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紅蓮華ツアーとわたし

■はじめに

これは特にオチも考えず、本ツアーで思ったこと、感じたことを私自身が忘れないように脈絡もなく、だらだらと書くものになります。なので過去の記事のようなきちんとしたものをお好みの方には向かないカモ。

単純にきちんとした文章を書くのは時間かかるし、疲れるし、最近忙しくて時間とれないので、今回は書くことを優先とさせて、気軽にふわっと書きました。イェイ。

なので、誤字があっても許してね。
解釈の違いがあっても怒らないでね。

■私の紅蓮華ツアー

というわけで、紅蓮華ツアーについて振り返ってみたいと思いますが、みなさんは紅蓮華ツアーどうでした?楽しかったですか?
私は楽しかったです。19公演中、11公演行きました。おかげさまで現在、家庭内は火の車ですが、後悔していません。

今でこそ、楽しかったと言えるツアーですが、実は最初の公演(和光)終えたとき、そんなわくわくしなかったんですよね。というのは、下記が今回ツアーのセトリで

■紅蓮華
1.traumerei
2.Catch the Moment
3.だってアタシのヒーロー
4.confidence driver
5.オレンジサイダー
6.蜜
7.“PROPAGANDA”
8.赤い罠
9.いつかの手紙
10.ハローグッディ
11.紅蓮華
12.L.Miranic
13.Thrill,Risk,Heartless
14.Psychedelic Drive
15.ADAMAS
16.ROCK-mode'18
17.やくそくのうた
18.スパイシーワールド
19.best day,best way

んでもって、これが過去直近ツアーのセトリ。
太文字が紅蓮華ツアーに登場している楽曲です。

■core セトリ
1.EGiSTiC SHOOTER
2.Rising Hope
3.best day,best way
4.妄想コントローラー
5.アコガレ望遠鏡
6.ASH
7.L.Miranic
8.罪人
9.ID
10.シルシ
11.Believe in Ourselves
12.ジェットロケット
13.ADAMAS

14.ROCK-mode'18
15.Thrill,Risk,Heartless
16.Psychedelic Drive
17.だってアタシのヒーロー
18.Catch the Moment

19.Believe in myself
20.Hi FiVE!!

■eNcore セトリ
1.ROCK-mode'18
2.best day,best way
3.Believe in myself
4.Crow Song
5.笑ってほしくて
6.覚醒屋
7.oath sign
8.crossing field
9.一番の宝物
10.逆光オーケストラ
11.say my nameの片想い
12.Rising Hope
13.赤い罠(who loves it?)
14.ADAMAS
15.Thrill, Risk, Heartless

16.LiTTLE DEViL PARADE
17.Catch the Moment
18.Believe in ourselves
19.スパイシーワールド

これを見れば、私の言わんとしていることはなんとなく察しがつくとは思いますが、ご覧のとおり、紅蓮華ツアーに登場する楽曲の大半はcoreにもeNcoreにも登場している状態。なので、和光を終えた時、私は「似たようなセトリだなぁ」と思ってしまったのが、正直なところ。端的にいえば、もっと出現率の低い楽曲を聴きたかった。※Bad Sweet Trapやエスケープとか…

だけど、SNSで公演の感想やセトリについて検索してみると「セトリ最高だった」「今回のツアー強い」といったものが多く見受けられ、私の感想とはまさしく正反対。

このことは、私の感覚が間違っているとか合っているとかそういう話ではなく、単純にベストアルバム以降からLiSAのライブは新しいユーザーに向けての楽曲が選曲される傾向がより強くなった結果なのかな、と。

出現度高い=LiSAとしての色が濃く出る楽曲なわけで、ライブでの完成度は高いし、初めて来るLiSAッ子も前にいつやったのかわからないB面の曲よりかはそっちの方が聴きたいに決まっている。だから、そういったニーズに合わせてのセトリだと思えば、現状のセトリにも納得がいきました。

しかし、だからといって、わくわくしなかった事実には変わらないわけですが、回を重ねるごとに気付けば私は紅蓮華ツアーを好きになっていきました。

その好きになった理由。
それは紅蓮華ツアーの〝成長〟だと思います。


■成長していった紅蓮華ツアー

他のツアーでも多少なりとも他の公演で反応がよかった部分を取り入れていっているんでしょうが、今回のツアーはロングだったこともあり、それが特に顕著だったような気がします。

