12星座もしもシリーズ1(ファイアー戦隊編1)
12星座もしもシリーズ。
シリーズと言いつつ、続くかどうかは未定ですw
1回目は
「もし、火の星座が秘密戦隊だったら?」
牡羊座:レッド 我らがファイアー戦隊のリーダー。
義理と人情に厚い熱血漢。
決めセリフは「俺がやらねば誰がやる!」
ちょっと、早とちり気味なところがトラブルの元・・・。
獅子座:イエロー ファイアー戦隊のムードメーカー。
勇気と慈愛の正義の味方。
決めセリフは「皆を守るのは俺しかいない!」
目立ちたがり屋なのでイエローなハズのコスチュームもいつの間に
か金色の鎧に・・・
射手座:ブルー ファイアー戦隊の頭脳役。
智恵と力の策士。
決めセリフは「俺を敵に回したこと、後悔させてやるぜ!」
気まぐれなところがあるせいか、いつの間にか戦闘を離脱している
ことも・・・
ここはコスモ学園ヒーロー研究会の部室。
研究会なので、部室と言っても(仮)状態なんだけど。
ヒーロー研究って言っても取り立てた事をするわけでもなく、毎日ほぼ特撮ヒーローの動画を見て脳内妄想しているだけ(笑)
コスモ学園は、全員が部活に入らなければならないという校則があったのだけれど、3人とも特定の運動部に入らず助っ人として活躍している。
本当のところ、特定の部活に入るのも悪くなかったのだけれど、牡羊が突然ヒーロー物にハマってしまって、獅子と射手が巻き添えを食ってしまったのだ。
内心、獅子と射手は牡羊が飽きるまでの付き合い、と思ってる程度だったりも・・・。
今日も部室で特撮動画を見て、ポーズの研究、なんて事をしていた獅子と牡羊だった。
獅子「なぁなぁ、牡羊、この研究会に女子入れたくない?」
牡羊「いや、女子なんか入らないでしょ(笑)」
バタンとドアが開き、ものすごい勢いで射手が入って来た。
射手「なんか、この部屋の前にものすごい雰囲気持った女子達が立ってるんだけど?牡羊、なんかやらかした?」
獅子「お!!もしかして入部希望者かも!あちこちに入部募集の張り紙張ってて良かった~~!!(自分で、じゃないけど)」
牡羊「俺、中に入るように言ってくるわ!」
猛ダッシュする牡羊
それを射手は一瞬止めようしたが、時既に遅し・・・。
「ちょっと失礼するわよ!」
ずかずかと3人の女子が部室に入って来た。
獅子「入部希望者ですか?でしたら、こちらの入部申込書に・・・」
バン!
物凄い形相の女子が、激しく机を叩いた!
蟹「今日からこの部室は我々オカルト研究会の物となりました。速やかに部屋を明け渡す事を要求します!」
蠍「さっさと、出ないと呪うわよ・・・。」
魚「いきなりでごめんね~~。先生がこの部屋使っていいっていうから~。」
いきなりすぎる展開に、驚くファイアー戦隊達!
牡羊「な、何言ってんだよ!俺たちだって、先生からの許可貰ってるんだぞ!!!」
獅子「・・・。」
射手「・・・。」
牡羊「あれ??俺が研究会の届け出と同時に部屋の使用申し込み、先生に出しに行ったよ?」
そっと目を合わせる、獅子と射手。
獅子、射手「ごめん、牡羊!!」
獅子「牡羊が書いてくれた届け出と用紙、先生から返されたんだ。」
射手「字が汚すぎて何書いてるかわからないから、書き直せってw」
牡羊「いやいやいやいや!!書き直して出してくれてないの??」
獅子、射手「ほんとーーにごめん!」
行動力は抜群なのに実務能力はからきしダメなファイアー戦隊だった。
このピンチ、果たして3人は乗り越えられるのか?
こんなに設定を盛り込んで、これで終わりか?
立ち上がれ!ファイアー戦隊!
君たちにコスモ学園の未来はかかっている(かも?)!!!