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恋人はこうやってできる。誰も教えてくれない恋愛の始まり方

若い頃は自然に恋愛ができていたのに、年を重ねるとそのチャンスが減ると感じること、ありませんか?

実は、この背景にはある「事実」が隠されています。それは、若い頃は「無意識に」できていたことを、大人になると意識して行う必要が出てくるということです。

その事実とは何か。それは「勘違いを生む力」です。今日は、その力を活用して恋愛を引き寄せる方法をお話しします。


カウンセラーとして相談を受けていると、恋愛が出来ない、好きな人に出会えない。というような悩みを抱える方がたくさんいます。「恋愛経験が少ない人」にその悩みを持つ人が多く、もしかして?この事実を理解していないのでは?と思い、書いてみることにしました。


恋愛の始まり方って、実はとても曖昧なものですよね。

出会いのエピソードとして話にしてしまえば、『○○という場所で会って、最終的に付き合う事になった』となるから。

だからこそ、恋愛経験が少ないと、『好きな人は、急に現れて、恋愛がすぐに始まる』と考えがちになります。

でも、実際に恋愛をしてみると、最初は顔見知りだったり、友達だったりからはじまって、日常の中で少しずつお互いの気持ちが育まれて、お付き合いに進むことがほとんどです。

恋愛感情は、一朝一夕で芽生えるものではなく、お互いの関係の中で少しずつ育っていくものなのです。

では、そもそも、その恋愛の最初はどうやって訪れるのか?という話です。

飲み会の席で急に恋愛は発生する

最近、大勢で飲み会を開いた時のことです。

ある年配の男性が、自分のお腹を触りながら
「男性として見られたいけど、このお腹じゃ」
と言ったんです。

私はそのお腹を見て、
「かわいいじゃないですか?」
と言ってみました。

すると、その男性は笑いながら
「このお腹で恋愛対象になる?」
と言いました。

その瞬間、私は自分の恋愛経験を思い出しました。
『私は、恋愛をする時、相手のどこを好きになるのだろう?』
そして、ふと思いついたことを口にしました。

恋愛って、勘違いから生まれるものだと思うんですよね。つまり、相手をどれだけ勘違いさせることができるか? だから、お腹は関係ないんじゃないかと思うんですが」

私の過去は、恋愛依存症と言ってもいいくらい、人を好きになっていました。

付き合うかどうかは別として、顔や性格、体型など、そういったものに共通点はありませんでした。

共通した意識として、自分が『この人のこと好きかも』と少しでも感じた瞬間があるかどうか、ということでした。

最近よく『思わせぶり』という言葉を聞きますが、恋愛は実はその『思わせぶり』から派生する『勘違い』が育っていく過程だと思うんです。

飲み会の隣の席でも、男女が仲良くしているのを見て「もしかして、あの二人は恋人同士かな?」と思うこともあるでしょう。

でも実は、兄妹だったり、ただの友達だったりすることもありますよね。

結局、私たちは人生を歩む中で、様々な勘違いをしながら生きているんです。

恋愛がうまくいく人といかない人の違いは、そういう『勘違いをうまく引き起こす力』にあるのだと考えています。

だから、お腹が出ている男性がいたとしても、それ自体はなんら恋愛の問題にはなりません。問題なのは、そんな男性が、女性を勘違いさせることができるのか?という部分です。

ここで私が
「年上の男性って好きですよ」
とでも言えば、

私は男性に勘違いをさせてしまうことになるでしょう。
でも、そうやって意識的に勘違いを引き起すことこそが、大人の恋愛では必要なんです。

だから、そういうのが上手な人は、飲み会の席で急に恋愛に発展したりするんです。

壮大な勘違いで人格も形成される


勘違いといえば、私の男友だちにこんな逸話があります。

その男友だちが小学生だった頃、「赤ペン先生」という学習サービスが流行っていました。自宅学習をしてテストを郵送し、その答案に赤ペンで添削がされて返送されてくるというものです。

