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金券ショップへ行ってコロッケを持ち帰る [くま日誌]108号


口癖といのは、怖いもので、

「自分なんて」とか
「自分は〇〇が不足しているから」とか
「自分は〇〇じゃないから」
「自分は〇〇が苦手だから」
などなど。

よく聞きますよね。


自分はこれらの口癖を駆逐しようと決めてから、
意識して使わないようにしてきました。

実際、使わなくても不都合ないですね。


昨日、間違って買ってしまった新幹線の切符を金券ショップへ持ち込んで、換金してもらおうと思い、意気揚々と出かけて行ったんですよ。

金券ショップ屋の隣にコロッケ屋がありまして、
「お、昼飯にコロッケ買って帰ろ~」
ということで、コロッケ買ったんですが、、

それで満足しちゃって隣にある金券ショップへ寄らず、
家路に着いてしまいました。。。

家について、

あーー!
俺は現金じゃなく、コロッケを持ち帰ってしまった!!
(コロッケ美味しかったけどw)


再度、夕方、同じ金券ショップへ出かけて行って、
今度は小籠包屋が目に入ったんですが、これは、あぶねぇ…

まずは金券ショップが先だ!
ということで、金券ショップで換金した後に小籠包屋へ立ち寄り、
忘れずに用事を足す事ができました。


自分のメモリなんて、正直こんなもんです。
いつも、「オレというやつはホント・・・トホホだぜ・・・」
と正直思うんですが、

絶対にネガになる言葉は使わないって決めているので、

「大切な事につかるようにメモリを残しておけた」とか
「メモリが少ない?だが、そこがいい」とか
「仕組みを作るチャンス」

などと解釈を変えています。


こういうことを例えば、
「自分は頭が悪い」と解釈してしまうと、
大きく自尊心を棄損してしまう可能性がありますし、
また、確証性バイアスにより、その信念が強化されていきます。

玄人さんじゃない限り、絶対使うな、というのが自分の結論で、
すべては、解釈なのですから、どうせならポジ解釈をすればいいんじゃない? と思っています。


こうこう事は、口癖により、何度も自分に言い聞かせる事になります。
最初は、本心ではそう思ってなく謙遜として使っていると自分では思っているのかもしれません。

ただ、繰り返されることにより、無意識の深い部分に、その言葉は染み込んでいき、やがて自分でも気づかぬ内に信念となります。

自分はこういう人間である。という信念です。


一度、信念が形成されると、それは確証性バイアスにより強化されていきます。自分の見たいものしか見えない、というあれですね。

「自分は頭が悪い」という信念が形成されると、
多くの事象が「自分は頭が悪い」ことに起因するように見えてきますし、
これまでなんとも思ってなかった事ですら、どんどん見えてくることになります。


どんどん信念は強化されていく。。
これを「カラーバス効果」とも言います。

どのような事象であっても、まずは解釈をポジに変える事、
ここから反転攻勢が始まると考えています。

■まとめ
口癖とは怖いもので、例え謙遜であったとしても、気を付けるべきである。繰り返されることにより信念となり、(実際はそうでないにもかかわらず、)その通りの人間になってしまう。

全ては解釈である。常にポジに解釈することで、このメカニズムを逆手にとり、自分はできる人間であるという信念を形成することができるのだ。






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