【デッキ紹介】トゲキッスチルタリス【帰ってきた白い悪魔】

平素より大変お世話になっております。
秋葉原でポケカなどを嗜んでおります。ゆんと申します。

前回のギラティナと同様、今回も思考整理のためnoteを書いております。
今回のデッキは、トゲキッスチルタリスです。

デッキレシピ

帰ってきた白い悪魔

コンセプト

耐久力390の壁!ダイグライド!マジカルエコー!

採用カード

今回も特筆したいところだけ書きます。

トゲキッスV / VMAX 3-3

1ターン目にトゲキッスVが置けていないと話にならないので4枚入れたいところですが、どの対面でも大体1匹しか使わないので他のカードを入れるために削っています。

チルタリス(マジカルエコー) / チルット 3-4

トゲキッスVMAXに乗ったダメカンを相手のバトルポケモンに乗せ換えるので、エネをトラッシュしないうえに打点があるモミです。
その代わりに、ほぼほぼサイドを1枚献上することになります。
ただ、モミやチェレンの気くばりと違って場に出しておけるので、マリィやツツジで手札が流されても、トゲキッスVMAXさえ生き残っていればなんとかなります。
というかそれが一番強いです。
チルットだけおいておけば、ドロサポが回復・攻撃札になり得るので安定します。
ただし、ワザの効果でダメカンを乗せ換えるので、ビッグパラソルやカビゴン(へいきなしぼう)には要注意です。(相手のバトルポケモンには乗せられませんが、トゲキッスVMAXからダメカンを取り除くことはできます)

チルタリス(きせきのまもり) 1

ミルタンクも入っているので、なぜ?と思うかもしれません。
理由としては以下の通りです。

  • Vポケモンからワザのダメージを受けないポケモンを2面立てて詰み盤面を作るため。

  • エンペルトV、コオリッポV、そらをとぶピカチュウVMAXなど、たねポケモンに対するメタのメタになり得る。

  • ベンチを絞るタイプのデッキが相手でも、60ダメージを安定して出すことができる。

ミルタンク 1

逆に今度は、チルタリスが入っているのに、なぜ?と思うかもしれません。
理由としては以下の通りです。

  • うまく回っていないときの時間稼ぎになり得る。

  • ベンチを広げてくるデッキに対しては、110点(90点)のサブアタッカーになる。

  • あなぬけのヒモをケアするのに雑にベンチに置いておける。

  • ミルタンクをわざと見せて相手の出方を伺い、詰み盤面に持っていけるか計算する。

イベルタル 1

無いとミュウに勝てません。
が、ミュウ対面は以前のトゲキッスに比べて格段に楽になっています。
というのも、マジカルエコーのおかげでトゲキッスVをベンチに置かなくて良くなったからです。
さらにかがやくサーナイト・おおきなおまもり・VガードエネルギーのおかげでトゲキッスVMAXの耐久力が390になるので、フュージョンエネルギー4枚のメロディアスエコー+こだわりベルト+パワータブレットx3枚でようやく倒せる計算です。
ただ、いずれもすべて嚙み合っての計算なので、1枚でも良いのでフュージョンエネルギーをつぶす方が楽になります。
ちなみに、テクノバスタ―だとこだわりベルト+パワータブレットx4枚でもトゲキッスを倒せなくなります。
ときどきゾロアークVSTARやアルセウスVSTAR系統に使うこともあります。

すごいきずぐすり 3

マジカルエコーがあるのに、なぜ?と思うかもしれません。
このデッキの最大の弱点は、トゲキッスVMAXに100くらいのダメージで小突かれることです。
おとぼけスピット、アクアバレット、などなど。
その程度のダメージを、サイドを1枚献上して跳ね返すくらいなら、すごいきずぐすりで回復してトゲキッスVMAXが攻撃できた方が強いわけです。
このデッキは序盤にトゲキッスに手貼りできず、やむなくダブルターボエネルギーを貼ってワザを打つことが多々ありますが、以前のトゲキッスと違って、エネルギーの手貼り権があまりがちです。加えて、あとから耐久を上げるためにVガードエネルギーを貼ったり、打点を上げるためにパワフル無色エネルギーを貼っていると、ダブルターボエネルギーが要らなくなるので、すごいきずぐすりでトラッシュして回復しつつ打点アップさせることもできます。

