この世を去り、3月7日栗東トレセン3月10日故郷北海道吉田牧場で葬儀が行われた。実に忠犬ハチ公以来2例目の、人間以外の葬儀で有った!子供心に見たあの沈み込む美しいフォルムは今でも記憶に残り、どの馬よりも華麗だ!因みにこの時このレースは日本経済新春杯、翌年から日経新春杯となった!文章書きながら、涙が出てきそうなのを堪える自分からも本当にアイドルホースを裏付けるファンを魅力した馬だった😢今年辰年の日経新春杯は、そんなテンポイントを思い出させるある数字の共通点が⁉️1984年以降重賞になって、辰年のこのレース今年で4回目❗1988年1着 7枠⑨スピードヒーロー 2人気2着 4枠④マヤノオリヒメ 4人気3着 3枠③ハシケンエルド 3人気2000年1着 6枠⑩マーベラスタイマー 3人気2着 3枠④メイショウドトウ 8人気3着 7枠⑪メジロサンドラ 5人気2012年1着 3枠③トゥザグローリー 1人気2着 8枠⑪ダノンバラード 3人気3着 7枠⑨マカニビスティー 8人気良~く見ますと、辰年の日経新春杯は3枠と7枠が必ず3着以内に入っている。人気薄も来ているので赤・オレンジ帽大注目!NHKのお昼のニューストップで死亡が伝えられた本当に愛されたテンポイント!第2の故郷栗東でのお別れの日、3月7日を忘れないようにキーワードになるのも又趣がある❕兎に角全馬無事に走り終えてくれれば・・それで良い ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #コラム #オカルト #日経新春杯 #忠犬ハチ公 #テンポイント 16