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許容可能な損失を大きくとるには、何を意識すればよいのでしょうか?[くま日誌]200号


【リスクとリターンのバランス】を考えています。これまでリターンを得るためには、許容可能な範囲でリスクをとる必要があると考えてきました。

これ自体は間違っていないのですが、最近もう少し、自分の中での考えが深まってきまして、

【許容可能な損失が大きければ大きいほどリターンも大きい】
と考えています。


微妙な違いなのですが、、

これまでリターンに目を向けていたのですが、【リスク≒許容可能な損失】 をより意識しています。

許容可能な範囲でリスクをどれだけ大きくとれるか、というイメージです。


許容可能な損失といっても、そこには、あくまで主観なのですが、大小があります。

自分の場合は、

▼リスク小:
友人を食事に誘ってみる

身銭を切ってセミナーに参加してみる

人間関係を広げる行動

副業で新しいことにチャレンジしてみる

新しい仕事にチャレンジ/転職

起業して新しい仕事を生み出す
▼リスク大

というような(あくまで自分の主観ですが)イメージがあります。


リスクが小さい場合は、チャレンジも容易なのですが、少しづつリスクが大きくなるにつれ、チャレンジも難しくなってきます。

少しづつ、レベルの高いリスクに自分を晒しているだろうか?

という自問は意味のあるものだと考えています。


というのも、許容可能な損失というのは、
1.実際の物理的なもの
2.思い込みなどの精神的なもの

の二つがあり、多くの場合、2がボトルネックになっているのではないかと考えています。

「自腹で3万円支払って、新しいことを学習する」というのもリスクと言えばリスクなんですが、大部分の人は、物理的には3万円は出せなくもない=許容可能な損失だと思います。

一方で、問題は、2の部分にあり、よさそうだとは思うけど無駄になる可能性もあるし止めておこうか。

という感じになりますよね。


この判断の良しあしを言っているのではなく、あくまで、例として考えて頂きたいのですが、いつもこのように考えてしまうとすると、それは物理的なものというより、精神的なものがハードルになっていますよね。

この、周囲の方からみると、「それは損失にもならない程度の損失じゃない?チャレンジ一択でしょ」というハードルも、

これはあくまで主観に基づく判断になるので、当人は、「いや、危ないので止めておきます」となる場合が発生します。


自分の場合は、上記のリスク許容度のリストからすると、徐々に上がってきたように思います。それは多分に精神的な許容度が上がってきたことに起因していると考えています。

これは付き合う人が変わったからだと思います。すでに色々チャレンジされている方が周囲におられ、それが自分の基準を引き上げることにより、精神的な成長をもたらしているのかもしれません。

■まとめ
・損失をどこまで許容できるのかは、物理的なものではなく、精神的なものがボトルネックになっている。

・付き合う人を変え、精神を成長させることで、許容可能な損失を大きくしていくことができ、その結果としてリターンが決まってくる。

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