Ultimate Vocal RemoverへのDemucs v4の導入
はじめに
皆さんUltimate Vocal Remover使ってますか?僕は使いまくってます。特にDemucsというモデルがデフォルトのモデルと違いとても精度良く、子音をドラムトラックに分離することもないので大変重宝してます。
UVRに入ってるDemucsはv3というバージョンですがv4が出ているそうなので入れてみました。
モデルダウンロード
モデルのダウンロードにちょっと癖がありますががんばってください。ちなみにコマンドプロンプト触ったことない人は諦めるか他の人にモデルもらってください。
それか余談見てください
まずdemucsをpythonで入れます。ここに従ってください
python 3.9.13を使います。
pyenv local 3.9.13
demucs入れます。なんかpython3使えなかったので普通の使ったけど大丈夫でした。
python -m venv demucs
cd demucs
python -m pip install -U git+https://github.com/facebookresearch/demucs#egg=demucs
何かしら一個分離します。必ずモデルでmdxを選択するようにしてください。ちなみに存在しないファイルを入力してもダウンロード自体はできるのでファイルを用意する必要はありません。
demucs -n mdx -d cpu myfile.mp3
ダウンロードできたらパスが書いてあるので取りに行ってください。
この4つのファイルと
(作業フォルダ)\venv\Lib\site-packages\demucs\remote\mdx.yaml
が必要なファイルです
導入
UVR.exeがあるフォルダのmodels→Demucs_Modelsフォルダの中にmdx.yamlをわかりやすくリネームにして入れます。ちなみにこのファイル名のままUVRの画面に出てきます。そしたら4つのデカいファイルをmodels→Demucs_Models→v3_repoに入れます。
なんか増えてますね。工事完了です。
余談
実はモデルダウンロードリンクはguthubのリポジトリの中のdemucs/demucs/remote/files.txtに書いてあります。(こ↑こ↓)
これを
https://dl.fbaipublicfiles.com/demucs/ + (root) + (ファイル名)という風につなぐとファイルのDLリンクが得られます。どのファイルが必要かはyamlファイルの中身見てください。
まあ全部ダウンロードしちゃってもいいと思うけどねぇ….
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