未来の話はごめん
将来だれでも体験するであろう、しんどい話をありがたく話したがる人がいる。
「あと何年かしたら君も老眼の辛さがわかる」とかそういうやつ。
少しでも相手のためを思うなら、歳をとってよかったことを、結婚してよかったことを、子供ができてよかったことを語ってほしい。
悪いことなんか、知らなくても経験するのだし、知っていてもどうにもならないのだし、あんたでもどうにかなる程度のことに過ぎないのだから。
良いことなら目指せるし、励みにもなる。
……良い話は、それはそれで「自慢か?」となる気がする。わからない人それぞれの未来の話なんてするものじゃない。