博士の研究 / マリィ / ツツジ / ボスの指令 4-4-2-2

以前のトゲキッスはサポート兼をチェレンの気くばりに使うしかなく、そもそも山札を引く必要もほとんどなかったのですが、今回のトゲキッスはとにかく、毎ターン チルットを置く、チルタリスに進化する、チルタリスにダブルターボエネルギーまたはツインエネルギーを貼ることさえできれば良くなりました。
なのでドローサポートを厚めに採用して、動きを安定させることに重きを置いてあります。
ツツジ2は自由枠ですが、個人的にはギラティナを重く見ていて、終盤はツツジを連続で使って何もできない状態にしたい意味で2にしています。

キャプチャーエネルギー / Vガードエネルギー / パワフル無色エネルギー 2-3-1

耐久して耐えることに重きを置いたので、対面によっては引けていないとまずいVガードエネルギーの枚数を厚めにしています。
今のところキャプチャーエネルギーが2枚で困ったことはありません。
パワフル無色エネルギーは貼れたらラッキーくらいに考えています。

基本的な動き方

基本的な対面では、トゲキッスVMAXとチルット(チルタリス)の2匹だけの盤面を作ります。
後は毎ターン、サポート+ ダイグライドorマジカルエコーを打つだけです。
簡単です。

チルットばかり狙われる

それで正解です。マジカルエコーはトゲキッスを回復する手段であって、ダメージを跳ね返すのはおまけです。
トゲキッスにダメカンが乗らないなら、それはそれで良いのです。

トゲキッスVMAXをワンパンしてくる

チルタリスとミルタンクに一縷の望みをかけましょう。

ダイグライドで何を持ってくるべき?

大体は博士の研究orマリィ+チルタリスorダブルターボエネルギーを持ってきておくと間違いないです。
対面によっては序盤にメッソンを倒し尽くしたいのでボスの指令になったり、100打点で小突いてくるデッキなら一旦すごいきずぐすりで回復することを考えたり、耐えることが大事ならおおきなおまもりやVガードエネルギーを持っておくなど。
以前のトゲキッスはチェレンの気くばり+1だったのでかなり選択肢が狭かった(ちゃんと次の行動を予測しないとダメだった)のですが、今はとりあえずドロサポを持っておけばいくらでもリカバリが利くので、悩みすぎて時間切れにならないようにだけ注意しましょう。

各対面の有利不利およびゲームプラン

パルキアVSTAR+うらこうさく 微有利

序盤はひたすらメッソンを倒します。
サイド4になってからパルキアに攻撃します。
すごいきずぐすりやボスの指令を多用する試合になります。
VMAXになった時点でワンパンできないので、チルットを置く枚数と、マリィやツツジをいつ打たれるのか逆算して試合を組み立てていきます。

ミュウVMAX 不利

とんでもない耐久力を持っているのに、なぜか勝てない相手です。
イベルタルでフュージョンエネルギーを落として4エネメロディアスエコーだけ回避できればなんとか……

ギラティナVSTAR(ロスト軸) 不利

どんなに耐久力を上げても、スターレクイエムできぜつさせられます。
トゲキッスVMAXにビッグパラソルを貼りつつ、マリィやツツジを連打して、ツールジャマ―やロストスイーパーを引かせないようにお祈りしましょう。

キュレムVMAX+パルキア 不利

キュレムVMAXがトゲキッスをワンパンできるので不利です。
ただ、ミルタンクやチルタリスを突破できるポケモンはあまり採用されていません。
エンペルトVかコオリッポが採用されているケースが多いので、チルタリスを育ててメタポケモンたちを倒しましょう。
忘れずに頂きへの雪道も貼ります。

ゾロアークVSTAR  微有利

トゲキッスがワンパンされるかどうかギリギリのラインなので難しい対面ですが、390ないし370は出せないので、トゲキッスを育てきれば勝ちかなと思っています。
あとはイベルタルのはかいのさけびで、ダブルターボエネルギーやVガードエネルギーをはがしつつ、場合によってはきせきのまもりのチルタリスやミルタンクで詰みへ持っていきます。

アルセウスギラティナ 微有利

相手はトゲキッスをワンパンする術が無いのと、ミルタンクやチルタリスを突破する手段がギラティナVしかいないので、基本的には有利です。
しかし相手はドロサポを大量に入れていてビーダルまでいるので安定感が高く、妨害が効かないぶん微有利くらいかなと。
ミルタンクは最後まで見せないようにして、終盤に相手の場にギラティナVがいないことを確認してから出します。
大体エネルギーが枯渇していて育てられなくなっています。

レジギガス 無理

相手がパワフル無色エネルギーを採用しているかどうかで変わります。
採用されていたら無理です。

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