見出し画像

Creditcoin×CRYPTO Meteor City AMAまとめ

この記事は仮想通貨コミュニティ「Crypto流星街」によって運営されています。
こんにちは、Crypto流星街の0x_tamaです。

本記事は、2022/3/19に行われた、CreditcoinのAMA(Ask Me Anything)についてまとめた記事です。



Creditcoinプロジェクトの概要

Creditcoinは、米国、カナダ、韓国、ナイジェリア、エストニアに拠点を置くチームによって2019年4月4日に立ち上げられ、新興市場の銀行口座を持たない人々の信用システムの欠如に対処することを目的としています。
銀行システムにアクセスできない人は、ノンバンクから借りなければなりません。
ただし、銀行以外のクレジットレコードは、データを信頼できないため、銀行では受け入れられません。
このプロジェクトは、公共のブロックチェーンに客観的にクレジット取引履歴を記録することにより、問題を解決することを目的としています。


Crypto流星街からの質問と回答

Q1:今日は私たちのDiscordにきてくれて、ありがとうございます!まずは自己紹介とプロジェクトについて教えてください。

皆さん、こんにちは。私はGluwaの創業者兼CEOのTaeです。私たちはボーダレスなクレジット投資ネットワーク「Creditcoin」を構築しています。

Q2:プロジェクトチームについての質問です。何人くらいのチームで活動しているんでしょうか?

私たちは60人以上の社員が世界中に散らばっています。アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、EU、韓国、アフリカ。
エンジニアとファイナンスのバックグラウンドを持つ人が中心です。

Q3:Creditcoinとはなんですか?簡単に教えてください。

Creditcoinは、先進国市場の遊休資本と新興国市場の高利回りの機会をつなぎます。このOpenFiプロジェクトは、伝統的な金融(TradFi)とDeFiを結合させます。そうすることで、投資家はTradFiより高い利回りとDeFiより安定したリターンを得ることができるのです。

本日はCreditcoin。金融プラットフォームをBlockChain上に実装しようとしているGluwaが携わるプロジェクトの一つだ。信用情報とブロックチェーンということでリスナーもまだピンと来ていない様子。適宜補足を挟みながらゆるゆると進行する。

Q4:Creditcoinの特徴について詳しく教えてください。

Creditcoinは、信用取引を照合・記録するための基盤となるL1ブロックチェーンで、信用履歴と融資実績の公開台帳を作成し、新世代の相互運用可能なクロスチェーン信用市場への道を開くものです。

Q5:$CTCトークンの有用性について教えてください。

CTCはクレディコインネットワークの通貨です。クレディコインを利用するためには、取引手数料として$CTCを支払う必要があります。
また、$CTCが資産として成熟するにつれ、クレディコイン財団は$CTCのより多くのユースケースを開発中です。
先日、分散型ブロックチェーンにとらわれないブリッジプロジェクト「Gateway DAO」を発表しました。
このDAOは$CTCのステーキングを提供する予定です。財団は、$CTCの活用方法をさらに研究開発し、OpenFiのエコシステムを拡大することを継続的に行っていきます。

端的に、Creditcoinは信用情報を記録するブロックチェーンであるようだ。ブロックチェーンで信用情報が参照できるようになるといろいろと既存金融商品がブロックチェーン上で実装できるのではという期待がある。とても興味深いプロジェクトだ。一方トークンは手数料の支払いで利用される為、大きな買い圧は生まれないように感じる。価格維持の他にもユーティリティが欲しいところではある。

Q6:Creditcoin Chainは独自のPublic Chainのようですが、他のチェーンとの相互運用性はありますか?例えばERCやBSCなど。

はい、クレディコインは初日から相互運用可能なブロックチェーンとして設計されています。
どのようなパブリックチェーンとも連携できます。
Creditcoinは現在、ビットコインとイーサリアムに対応しています。
イーサリアムをサポートしているため、他のEVM互換チェーンにも迅速にサポートを拡大することができます。

Q6-1:現在、他のEVMとの接続を検討しているチェーンはありますか?

EVMチェーンの中では、Polygon、Binance Smart Chain、Tronとの接続を考えています。
また、Stacksなどの非EVMチェーンとも接続を進めています。

Q7:これまでに達成したマイルストーンと、今後の目標を教えてください。

2017 — クレジットコインプロジェクトを発表 
2019 — Creditcoinのメインネットを立ち上げ 
2021 — 債券口座(APY12%)開設 
 — L2(ルニバース)統合 
 — L2で200万件のトランザクションを記録 
2022 — Creditcoin 2.0を発売
 — Credal(クレジットコインAPIサービス)開始
 — コミュニティNFTプロジェクト開始 
 — 賞金付き普通預金/貯蓄預金(APY5%)の開設
 — Creditcoinに投資機会を提供するレンダーを増やす

Gluwaは2014年から、Creditcoinも2017年からプロジェクトが立ち上がっており年季が入っている。2021年に達成している債権口座(12%APY)については他のファームとはアセットの性質が違うためポートフォリオの分散に役立つかもとはD氏。言われてみるとなるほどと感じる部分だ。

Q8:Creditcoinのローンの対象者について質問です。メインのターゲットは個人でしょうか?それとも会社でしょうか?

