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【Liella!3rdTour宮城Day2参加レポ】やっぱり私、Liella!が好きだ!!!
こんにちは、穏健派ツイッタラーのまざ(@0x197maz)です。
去る12月4日、Liella!3rdツアー宮城の2日目に参加してきましたが、その後の平日の仕事が忙しすぎてまともに振り返る時間がなく、
結果、鮮度が命のライブレポを2週間ぐらい経ったあとに出すという体たらくですが、アーカイブ見て記憶を思い出しながら書いていこうと思います。
セトリ全部については面倒なので書きません。自分の好きなとこだけ書きます。
筆者プロフィール
・22歳成人異常男性(社会人1年目)
・1st仙台Day2の伝説のライブを現地で見てスパスタ沼にハマる
・好きなカップリング:クーカー
・座右の銘:「クーカーは事実」
0. ライブ参加前までの心境
正直に言うと、全く期待してなかった。
というのも、皆さまご存じの通り、3rdライブでなぞることになる「ラブライブ!スーパースター!! 2期」というのは…
ニコ生アンケート2020年代ワーストの評価(18.6%)を叩き出す
中国人に「反人類糞作」と罵倒される
最終回終了後の生放送がガチお通夜状態になる
2期の出来を巡ってお気持ちnoteが乱立する
…など、カオスの様相を呈していた。
※僕もお気持ちnoteブームに乗って書いてたりした↓
まあそんな災害レベルのアニメをなぞることになる3rdライブに期待できるポイントなんぞ1mmもなく、考えていたことは、
「ビタサマと揺らぐわだけ拾えたらいいかな」「幕間はスマホ見てようかな」といった、自分のメンタルが破壊されるのを防ぐための自衛策ばかりでした。
とりわけ、クーカー派の自分にとっては本当に何も期待していなかったというか、諦めのキモチにすらなってました。
ワンチャン伊達リーの絡みがあれば御の字かな、レベル。
その理由はこれを読むような皆様ならもうお察しだと思うので省略いたします。
(ライブ開演前にオタクに当週発売のリエスペを読ませてもらったのですが、まあ、悪夢のようなゴリ押しが展開されてて、もうね…)
1. 開演~リエラのうた
・自己紹介(コーレス)
Li「スバラシイコエノヒト、おほっ」×2
Li「うぁっ!(笑顔で伊達を指差す)」
伊達「(無言の確認)」
Li「(無言の笑顔)」
伊達「(無言の笑顔)」
?????
いや、クゥクゥのコーレスの生みの親はクーカーなのである意味必然ではあるんですけど…
超~~~~~~引っ張ってこれですからね、良いスタートを切りました(?)
あと「おほっ」ポイントも加点です(??)
・Welcome to 僕らのセカイ
曲のアウトロでステージに鈴原さんが現れる
↓
Liyuuさんが捕まえて背中を押す
↓
伊達さんが手を差し伸べる
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アニメではきな子は5人のパフォを「見ていた」だけでしたが、
ライブでは上記のような展開が追加に。
先輩が背中を押して受け止める展開、ベタといえばベタですがそれがクーカーで行われたという点、すごく丁寧丁寧丁寧な作りだと思います。
Liella!としての最初の一歩を踏み出した2人が、今度は最初の一歩を踏み出そうとしているきな子の背中を押している、なんて美しいのでしょうか。
これまではあんまり刺さってなかった曲でしたが、一気に一軍レベルの曲に昇格しました。
(余談ですが、現地ではアリーナ後方のしかも出入口付近の角付近の席だったため、この演出見えてませんでした。アーカイブ見て気づきました。)
・Butterfly Wing
結那さんがエグい。それだけ。
正直、光る棒を振るのも忘れて息を呑んで見ていました。
圧巻のビジュアル、圧巻の歌声、圧巻のパフォーマンス…
ここまで心奪われるような感覚も久しぶりでした。
3話のかのんの絶望顔の気持ちが少しわかった気がします。
・リエラのうた幕間
![](https://assets.st-note.com/img/1670693630307-fwyAfnqPKv.jpg?width=1200)
ごめんここだけスクショ貼らせてくれ。
何起き??????????????????????
