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分かりやすさは武器である [くま日誌]75号
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「分かりやすい」という事は、はそれだけで価値がありますよね。
昨日は、まいさんにお誘いいただき、アイデアビルティングというセミナーに参加していました。
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まいさんは、
「分かりやすさ × IT」
というコンセプトでITコンサルをやられています。
様々な人と話をしながら、自分のアイデアを壁打ちしたり、図解したりしながらのワークでしたが、
彼女の「分かりやすさ」
ということが、どんなものなのかを理解することができました。
彼女の
1.自分が話す事をスッキリまとめてくれる
2.図解、また単純に絵が上手に描ける
という能力は、特に素晴らしいと感じました。
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今回のワークで、彼女は、この「分かりやすさ」の解像度を上げ、
「アート × ストーリー」
であると定義されておりました。
アート、
つまり、絵だったり図解だったり、比喩だったり、そのような非言語コミュニケーションです。
ストーリー、
桃太郎の寓話はなぜ、ほとんどの日本人が知っていて且つ覚えているのだろう? それはストーリーがあるからです。
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「分かりやすさ」という点に関しては、これまで自分も意識して取り組んできたテーマではありますが、これを言語化したり、強みとして考える機会はありませんでした。
今、読んでいる「人生後半の戦略書」という本には次のように書かれています。
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スキルは、早ければ30代、遅くとも50代前半には大幅に落ち込みます。絶対にです。
人生の前半は、「流動性知能」に頼っています。覚えが早く、重要なことに専念し、解決策を考案します。
人生の後半は「流動性知能」の能力は落ちる一方、「結晶性知能」の能力が高まります。過去に学んだ知識の蓄えを活用する能力です。
言い換えれば、若い時は地頭に恵まれ、歳を取ったら知恵に恵まれる。若いときは事実をたくさん生み出せるし、歳を取ったらその意味と使い方が分かるようになる。
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今回の、「分かりやすさ」というのも、本書での主張における後半戦の戦い方においての武器になるのではないでしょうか。
前半戦の戦いからから、どのようなことを経て、後半戦の戦いにシフトしていけばいいのか?
という問いに自分には、まいさんの取り組みがヒントになりましたし、同様に皆様のビジネスのヒントになれば幸いです。
■まとめ
人生の戦い方には、前半戦と後半戦があり、その構造を捉えておくことで上手くシフトすることができる。
前半戦は、頭の回転で勝負し、後半戦は、知恵で勝負することが重要であり、後半戦の戦いにおいては、「分かりやすさ」は武器になるのではないか。