効率的な単語の暗記法をわかりやすく解説。
暗記の方法について困ったりすることはありませんか?
例えば
「頑張っているのに覚えられない」、「時間がかかる」、「めんどくさい」、「覚えたのに忘れてしまう」 などなど….
こういった方達のために今回は効率良く暗記する方法を大公開します。
そもそも暗記時の脳のメカニズムとは?
暗記を行うときにあったてまず大事なのは「その内容が脳内で必要であると認めさせられるか」です。
脳に入ってきた情報は、海馬というところで「必要な情報」、「必要ではない情報」に処理されます。
この中で「必要」とされた情報だけが脳内で長期記憶として残り続ける、と言うことになります。
なのでまずはこの脳のメカニズムにあった方法をご紹介します。
短時間で暗記(英単語など)
短時間で暗記するためにはまず、「取り合えず一通り目を通し」ます。
結局何回も復習することで脳に「必要」であると判断させることができるので、まずは目を通して慣れておきましょう。
最初から単語を書いたりして覚えるのも効果的ですが、それをする前や出来ない時(バスの中など)にスキマ時間で目を通すだけでも大きく変わります。
どうしても難しくて覚えにくい内容があったとしても焦らず、まずは一時的で良いので覚えましょう。
そこから覚えた箇所を物や赤シートで隠しましょう。覚えている内に見ないで暗唱、書いたりしてそれを反復することによって短時間でアウトプットされるので、時間があまりない人にとってはおすすめな方法です。
ですがあまり単語を書きすぎてしまうと逆に時間がかかってしまうので、個人差はありますがなるべく少なくしましょう。
単語の内容を理解して暗記(専門用語など)
単語だけではなくその意味や内容まで覚えないといけない場合、まずはそれを理解することに優先しましょう。
もちろん名前だけで覚えることも可能ですが、単語の原理や成り立ち、意味を先に理解することによって単語の暗記も捗りますし、何より一石二鳥です。
単語の意味などは長くて覚えにくかったりするので、声に出して読むことで効果が上がります。英単語などと比べると忘れやすいのでしっかりと復習しましょう。
暗記の苦手な人がついやってしまう暗記法
まず一つ目は何回も書きすぎてしまうことです。
確かに脳では反復することによって記憶が定着しますが、これでは時間が掛かりすぎてしまうことがあります。
実際掛かりすぎて範囲の最後まで暗記できなかったという方々も数多く存在します。
なので先程を個人差はあると言いましたが自分が覚えられる最低限の回数で書くことをお勧めします。
二つ目は暗記したつもりになっているということです。
例えばまとめノートや単語カードを作ってしまったことで満足してしまい、目的が暗記だということを忘れてしまっているのです。
範囲をノートにまとめるだけでも暗記することはできません。
というか範囲の内容は全て参考書やワーク、授業ノートにまとめてあるのでそちらで覚える方が圧倒的に効率が上がります。
最後に三つ目は集中できる環境に身を置いていないということです。
暗記という作業はインプットとアウトプットを繰り返すので、集中できない環境でするのは非常に難しいです。
実際に目に見える範囲にスマホやPCなどの電子機器があるだけで集中が途切れてしまうなんて事もあります。
なのでそう言う時には電子機器を見えない場所、あるいは別の部屋の置きましょう。家を出て図書館や自習室に行くというのも有効な手段です。
まとめ
今回は効率よく暗記する方法と暗記が苦手な人がしてしまう暗記法についてご紹介しました。
効率の良い暗記法については、
スキマ時間に一通り目を通し、できる時に暗唱、書いたりして反復する
内容の多い専門用語などは意味などを先に理解してから単語の暗記作業に入る
これらを実践することによって暗記の効率が上がるので、苦手な人は是非実践しましょう。