もちろん本編?にはこんなシーンは一切ないのだが、何故だかかのんの隣がきな子ではなくクゥクゥになっている。
(他の部分もほぼシャッフルされていた)
本当に理由が不明すぎる。
さっきのコーレスといい、俺は今まで2期という幻覚を見てたんじゃないかと思えてきた。これが正しい歴史認識なのか…?
それにしても、かのんの隣で満面の笑みのクゥクゥ…
2期でこういうのを見たかったんだけどなあ…
なお肝心の曲のほうはゴリ押しトロッコ2発で「論ずるに値しない」内容でしたので省略します。やっぱり見てたのは2期でした。
トロッコクソ近かったので耐えましたが。
2. ビタミンSUMMER~揺らぐわ
・ビタミンSUMMER!
3rdライブの大本命◎、単勝オッズ1.5倍の曲…だったんだけど思ったより刺さらなかった。3着。
パフォが悪いとかじゃなくて単純に伏兵の伸びしろがデカすぎただけの話。
曲自体はやっぱり盛り上がりますね。UOグルグルできないのだけ残念
・POP TALKING
![](https://assets.st-note.com/img/1670768662253-HhUFommV1k.jpg?width=1200)
3rdライブ対抗〇だったんだけどこっちは普通に着外。
ゴリ押しトロッコはね、ダメだよ。
あとこの曲ダンスプラクティス上げてたと思うけどトロッコ使うんかいとなりました。
・Chance Day, Chance Way!
思ってた100倍楽しい曲だった。
まさに「お祭り」って感じで盛り上がれる曲だし、今後も期待できそうな曲だなって思いました。欲を言えば衣装が見たかったくらい。
サビの振り付けはシンプルで一緒に動きやすいですね。振りコピ入門曲
・色づいて透明
Liyuuさんのソロパートの歌声がガチ神掛かってます。以上です。
・揺らぐわ
これビタサマ衣装でやるの結構衝撃的だったかもしれん。
2期生が輝いてましたね…(なお現地ではあまり見えなk…)
アーカイブ見返したらやぶちゃんがイケメンすぎて惚れました。好きです。
3. Sing!Shine!Smile!~アンコール前
・Sing!Shine!Smile!
【現地】
クソジャケットアレルギーを発症していました。以上です。
…というだけではクソnoteになってしまいますので、少しこの曲について語りましょうか。この曲には色々借りがある。
まずは何も言わずこの史上最悪のクソジャケットを見てくれ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93253030/picture_pc_76cdbb08f48c300ed2d9ca0245b131c7.png?width=1200)
YouTubeに「クソサムネ」という文化はあれど、「クソジャケット」をここまで極めることができるのはもはや賞賛に値します。
一体何を食ったら全体曲のジャケットを「公式がゴリ押したいCP発表会場」にできるのか、理解に苦しみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1670943054669-jNeg18naQ8.jpg?width=1200)
しかもよりにもよってこの曲にクーカー的要素があるのがまたムカつく。
マジで2期をここまで耐え忍んできたクーカー派をおちょくってるようにしか思えないんですよね。
…さて、本記事の趣旨から外れそうなのでこの話はこの辺にして、
現地では前述のとおりアレルギーで死んでいた(意訳: 後ろすぎてよくわからなかった)ので、改めてアーカイブで該当シーンを見てみました。
…あれ、全然印象違うぞ。
そこにはゴリ押しの不快な味は一切なく、美しい芸術が広がっていました。
まず目につくのがLiyuu-伊達-ペイの並び。
いや、現地でもちょっと思ってました。クーカース多くね?って
改めて見たら、やっぱり多いんですよ。
2期の9-10話基準で考えるならば、クとスの間にカが入る余地なんて皆無なんです。
だけれども3rdでお出しされたそれは間違いなくクーカースだった。
ここで私は思い出しました、オタクのある虚言ツイートを。
Liyuu「9話の見所は可+か+すです!」
— シラスダンボール (@shiradan_adam) October 8, 2022
スーとカーに私を取り合わないでされるクーが見所らしいです
— シラスダンボール (@shiradan_adam) October 8, 2022
これは2期の振り返り上映会に行った受刑者オタクのツイートなのですが、Liyuuさんが2期9話をクーカースと解釈したというものでした。
言いたいことはわかりますよ。これを聞いたオタクたちは大体これでした。
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酒5Lくらい飲んで裸で踊ってても思いつかないようなトンデモ解釈すぎて、正直何言ってるかわかりませんでした。
別のアニメの話されてます?