例えば…3公演目付近(たぶん金沢からかな?)から、Psychedelic Driveの時に最前の女の子を招き入れ、ハグするシーンや

熊本、福岡公演で「そいやっそいやっ」をやり始めて、それ以降は定番になったり、八王子公演付近からやくそくのうたでメンバー紹介の映像を流したり、“PROPAGANDA”を拡声器オンリーで歌うようになったり、赤い罠の間奏部分に社交ダンス的な動きを取り入れたり。

一つひとつを見れば、大したことはないかもしれないけれども、そういった細かい部分が少しずつバージョンアップしていって、進化していく過程は、とても楽しく、目が離せないものになっていきました。

なんというか、音源ではなく、ライブだからこそ楽しめる遊び方が紅蓮華ツアーにはぎゅっと詰め込まれていた気がするんですよね。前回のツアーから引き継がれているADAMASの入りの太鼓やラスサビ前の鼓動音、L.Miranicの「もっとちょうだい?」(coreのときは吐息交じりの色気に満ちたものでしたが、今回はわりと挑戦的な言い回しでしたね、という余談)、だってアタシのヒーローの「み!か!た!」とか。

まさに、貴重なチケットを手にして、ずっと前からその日程を空けて、足を運んできたLiSAッ子のみが楽しめる音楽という感じで特別感満載。その一方で、今回の公演は何がどう変わるのかな、同じ曲でもどうアレンジしてくるのか、と観る側の楽しみもありましたし、公演後にオタク同士で「あそこ変わったよね」「今回ああだったよね」と語り合う楽しみもありました。(打ち上げも楽しかったなあ)

そんな風に育っていくツアーは新鮮で、私自身も多くの公演を見ていた身なので、最後はどう成長していき、どうなっていくのか。ツアーの行く末が気になって仕方がありませんでした。

まあ、結論はツイッターにも書いた通り、最高でした。(むしろ、オタクのおまえにそれ以外の答えを持ち合わせているのか?)

今までのロングツアーは、短期間で行われている背景もあり、体調不良で延期することも何回かあって、今回もどこかしらは延期するのでは?という不安がファンの間にも、そしてLiSA自身の中にもきっとあったでしょう。しかし、蓋を開いてみれば、今回は八王子で少し調子悪くした以外は特に大きな問題もなく、大成功で終わったと言っても過言ではないツアーでした。LiSAも最後の札幌ではもうどうなってもいいとばかりに笑顔で、全速力で、音楽を楽しんでいるように見えて、こういう姿を見るとやっぱりなにがあっても、千秋楽は行くべきと再認識しました。そういった意味では、ロングツアーをこなせるようになったLiSA自身の成長のツアーでもあったのかな、と。


■LiSAの優しさ

個人的に紅蓮華ツアーの好きなところを語ると、LiSAのフォロバの件。公演後にLiSAのアナウンスでステージ撮影が許可されるのですが、その際に「#紅蓮華ツアーってつけて、楽しかったってツイートしてね!もしかしたら見にいくかもよ~??」と言っていて。オタクはほんとかよ~口だけだろう~なんて思っちゃうのですが、これがまたほんとうなんですよ。

実際、紅蓮華ツアー中はいつもよりも「LiSAにフォロバしてもらえた!」と喜んでいるフォロワーさんをたくさん見かけましたし、その多さは感覚的にもLiSAが意図的にエゴサをして、タグをつけているLiSAッ子を積極的にフォロバしているようでした。

昔と違って、今ではLiSAとファンが触れ合う機会はぐっと減りました。思いつくのだって、サイン会だけで、その倍率がでらやべえ。それでも彼女はいつまでもファンと共にあろうとしてくれていて、その証拠がこういったSNSでのアクションであったりします。誕生日にいいねしてくれるのもいい例ですよね。まったく関係のない人であっても、ん~よかったねえなんて思えて、微笑ましかったです。


■ウェーブの呪い

今回の紅蓮華ツアーを一本でも行ったことがある人なら知っているのですが、confidence driverにてLiSAがピコピコハンマーを取りだし、客席にむかってジャンプでウェーブを作るように呼びかけます。

コール&レスポンスよりも会場が一体となりますし、ジャンプするだけならば、初心者でも簡単に入りこみやすいので、おそらくみんなが好きな演出だったかと思います。私自身も楽しかったです。

んで、ここで小ネタを話すと、実はこの楽曲でウェーブを作れと指示したのは本ツアーが初めてじゃないんですよ。

NEVER ENDiNG GLORYのときのconfidence driverでもウェーブを要求していてました。が、その当時は初めてだったし、横浜アリーナという大きな会場なのもあって、なかなかうまくウェーブが繋がらず、グダグダになりました。

だから、今回confidence driverを取り入れて、ウェーブをしたのも、そのときの雪辱を晴らしているのかな、と勝手に思って、ふふっと。いやあ成功してよかったね、りっちゃん!!!


