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12星座もしもシリーズ5(ファイアー戦隊編5)
*前回までのあらすじ
コスモ学園の熱血3人組は、学園の平和を守るため「ファイアー戦隊」として活動すべく「ヒーロー研究会」を発足した。
だが、彼らの前に立ちはだかる強敵が現れる!
彼らに迫る黒い影!!
果たしてファイアー戦隊は学園の平和を守れるのか?
ヒーロー研究会に勢い良く開けて入って来た蟹、蠍、魚の3人。
自分達「オカルト研究会」こそが正規にこの部屋を使う権利がある!なのでファイアー戦隊に部室を明け渡せ!と言う宣告を告げに来たのだった。
獅子「どうする?このままだと、俺たちここを出なきゃいけなくなるぞ?」
牡羊「もう一度、先生に申請書出せばいいんじゃね?他の部屋でもいいじゃん!」
射手「実は、もう部室に使える部屋はないらしい、という情報が・・・」
一生懸命、どうすればよいのか考えまくる3人。
だが、一向に良いアイディアは無く・・・。
蟹「あなたたちも、突然に部屋明け渡せって言われても困るわよね。私達も、本当はこんな事したくなかったの。
でも、私達も部活動する拠点が必要で・・・・。
本当ーーーーにごめんなさいっ!😿」
深々と頭を下げる蟹。
その眼には涙が光ってる。
思わず慌てふためく牡羊!
牡羊「いやいや~~!ちゃんと申請してなかった俺たちが悪いんだ!!!!!てか、獅子と射手がちゃんと書類書き直さなかったのが悪い!!!」
獅子、かなりムッとした形相で
獅子「あのな牡羊、お前がやりたいっていうから、俺と射手も付き合ってヒーロー研究会に入ったんだぜ?」
射手「獅子、牡羊はやりたいようにやってるだけだよ。俺たちが勝手に心配してついて来たんだろ?なのに、それを言っちゃお終いだろ。」
牡羊「!!!!そうだったのか!今まで知らずに好き勝手しててごめん!!!!」
獅子「そこがお前の良い所だろ?やりたいようにやる、ってのがさ」
射手「てか、俺たち3人ともやりたくない事はやらないぜ?行きたい所に行く!ってのがファイアー戦隊だろ?」
しんみりする3人。
火の星座さんは、基本自分軸。
ですが、強く自分との繋がりを感じてしまう相手とは、一体化しやすい!
熱すぎる友情が、展開されてるようですw
それを見て思わず泣いてしまう魚!
「うっうっ、熱い友情って泣けちゃう~~~!!!」
そっと寄り添う蠍。
「魚ちゃん、泣かなくても大丈夫。私がついてるから!」
魚座は共感性が高くて涙もろい!
泣くつもりはないのだけれど、勝手に涙腺が緩んでしまうという、うるうるっ子
一見独特な雰囲気を醸し出している蠍座さん。
寄り添いすぎて、相手と一体感を通り越しちゃいそうなくらいに、スキになった相手にとことん向き合ってしまう、ちょっと不器用さん。
バタン!!!!
突然開かれた部室のドア。
「!!!」
そこに現れたのは・・・。
予告:ファイアー戦隊存亡の危機に救世主現る!?
だが、その実態は・・・。
敵か味方か?!
どうなる?ファイアー戦隊!
学園の未来は君の手に掛かっている!?