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2025年のPolygonを理解するために覚えておきたい出来事8選

あけましておめでとうございます!
昨年Polygonを使った方も使っていない方も、今年もどうぞよろしくお願いいたします✌️

2025年はPolygon、そしてAggLayer躍進の年になる…というPolygon Labs幹部メンバーの投稿が気になる昨今ですね。

え?昨今のWeb3業界のトレンドが早すぎて、大御所Polygon PoS上の出来事が追いきれていなかったって!?

という方向けに、昨年のPolygon PoSエコシステムにとって大きな影響のあった出来事をまとめました✨

これからのPolygonを理解するヒントになるはず!ぜひここで追いついてください!

まずは…

2024年総括


2024年のPolygon PoSをデータで振り返りしょう。

  • アクティブウォレット数:5,500万(昨年度比+66% )

  • 合計トランザクション数:10億以上(+17%)

  • NFT:合計約5,700万Txn で市場規模約28.9億円(+125%)

  • RWA:市場規模は約8,500万円(+26%)

  • ゲーム:合計2.2億以上のTxn(+950%)、1060万以上のウォレット(+698%)!!

ブロックチェーンが日常で当たり前に使われメインストリームとなる、そんな未来を実現するプロジェクトが今年もたくさん現れ、その結果として当然の数字だと思います。

1:米大統領選で過去最高トレードボリュームを記録したPolymarket
Polymarketは、批判されがちなWeb3ユーザー体験がいかにして世界最高のフロントエンド予測市場プラットフォームに変貌を遂げるかというケーススタディとなりました。年末時点で2,620万件の取引880億ドルの取引高を記録し、従来の政治アナリストや経済学者だけでなく、何百万人もの一般ユーザーが未来を覗くためにこのプラットフォームを利用していました。

2:ステーブルコインの統合が現実世界でのユースケースに
Polygon PoS上でのステーブルコイン決済は、現実世界での採用を促進する重要な要素です。2024年はPolygon PoS上でのステーブルコイン統合が大きな進展を遂げた年であり、取引量はEthereum、Arbitrum、Baseといった主要チェーンを上回りました。

3:Polygon PoSゲームプロジェクトの躍進
MATR1X FIRE」は470万回以上のダウンロード1億3800万件の取引を記録し、Web3ゲームの採用がどのようなものかを世界に示しました。「Wilder World」は2024年末、Epic Games Storeの最もウィッシュリストに追加されたゲームトップ10にランクインし、2025年のさらなる飛躍を確実にするトレーラーを公開しました。また、「Gas Hero」はSTEPNのチームによって2024年1月にローンチされ、多くのユーザーを抱えています。さらに、「Planet IX」はゲームとステーキングを融合させた独自のコンセプトで、熱心なゲーマーベースを拡大しました。

4:Courtyard、50万点以上の物理的コレクションをオンチェーン化
Courtyard.io190万件以上の取引を記録し、NFTのミントを可能にすることで物理的なアイテムをデジタル化し、Brinksで安全に保管する仕組みを提供するトレーディングカードオークション/取引プラットフォームです。現物は金庫で保管、取引はオンチェーンで安全に、という新しい概念生み出しました。特にトレーディング界隈でも際立って評価の高い1999年初版リザードンの出品が話題になりました。

5:DEX取引量が600億ドルに迫る中、Quickswapがチェーンを越えて統合
Polygon上のDEX取引量は590億ドルに達し、UniswapやPancakeswapが主導する一方で、Polygon CDKを活用して構築されたクロスチェーンDEXであるQuickswapに引き続き大きな流れが集中しました。

6:Spiko、トークン化された国債で新たな資本市場を開拓
Spikoは、暗号資産の仕組みを活用し、資本市場のインフラを再構築中。特にマネーマーケットに焦点を当てています。昨年4月のローンチ以来、ユーロ圏国向けのトークン化された国債で2億4400万ユーロ、米国国債で4700万ドル以上の純流入を記録しました。

7:Fox CorporationのVerify、TIMEと初の出版パートナー契約を締結
アメリカの巨大マスメディア企業Fox Corporationが構築したオープンソースプロトコル「Verify」は、登録されたメディアの出所を証明する技術です。Polygon PoS上で10万6000の記事30万のコンテンツを登録した後、2024年にPolygon CDKを利用した専用チェーンを構築する計画を発表しました。今後も拡大が期待されるサービスの一つです!

8:Mintstars、アダルトコンテンツクリエイターに更なる自由を提供
OnlyFansのようなアダルトクリエイター向けプラットフォームにブロックチェーン技術を導入するMintstars。チャージバックの心配がなく、性に肯定的な環境を提供し、クリエイターが収益の100%を保持できる仕組みが特徴です。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスによるこの特集記事も要注目です。

AggLayer でWeb3をさらに先へ

※AggLayerについては過去記事で詳しく解説しております!ぜひご覧ください!

昨年初頭、コミュニティはPolygon PoSをAgglayerに接続する提案について議論を開始しました。この接続には、Succinct Labsが開発した汎用zkVM「SP1」が使用されており、その基盤にはPlonky3が採用されています。
Agglayerを通じた接続により、Polygon PoS上のすべてのdAppが、他の接続されたチェーンの流動性とユーザーベースにもアクセスできるようになります。

接続されるチェーンの数が増えるにつれて、Polygon PoS上のdApp、さらにはその枠を超えた領域で、アプリケーションが「エスケープ・ベロシティ(急成長)」を達成するための舞台が広がっていきます。

2025年はAggLayerの年!

今後のアップデートにもご注目ください🔍


この記事は2025年1月8日に投稿されたPolygon Labsによるブログ記事 "2024 Was Web3's Big Breakout Year, Led by Projects on Polygon PoS" の翻訳を元に作成しています。


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