— まざ💫@Liella!3rd北海道両日 (@0x197maz) October 8, 2022
Twitterのオタクが「9話はクカスだよ」と言ってたら「アハハ基地外だフォローしとこ」となるけど、
— ℭ𝔘ℜℜ𝔜 (@88paksr8623) October 8, 2022
Lyが言ってたら「まあ、お前ほどの人間が言うなら……」と1/3くらい本気で信じかけるのマジで良くない
極限までポジティブに解釈するのやめろ
— MASK (@MASK_W_N_o_4) October 8, 2022
↑混乱するオタク達↑
まさかガチでクーカースだったとは…
Liyuu様にはもうどうやっても勝てません。お見それいたしました。
ライブに話を戻しますが、演出面ではやっぱり間奏での星バトンがかなり印象に残りましたね。
そこには確かにクーカーの味がありました。
最初は2人で始めた活動もいつの間にか9人になり、もうあの頃のように眩しく輝くことはないけれども、9人で繋ぐバトンの中に、2人だけで作った最初の星の輝きは色褪せず、確かにそこに輝いていました。
…どうしてこんな素晴らしい演出ができるのにジャケットはああなったんだ???
・私のSymphony
2期生だけで歌う2番がかなりグッときました。
2期生にとって、ここまでの道のりは決して平坦じゃなかったはずです。
あまりに高すぎる先輩たちの壁、そしてクソアニメ。
「5人が良かったのに」と言われ、「演技力がない」と叩かれ、挙句アニメはあの始末で大炎上。
きっとこの日まで彼女たちは苦しい日々を過ごしてきたに違いありません。
そんな彼女たちが今、ステージの上で「楽しい」と思い、新たな夢を持ってくれるのならばファンとしてそれ以上嬉しいことはありません。
4. アンコール
アンコール待ちの時間に6月の伊達リー事変の撮影風景が出てて笑っちゃった。シュールすぎ。
※伊達リー事変とは↓
・水しぶきのサイン
本当に曲の存在を忘れてた。ごめん
もう真冬に入りかけてるときに夏の曲をやると温度差で風邪引くぜ。
野外フェスとかでやったら透き通りそうな曲だと思います。
・Dreaming Energy
まさかまさかの1期時代曲その1。
普段の私なら5人時代の曲を9人でやるのは~とかお気持ちを垂れ流すところだが、正直もうそれどころじゃなかった。
トロッコがクーカーキでした。(しかも前方に止まった)
ああ!!!!!!!!!!!!伊達リーが目の前でイチャついてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!狂う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんなわけで「狂って」いたらなんとトロッコがこちらに向かってきました。
先述のように、私の場所ってアリーナ後方の角近くだったんですけど、何が起こるかというと…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93391218/picture_pc_9d2a54420eb742ac5e9ecfc0a3c16744.png?width=1200)
トロッコが超至近距離を通過します。これはヤバい。
多分、人生で一番近かったと思います。だって手を伸ばせば届きそうな距離に大好きなみんながいるんだもん。
(記述は省きましたがアンコール前でも普通にトロッコが至近距離通過してきて普通にそのたび狂ってました)
(青山なぎささんと2回も目合って手振ってくれて惚れてしまいました)
アンコールに話戻りますが、会場後方にトロッコが集まった状態(近すぎの距離)で曲が終わってしまいました。
何が始まるんです?