■音楽だけではない魅せ方

coreツアーのときから強く感じるようになったのですが、LiSAのライブは音楽による表現の幅の広がりだけではなく、音以外の部分、ライブを行っている会場全体での魅せ方にもかなり力を入れているように思えます。

印象的なのは小道具を用いた表現で、紅蓮華だとこの襖を使ったシーンですね。coreのときもハートのスクリーンを用意して、同様にやっていましたが、そのときも好評だったので、今回も採用したパターンかな。

姿がはっきりと見えない分、妖艶な雰囲気も出ますし、LiSA自身のしなやかな身体つきや動きだけで、会場の流れはガラっと変わります。初回の和光のときは暗くなるのが遅くて、LiSAがわたわたと着替えている様子が若干映ってしまいましたが、それ以降はバッチリでした。この演出からの蜜は大変よきで痺れた。和のテイストとマッチングしていて、なかなかずるい。個人的にも好きな演出なので、次回のホールにも受け継いでいってほしいな・・・。

細かい部分に目を向ければ、“PROPAGANDA”や赤い罠のときの衣装。

三枚目の画像を見ていただければわかるのですが、ハーネス風のネックレスの先に引っかける金具がついており、ライブ中にパタパタしないようにビスチェに留められているんですよね。拙者、こういう細かい気遣い大好き侍でござるので、一人で気付いて一人で沸きました。

衣装の流れついでに話すと、LiSAのツアー中にフェスがはさむことが多々あるのですが、そのときもツアーの衣装をきちんと引き連れているんですよ。

↓これは本ツアー中のロッキン衣装

んで、去年を見てみると、↓がcore(&海外eN)衣装で

↓これがツアー中のトレジャー衣装で同じなんですよね。

耳で聞く音源ではなく、実際足を運んで感じるライブだからこそ、耳だけではなく、目からも楽しめるように衣装や演出やステージ自体をねりねりしていく。そういったLiSAのおもてなし精神、デートを楽しませてくれる気持ちが嬉しくて、より好きになっちゃうんですよね。なんて、罪なオンナなの……。

■紅蓮華の先、unlasting

立ち止まることなく、ぐんぐんと先へ走っていくロックヒロイン。新曲配信より前に新曲について問われる度に「今までにはない、新しい曲」と言っていましたが、聞いた瞬間に、なるほどね~~と唸りました。

アコースティックという名を冠したライブは過去に一度だけ開催したことがあります。(↓がざっくりとした当時のメモ)

そのときはまた違った形になる、アコースティックだからといって、静かなだけではない、など情報がちらほら耳に入ってくるのですが、どんなライブになるのか、まったく想像がつきません。

LiSAの楽曲はかっこいいもの、キャッチーなものがイメージ先行されがちなので、きっとこの「unlasting」によって、また新たなLiSAの扉が開くに違いありません。祈りにも似たこの楽曲を中心に奏でられるツアーは一体どのようなものになるのか。今からワクワクが止まりません。は、は、はよ・・・・・という気持ちとチケットとれねえええよおおおという気持ちでいっぱいです。疲れたからもうおわり。紅蓮華最高でした(語彙力)

■余談

完全なる余談ですが、個人的に今回のツアーはライブ参戦衣装に凝ったのも楽しかったです。もともと0→1にする作業が好きなオタクなので、これをこうすればこれっぽいのかな?と考える作業が好きです。具現化する作業が好き。お洋服好きだし、褒めてくれる優しい人がたくさんいて、私のちっぽけな承認欲求も満たされました、ありがとうございます、でも疲れたからもう当分はしたくないし、私より可愛い子がきっとやるでしょうw


一オタクの感想文を読んでくれて、ありがとう!!!!!!!
レポ垢も作ってから一年!!来年までにはフォロワー千人になるかな!?
(というか、フォロワー増えても会ってくれるオタク少ないis何故)(悲しい)

というわけで、また次回。

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