「面倒くさい」から解放されるにはどうしたらよいのでしょうか。[くま日誌]110号
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先日、ビジネスホテルの予約をしたのですが、
初動が遅れてしまい、宿泊日の前日になって
予約サイトにアクセスしました。
もう、今は観光客の方も多いですし、
前日からよいホテルを見つけることも難しいですよね。
なんとか見つけましたが余計なお金を払うことになりました。
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また、自分は、アマゾンで洗顔料を買っているのですが、
そのメーカーさんからLINEで、
期間限定のクーポンが送付されてきました。
まだ洗顔料はあったのですが、
消耗品なんで、買っておけばいいですよね。
あとで買おうと思い、その場で処理しなかったら、
記憶のかなたに消えてしまい、
気づいたらクーポン使用期間を過ぎていました。
これで50%オフのクーポンを使用することができませんでした。
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少し前の話ではありますが、
忘年会の幹事になった時の事です。
これも、幹事を任され、すぐにお店を予約すればよかったものの、
初動が遅れてしまい、お店の予約に非常に苦労した記憶があります。
店の予約だけで、10件以上電話して、
ようやく少しアクセスの悪い店を予約することができ、
「もっと早くやっておけばよかった」と思いました。
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「面倒くさい事」には位置がありますよね。
そして、面倒くさいの位置を変えることで、
より簡単に効率的に処理することができます。
すぐ目の前にある「面倒くさい」は、
まだ小さくてすぐに終わらせることができます。
一方で、「面倒くさい」位置が後ろになってくると、
その処理の難易度が上がってきます。
さらに面倒になっちゃいますよね。
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このような構造にあることを認識し、
「すべての面倒くさいは前倒し」が基本姿勢ですよね。
面倒くさいの前倒しにより、
より大きな面倒くさいことを回避する、
これがシンプルな日々を過ごすことができるコツなのかもしれません。
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自分は、その面倒くさいをどの位置で処理したのか?
という問いを持って、前倒しの習慣を身につけていきたいですね。
習慣・・・
つまり、無意識での発動ですから、
そのステージになると、「面倒くさい」と感じることも
少なくなるのではないでしょうか。
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習慣化とは、面倒くさいことからの解放と考えることもできます。
面倒くさいからの解放のステップは以下のような形なのでしょうか。
1. 面倒くさいことには位置があると言う構造を理解する
2 .「すべての面倒くさいは前倒し」という意思決定基準を設ける
3. 繰り返し、行動し身体に編み込む
4. 習慣化により、面倒くさいことから解放される