・Day1
狂う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
近すぎ曲良すぎで正直もうなんも覚えてないです。
…本当に記憶が飛んでたのでアーカイブ見返したんですが、
ペイとえものダブルセンターになったところで鳥肌立ちましたね。
平安名すみれと鬼塚夏美、似た者どうしであることは皆さまもご理解なされていることとは思いますが、それを剛速球ストレートで持ってこられるのはあまりにも強すぎました。
・9人で5人曲をやることの是非
やっちゃった以上触れない訳にはいかないので触れときましょう。
正直、6月とかその辺の自分だったら「5人曲を9人でやるなんて絶対許さない」とはらわた煮えくりかえってお気持ちマシンガンだったと思います。
でも、今は違います。
正直、複雑な気持ちもありました。最後のMCを聞くまでは。
鈴原さん「『Day1』を披露させて頂いたんですけど、あの、やっぱり、5人のLiella!が歌っている楽曲ということで、初めは"9人で歌うのか…"っていう、もやもやっていうか、"入っていいのかな…"ていう気持ちがあったんです」
ハッと目が覚めました。
そうか、5人曲を9人でやるということに懸念や葛藤を持っていたのは、ファンだけではなかったんだ、という当たり前のことに気づかされました。
鈴原さん「でも今日『Day1』を披露できて、なんだろうな、すごく、Liella!の一員になれたのかな…って」
気づいたら、私の手は大きな拍手を打ち鳴らしていました。
大きな先輩の壁、吹き荒れる逆風に耐え、今自分ができる最大級のパフォーマンスを見せてくれた彼女は、まさにLiella!のメンバーでした。
やったのはすべてB面の曲(次の愛知公演でも同じ)ということから「5人時代が好きだったファン」への配慮もされているため、個人的にはB面曲だったらじゃんじゃんやってほしいな、という気持ちです。このまま5人時代の曲が埋もれていくのも勿体無いしね。
(ただしTiny Starsだけは神聖不可侵でお願い致します)
(この時までは感動MC路線かと思いましたが、隣の先輩がすべてを破壊してお笑い尊死MC路線にいつの間にか変わったことを追記しておきます)
(やぶちゃんの「恥ずかしいことさせられる前の顔」がめっちゃ好きです)
・TO BE CONTINUED
最後にやるならまあこの曲だろうな、と思っていました。
9人になってまだまだ不安定なLiella!。まだまだスタートラインに立ったばかりの彼女たちの物語は、まだまだこれからも先まで続いていくでしょう。
そんな彼女たちをこれからも追い続けていきたい、そう思えるライブになりました。
5. まとめ
期待値ゼロどころかマイナスだった分、ガチで楽しかったです。
あのクソゴミ毒物の2期を、完全毒抜きとまではいかずとも食える領域まで持ってきたのは素晴らしいというほかありません。
ライブでは曲がフル尺になり余白が生まれる関係かはわかりませんが、かなり丁寧というか古き良き5人時代を思い起こさせる描写が多かった印象です。
特にWelcome to 僕らのセカイのラストはブルっちまいました。
2期の大失敗で本当にスパスタはオワコンルート待ったなしじゃないかと心配していましたが、こういうライブができるうちはまだまだ安泰だな、と思いました。
なんかこういうのを見てると、「やっぱり2期は尺足らずであんな特級呪物が爆誕したのかな」と思ってしまいます。
3期はぜひ2クールでじっくり腰を据えてやっていただきたいものです。
今回一番自分の中で株を上げたのは鈴原希実さんですね。
ぶっちゃけた話、事前評は「ただのあざとい女」程度のものだったんですよ。でも、今回のライブを通じて自分の想いを素直に話してくれたことや、Liella!の名を背負うことへのひたむきさを痛いほど伝えてくれた彼女が一気に好きになってしまいました。アポロベイに負けそう。
最後です。「いくらライブが良くても2期が酷かったという事実は変わらないし、今後もアニメ基盤で展開される以上希望が持てない」という人もいるでしょう。
この3rdツアーというものをどう扱うかはオタクそれぞれだと思います。
でも私は今回、「3rdツアー演出」という解釈拡張パックを手に入れてかなり気分が楽になりました。
苦しみながらクソを見てクソと言い続けるより、解釈拡張パック装備して殴り合ってたほうが楽しいと思いませんか?
そこのあなたも解釈拡張パックを拾いに3rdツアーへ参加しましょう。
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