12星座もしもシリーズ36カオス編(風エレメント編)
双子「え~~!このスケボすっげぇ、かっこいい~~!そろそろ雪もなくなるし!買ちゃうかぁ!?」
と、スマホでanazonにぽちっとなする。
ここは双子の部屋。
まぁ、なんでもあり!って感じ?
本もアチコチに山になっており、でも特に分類されている様子もなく・・・。
双子「ん?占い特集?来週の双子座さんのラッキーアイテムがスマホバッテリー?」
部屋の中を捜索し始める双子。
双子「あった!!!これで俺は無双だぜ!」
探索後は無法地帯であった!
しばらく、スマホをいじってあれこれ調べている様子の双子。
暇を持て余した?
突然立ち上がり
双子「お、今日はジョンプ発売日じゃん!」
と、おもむろに立ち上がり、部屋を出て行く。
こうやって、双子座の部屋はカオスになっていく!
双子「お~~い、水瓶ぇ!」
水瓶の部屋のドアを思いっきり蹴り上げて開ける双子。
相も変わらず、ごちゃごちゃした部屋だった。
双子「ったく!汚いへやだなぁ・・・。お、このanazonの袋は、今日発売のジョンプじゃん!予測通りあったな!」
バリバリと包装を破き、雑誌を読み始める双子。
双子「おぉ~~、これってこういう展開になるのか!!!」
読む事、小一時間。
双子「なんか、小腹が空いたな~、食堂行っておばちゃんとおやつ食べるかな」
雑誌放り投げ、破いた袋もそのままに、ドアも半端に閉めて出て行く双子。
牡羊「水瓶、いるかーー?」
足元にある雑誌を見て
牡羊「お!新しいやつ!」
と言いながら、ジョンプを読み始める。
牡羊「そっかそっか!良かったぜ!!」
と、お気に入りの3作を読んで、雑誌を放って部屋を出る。
牡羊「腹減った~~!食堂に何かないかなぁ?」と、猛ダッシュ。
ドアは全開状態だった。
天秤「おい、水瓶、ドア開けっ放しだぞ?」
開けっ放しのドアから、中を除く天秤。
中には誰もいない。
天秤「ったく!ドアくらい閉めとけ!気になるだろ!!」
バタン!とドアを閉める天秤。
ガチャリ。
ドアを開ける水瓶。
足元にある、ジョンプを見て
水瓶「また、双子と牡羊に先に読まれちゃったかw」
と言いながら、破かれた袋をまたいで、ジョンプを読み始める水瓶。
こうして、水瓶の部屋はカオスになって行く。
天秤「ふぅぅ・・・。やっと一人になれた~。」
自分の部屋でくつろぐ天秤。
その辺には、脱いだ服やら靴下やら雑誌やらが散らかっている。
天秤「生徒会入るって事になったけど・・・。ちょーめんどくせぇ・・・。
ったく、水瓶を早く改造人間にしないと、俺に面倒なコトが降りかかってくるじゃんw
で、水瓶を理容室に連れて行くのは良いとして・・・・。
あいつにジャージ以外の服って、何がいいんだろ?
こんな時、私服の学校ってめんどくさいよな。」
しばらく、英語の教科書を眺めながらも、イロイロ考え中な天秤。
天秤「お!そうだ!あいつに制服作るってのはどうだろ?
めっちゃ変わってる感じだと、喜んで着そうだし!
で、この辺に制服特集してた雑誌があったような?」
雑誌の山の下のほうから、一冊抜いた途端、山が崩れた。
天秤「ったく!こんな事で崩れるなよ、めんどくせぇ!
俺は外で気を使って疲れてるんだから、崩れた雑誌に使う気持ちはないからな!」
こうして、天秤の部屋はカオスになって行く。
天秤「あ、そういや忘れてたけど、お前、大学に医学部作ったのか?」
だから~、医学部なんていうチョロいもんは作らねぇ!
聞いて驚け!
なんと!「改造人間・・・・」
天秤「そんなん、却下!!!!」
ええええええええええええ?
「インセントコンツェルン」とか、カッコいい名前も考えてたのにぃ~~。
天秤「普通がいいよ、普通が、ね」