不安定な世の中で、仕事の「安定」について少し考えてみた

12月に入り、すっかり寒くなってきました。

今回は、コロナ禍の中、仕事で、あるいは、POOLOに入ってからずっとモヤモヤ考えていたことを書きます。
勢いで書いているので大したオチはありません。

そして予め強調して書いておきますが、一個人のボヤキです。

※POOLOについてはこちら
https://poolo.tabippo.net/2nd/

「安定」

この言葉を見て、どんなことを思い浮かべますか。

心が落ち着いていて動揺しないこと?

物価が乱高下せず穏やかに推移すること?

クビにならず定年まで無事に勤めて、お金に困らない老後を過ごすこと?

それとも、アニメや漫画で出てくるようなお決まりのパターンだったり、いつも集まる仲良しの友達?

人それぞれ「安定」という言葉の捉え方は異なると思うし、色々な捉え方があっていい。

タイトルのとおり、今回は仕事上の安定についての投稿です。

安定ってなんだろう

私は新卒で就職してから今まで、ずっと同じ会社で勤務している。

安定だね、と人から言われる職場。

不自由なくずっと働けているから、運が良いと自分でも思う。

けど、仕事を通して何か目指しているものはあるか?仕事内容は好きか?
と聞いた時によく分からない人が多い職場でもある。

今の私もその一人だ。

「仕事は好きじゃないけど、そこそこの給料もらいながら定年まで働けたらそれで十分かな」
そんな感じの意見をよく社内で聞く。

ここで言う「好きじゃない」が仕事そのものか、仕事内容か、の議論は置いておくとして、このような話を聞くと私には以下の疑問が浮かんでしまう。

例えば1日8時間(残業する日は更に数時間)働いていて、仮に60歳とか65歳までそれを続けたとして、そんな好きじゃないことのために過ごすのってどうなんだろうか。

しんどくないのか?

コロナの影響が長期化して、経済的に苦境にある人や日々の生活が不安定な人も多い現状で、こんな事を書くと

"上から目線"、”余裕があるからそんな事が言えるんだ”

と言われるかもしれない。

でも、私が最近考える「安定」とは、リストラの心配をせず1つの会社でずっと働くことではなく、
「どんな時代が来ても柔軟に対応しながら、自分の中で"これがやりたい"というしっかりした軸(意思や信念)があること、そして経験やスキルを活かして自分らしく働けること」だ。

働き始めて数年経つけど、学生時代にある人から教えてもらった、「やりたいこと」「できること」「求められていること」の3つが上手く重なる場所で働き続けられることが理想=安定、なのでは?

とようやく実感できるようになった。

全てを達成することは難しいかもしれないし、きっと仕事内容も人間関係も自分にとってパーフェクトな職場なんてそう多くない。

もちろん、ワークとライフを上手に割り切って働いてる人もたくさんいるだろうし、そういう人を否定する訳ではない。
むしろ割り切れる人はすごいと私は尊敬する。

割り切れないからこそ、悩んでしまう自分がいる。

何がそんなに不満なの?という声が聞こえそうだけど、少しでも好きなことをやれる人生の方が楽しいに決まってる。
それが他の人や社会にプラスになるように付随すればきっともっと楽しい、はずだ。

人に自慢できるスキルはないけれど、少なくとも今の私にできることは、
「自分の理想って何だっけ?」と自分自身と向き合い、
「毎日一歩でも前に進もう」と足掻きながら、
今日も明日も、前向きに生きていくことなのです。

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