12星座もしもシリーズ53(夏休みリゾート編1)
もうすぐ夏休み、というある日。
獅子が、皆に一斉にLUIN送った。
獅子『おれ、進級の時に皆に迷惑かけちゃったよな?てか、親父がめっちゃ反省してて、皆をうちの別荘に招待したいとか言い出して・・・。』
射手『お前の親父、別荘持ってるの?』
牡羊『まずは、ねぇちゃんに聞いてみないと・・・・、で、次に親という・・・・、過程踏まないとな俺・・・。』
獅子『親父が持ってるのは、何もないかも?持ってるのは、母ちゃんだけどな、たぶん・・。別荘の目の前、すぐ海だぞ!』
射手『俺は夏休み中暇だからOKさ!』
牡羊『親からの返事待ちで、保留な・・・。』
獅子がLUINを送ったその時、蟹の部屋にいた三人。
蟹「獅子君が夏休みに別荘に来ないか?ってLUIN来たけど・・・・」
蠍「大丈夫!蟹ちゃんの実家の旅館でのアルバイトに行きますよ!」
魚「私もです!前から、楽しみにしてたんだからね!」
蟹「そうなの?うわ~~~!テンション上がるぅ~~!皆で楽しく稼ごうね!!!」
蠍、魚「ですです^^!!!」
生徒会メンバーも、生徒会室にいた。
山羊「夏休み、蟹さんの実家で稼ぎますか?それとも獅子君の別荘に行きます?」
乙女「もちろん、蟹さんのところです!全く迷いはないです!」
牡牛「私もですぅ!ここで、しっかり資金調達したいですぅ!」
山羊「では、皆で稼ぎまくりましょう!!!」
乙女、牡牛「おぉぉ!!」
双子『天秤、獅子の別荘に行く?』
天秤『行ってもいいかなとは思ってるけど?双子は?』
双子『牡羊のコトが心配だから、牡羊が行くなら行こうとは思う。』
天秤『行くも行かないもどっち選んでも双子は大丈夫!』
双子『水瓶、蟹さんのバイトに行くとかないよね?』
天秤『水瓶、、バイトなんかしなくても、金持ってんじゃんwでも、どっちも行くって言わないよなぁ、別荘も旅館も。てか、置いてっていいんじゃね?でも、そうすると会長が一緒に残るって言いそうだし・・。それはそれで、気の毒というか。』
そんな事を想いながら、水瓶にLUINを送る面々だった。
水瓶『なんか、うるさいw俺はずっと寮にいるんだってばw。放って置いて欲しいww。』
と、LUINでメッセージを送った水瓶だった。
ぴろぽろりん!グループのLUINにメッセージが入った。
獅子『ロデムも一緒に別荘に行くよ!』
水瓶『行く!』
山羊「『行きます!!』」
乙女「会長・・・・。」
牡牛「仕方ないですぅ・・・。」
山羊「ご、ごめんなさい!」
乙女「まぁ、会長はほっておいて、私達だけでバイトに行きましょう。」
牡牛「ですねぇw」
LUINグループ会話はまだ続き、
牡羊『うちの両親、獅子の両親と話ししたって!別荘行ってOKだって!!』
双子、獅子、射手『\(^_^)/』
で、食堂でたむろうことにした、牡羊、獅子、射手、双子の4人。
獅子「ったく、あいつってめんどくせぇ!」
射手「まぁ、判ってて誘ってんだろ?」
双子「でも、なんで獅子は水瓶にそんなにこだわるん???」
獅子「な、なんで俺が水瓶にこだわらなきゃいかん?」
牡羊「好き、なんだよね?」
それまで、珍しく沈黙していた牡羊が口を開いた。
獅子「ち、ちゃう・・・ちがうぞ、断じて!!!!」
双子「そっか~~。じゃぁ、水瓶に獅子がお前のコト嫌いって言ってたって、伝えて置く。」
射手「俺も、獅子が水瓶のコト、水瓶の考え方についていけない、宇宙人と人類は分かり合えないって言ってた、って伝えるわ!」
牡羊「大事な事は、ちゃんと伝えないと、って思う・・・。だから獅子も水瓶のコト好きならちゃんと伝えなきゃ。」
獅子「いや、あの、その・・・・・。なんだ?その・・・。うわ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」
といいながら猛ダッシュしてどこかに去って行った獅子だった。
双子「牡羊、やりすぎじゃね?」
牡羊「ぷぷっ!!!獅子みたいなどっしり構えちゃってる奴にはたまには刺激ないとね~。」
射手「でもさ、あいつ・・・。まぢで水瓶好きかも?って気がするけど?」
双子「大丈夫、大丈夫!万が一水瓶に告白しても、見当違いな答えしか返ってこないだろうし。
それも乗り越えて付き合ったなら友達として、祝ってあげるわ~~。」
牡羊「おぉ!俺も後押ししちゃるわ!!」
射手「な、なんか俺、ドキドキしてきたわw」
牡羊「お、おれもw」
双子「そんなん言われたら俺もどきどきw」
「小腹が空いたので冷蔵庫に入れていたプリンが食べたいですぅ!」という牡牛に付き合って、食堂に行った乙女と牡牛。
食堂にたむろってた、双子、牡羊、射手の会話に聞き入ってしまった。
小声で・・・。
牡牛「し、獅子君と水瓶君、付きあっちゃうんでしょうかぁ?」
乙女「ど、どうなんしょう?ドキドキ・・です!」
牡牛「そうなるとやっぱり獅子君が〇〇なんですかねぇ?」
乙女「いやいや、意外と水瓶君が〇〇って展開も!」
と、変な盛り上がりをしてプリンの事を忘れてしまった牡牛と乙女だった。
天秤の部屋。
まぁ、いつものように勉強してる。
以前に何回かあったハブられ事件にならないよう、電話やらLUIN通知の音声は最大にして、ヘッドフォンはしないで勉強するようになった。
ドンドンドンドン!!!!!!!
激しく部屋のドアを叩く?というよりは体当たりする音がする・・・・。
天秤「ドアを開けても開けなくてもイヤな予感しかしないwwww」
といいつつも、ドアが壊されるのはイヤなのでドアを開けた天秤。
予想通りにそこには獅子が立って居た。
天秤「ドア、叩き過ぎw壊す気か?」
獅子「て、天秤!!!!」いきなり天秤に抱き着いた獅子!
え?獅子君って水瓶のコトが好きだったんじゃないの?
てか、なんでこの話、いきなりBL系?(そうでもないかw)
まぁ、いつものお決まりですよ、多分(笑)
天秤「お前、また俺に災難降ったな?」
え?なんのこと~~??(笑)てか、回り道ばっかして本題入ってないやんw
さっさと、別荘へ行くべし!!!!