この友だち、広告で見た「赤ペン先生」の女性の写真を見て、こう思ったそうです。

「良い点数を取れば、いつかこの先生に褒められるに違いない!」
と。

だからこそ、必死に勉強をがんばり、そのおかげで成績が上がり、最終的には海外留学を果たし、語学堪能な成人に成長しました。

赤ペン先生の女性に褒められると勘違いして努力した結果、友人は大きな成功を手に入れました。

このように、人は「勘違い」から力を得て、行動を変えることができます。

恋愛も同じで、「この人は自分に気があるかも」と勘違いすることで、気持ちが育ち始めることが多いのです。


また、別の男友だちの恋愛エピソードもあります。

ある女性がよくメールをしてきたため、彼は「これは自分に気があるに違いない!」と勘違いしてしまいました。

ところが、実際にはその女性はただ業務的な連絡が必要だっただけなんですね。

その後、その女性から連絡が途切れたことで、彼は女性が気になって気になってしかたなくなったため、

「もしかして、これって好きってこと?」

と考え、徐々に2人で会うような行動をとり、最終的に告白に至ったんです。

このように、人間は誰しも「確信」を持って生きているわけではありません。「もしかしたら?」という小さな勘違いが、恋愛に結びついていくことが多いのです。


勘違いを引き起こす力が恋愛につながる理由


日常生活ではさまざまな「勘違い」が起こりますが、その中でも恋愛は特に勘違いが多い世界です。恋愛の場面では、勘違いが原因で恋が始まることもあれば、別れや衝突のきっかけになることも少なくありません。

よくある勘違いのひとつに、「容姿や顔が良い人は簡単に恋人ができて、結婚に至る」という思い込みがあります。

しかし、現実は必ずしもそうではありません。顔立ちや外見が魅力的な人が注目されやすいのは事実ですが、それだけで恋愛や結婚がうまくいくわけではありません。

顔や容姿が良い人でも恋人がいないケースや結婚に至らない例は、身近な例や芸能人を見ても分かる通り、珍しくないのです。

では、恋愛がうまくいく人たちが持つ「モテる力」とは何なのでしょうか?

私が注目するのは、「勘違いを引き起こす力」です。この力を持つ人は、自然に相手に好印象を与え、「特別な存在」と思わせることが上手です。

たとえば、初対面で「今日の服、とても似合っていますね」「その笑顔、素敵です」といった気軽な褒め言葉を伝えたり、女性なら「すごい!」「カッコいい!」「憧れる!」といった言葉を自然に使いこなします。

これらの言葉を聞いた相手は、「自分が認められている」と感じ、その相手に好感を持ちます。

こうした振る舞いは、時に「あざとい」と思われることもありますが、むしろ育ちの良い人や心に余裕がある人ほど、自然に使える行動ともいえます。

日常的に誰に対しても明るくポジティブな声をかけられる人は、この「勘違いを引き起こす力」を巧みに使いこなしていると言えるでしょう。

恋愛は、多くの場合「錯覚」から始まります。「この人は自分に興味があるかも」「自分を特別に思ってくれているのでは」と感じる瞬間が、恋愛感情のスタート地点になることも少なくありません。

そのため、この「勘違いを引き起こす力」を身につけることは、恋愛を引き寄せる鍵といえるのです。


誰も教えてくれない恋愛の始まり方

恋愛のきっかけは、案外「勘違い」から生まれるものです。勘違いを引き起こす言葉や行動は、恋愛の出発点になり得ます。そして、それをうまく活用している人は、この力をまるで「武器」のように使っているのです。

意外と、私たちの心は単純です。ちょっとした言葉や態度で気持ちが揺さぶられ、恋愛感情が芽生えることも少なくありません。だからこそ、この仕組みを理解して、自分から勘違いを「演出」してみるのも一つの手です。

恋愛の始まりはどこからやってくるのか?
それは、日々のふとした瞬間にあるはずです。たとえば、毎日いろんな人に笑顔で挨拶をしたり、ちょっとした褒め言葉をかけたりするだけでも、その場の空気が和らぎ、相手の中に小さな好意が生まれるかもしれません。

恋愛の出発点は、多くの場合ドラマのような「目が合って一瞬で恋に落ちる」というものではありません。一緒に過ごす時間や会話を重ねる中で、「この人、いいかも」とどちらかが思い始めることで恋愛が始まるのです。

だからこそ、日頃からどんな相手にも「この人、好きかも」と思わせる行動を少しずつ練習してみることをおすすめします。

たとえば、気軽に「その服、似合っていますね」と言ったり、「さっきの話、面白かったです」と伝えるだけで十分です。そんな些細な行動が、いつの間にか勘違いを引き起こし、好感や恋愛につながるかもしれません。

そのうちの誰かが飲み会やイベントに誘ってくれることもあるでしょう。そこが運命の出会いのきっかけになることだって十分に考えられます。

恋愛は、偶然に見えて実は小さな行動の積み重ね。まずは自分から、恋愛のきっかけを生み出す練習を始めてみてはいかがでしょうか?


恋愛に悩む人のために、無料カウンセリングをしています。
その内容はこちらから。

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