両方です。
現地市場に精通した金融機関がグローバルに調達し、現地で展開する。
まず、金融機関やフィンテック企業が投資家から資金を調達する。
次に、調達した資金を他の企業や個人に対して投資します。

補足となるが、Creditcoin自体はレンディングやローン機能は現状持たない。あくまで信用情報を保持したチェーンであり、手数料を支払うことでチェーンから信用情報を取り出せるものとなる。信用情報のオラクルの様なものになるのだろうか。

Q9:ウォレットに紐付いたNFTを信用情報として利用する予定はありますか?

いいえ、しかし債券はNFTにすることができます。
Creditcoinへの投資が大きくなれば、Creditcoinで発行された債券のセカンダリーマーケットが期待されます。

Q10:これまでに銀行のような機能を目指したブロックチェーンプロジェクトがたくさんありましたが、それらは何故失敗したと思いますか?(例えばバンクエラ)

バンクエラは初めて知りましたが、一般論としてお答えします。 
銀行のようなシステムを構築するのは不十分です。
銀行は、他の銀行とのネットワークの中でしか実用的ではありません。
ネットワークに接続するためには、認可された銀行でなければならない。 CreditcoinはTradFiに取って代わるものではなく、それらを強化するために設計されています。
TradFiと世界中のDeFiユーザーをつなぎます。

Q11:信用スコアを取得することで無担保型の貸し出しを実現するのはとても有用です。 一方、悪意あるユーザーによる信用の創造や存在しない人を信用スコアとして登録することが出来るのではと感じました。 悪意あるユーザーに対してどのように対抗しますか?

当然ながら、優れたクレジットスコアリングモデルは、クレディコインのデータだけに頼ってあなたを評価するわけではありません。
KYCなど、あなたのオフチェーンデータも含まれるでしょう。
私たちは、現地市場の信用評価の専門知識を持つ機関が、外国人投資家と現地借り手の間に留まると考えています。

あくまでも借り手側の一つの情報であり、最終的な判断は貸し出し側が様々な情報をもとに行うといった回答だ。既存金融と同様、これ一つで判断させるといったものではないようだ。

Q12:信用情報として、自身のウォレットの情報は利用されますか? 例えば、これまでの資産運用履歴が信用情報として利用されることはありますか?

信用スコアリングモデルによる。クレディコインは信用取引を可能にし 記録を残しますが、信用評価はオフチェーンで行われます。
各投資家は自分の好きな信用評価モデルを使用することになります。
しかし、過去の投資履歴を含めることは、あなたの財務能力を示すことになるので、意味があります。


Community Queshionまとめ

Creditcoin AMAでは多くの質問が飛び交いました。
全てを紹介することが出来ませんので、お答え頂いた質問と回答を紹介します。


CQ1:これから先、ビジネス対象地域はどのような国、地方に広げていく予定ですか? 日本や東南アジアへの進出はありますか?

投資家向けには、あらゆる先進国市場に展開していきます。北米、欧州、日本。借り手に対しては、新興国を中心に展開していきます。アフリカ、東南アジア、ラテンアメリカなどです。 
私たちは、すでに多くの新興国市場に進出しています。

CQ2:ユーザーは、信用スコアを共有することで得られるメリットはあり

そうなんです! より良い条件で、より低い金利で借りることができるようになったりしているのです。
信用がなければ、そもそも融資を受けられないかもしれません。

CQ3:Creditcoinのライバルとなるプロジェクトはどこと考えていますか?

まだ目立った直接のライバルは見当たりませんでした。
しかし、多くのプロジェクトがOpenFiに参加しているのを目にし、私たちは興奮しています。
最近、CZが “Bridging tradfi and crypto “とツイートしました。間違いなく上昇トレンドです。

CQ4:トークンを購入する層、クレジットコインを使うターゲットはどこにありますか?

ターゲットは、国外での資金調達にメリットを感じられる新興国の金融機関、つまりそのほとんどがそうです。
Creditcoinと統合することで、市場に対する機関の専門性を示すことができ、データに基づいてより多くの資本を調達し、成長することができるのです 私たちはすでに、そのような企業数十社と連携しています。

CQ5:多くのユーザーを増やす方法を考えていますか?

当社のレンディングパートナー(銀行、フィンテック)は、合計で200万人以上の借り手を抱えています。
今後も継続的にパートナーを増やし、リーチを拡大していく予定です。同時に、異なる地域、異なるビジネスモデルなど、様々なタイプの投資機会をエコシステムに提供する予定です。


最後に日本のユーザーへ何か一言をおねがいします。

はい!現在、東京の新宿で美しい3D広告を展開中です!
 簡単なミッションに参加し、NFTをゲットしてください。
各NFTにはユニークな特徴があります。

クロス新宿ビル屋上のデジタルサイネージ

今日は本当にありがとうございました。私たちのコミュニティは、これからもCreditcoinを応援しています!


Creditcoinソーシャルリンク

Twitter
Telegram
medium
WebSite(Gluwa)


おまけTips

何らかの理由で信用情報が棄損しており、スマホの買い替え時に分割ができないという話がでていたが、リスナーから解決策が。

もし困ったら、思い出していただけますと幸い。


コミュニティ紹介

Crypto流星街(CRYPTO Meteor City)は、仮想通貨コミュニティおよび投資グループです。
Crypto流星街は常に新しいコミュニティメンバーを募集しています。
仮想通貨(暗号資産)やNFTについて質問や困ったことがあればお気軽に初心者部屋へお越しください。
Crypto流星街 初心者部屋🔰オープンチャット

Crypto流星街 ディスコードサーバー

Crypto流星街コミュニティ紹介note


いいなと思ったら応援しよう!