成果を上げために重要なことはなんでしょうか?[くま日誌]62号
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生活にも「巡航速度」というものがあり、その速度は自分で感じる事ができます。
ある日は、非常に満足度が高く、またある日は、今日は何もやっていない気がする、、という感じですよね。
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何もやっていない気がする日であっても色々やってはいるのですが、往々にしてそのような日は、タスクや打ち合わせをこなす等の、日常の濁流にのまれ、気づけはもうこんな時間だというような日です。
そして問題なのは、自分の時間は、周囲からの要請により常に奪われます。
朝から晩まで日常業務に追われまくります。そして日常業務は、問題の核心については何も教えてくれない。だから成長実感や充実感も得づらい。
しかも、有能な人であればあるほど、組織からの要請が大きくなり日常業務に埋没してしまう構造です。
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一方で、今日は充実していた日というのは、自分の未来のゴールに向かって1歩進んだ実感がある時です。
自分や組織の能力へ投資し、それを伸ばした時です。それらの能力への投資を意図的に、主体的に行った時です。
成果を上げるための方法は、日々の要請をこなすことではなく、成果を上げるための能力を伸ばすことです。
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成長実感が得られないと感じる場合は、この原点に戻り、「自分は成果を上げるための能力へ時間を投資しているか?」と自問したい所ですよね。
私の場合も、直近、日常の濁流に飲まれてしまっていると感じているため、自戒のために記載しました。
■まとめ
成果を上げるためには、成果を上げることのできる能力が重要だ。日常業務をこなす事で成果を上げることは困難。
自分の生活の巡航速度を上げ、充実感を感じるためにも成果を上げることのできる能力への時間投資が必須である。