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LofreeGhost軸を自己満足度100%に仕上げる

これまでなんだかんだあり、HautePad R16を使い続けることになりました。
RazerKITUNEはボタン間隔が広く、増設ボタンがないこともありまして現在は箱に戻して保管しています・・・。PS5持ってないですし・・・。

FK2は応答速度など仕様が改善されないことには自分の押し方に合わないためお蔵入りです・・・。


そんなこんなでR16のキースイッチをカスタマイズし続けた現在の仕様を公開します。




標準搭載のキースイッチ

Kailh Choc V2 Crystal軸

まずはR16搭載の標準キースイッチのおさらい。

押下圧:43g
ストローク:3.2mm
接点:1.2mm

KailhChocV2軸の赤軸を押下圧を少し下げて接点も0.1mm短縮された仕様です。

ハウジングもクリアなのでLEDの透過率が高く、綺麗に発光するため初心者の方でもカスタマイズしなくても十分な性能など思っています。


個人的にピアノ押し、離した時の速度に重点を置いてカスタマイズすることにしました。



現在の仕様

Kailh Choc V2×LofreeGhost軸

押下圧:50g
ストローク:2.8mm
接点:1.2mm

HautePadの定番カスタマイズ軸です。
スコスコと軽快な押し心地に定評のあるキースイッチとなり、採用されているユーザーも少なくないと思います。


さらにこのキースイッチを改造しました。
その仕様がコチラです。



LofreeGhost 改(カスタマイズ)

Crystal軸から主要ボタンのみ交換しています。

・方向キー(上下左右)

押下圧:15g
ストローク:約1.7mm
接点:1.2mm

押下圧は以前に紹介したALPS社製のスプリングを採用しております。


ストロークに関しては以前紹介したOリングから、新たに発見したパーツを採用しておりますので後述します。



・攻撃ボタン

押下圧:35g
ストローク:約1.7mm
接点:1.2mm

押下圧はKailhChocV2 RedPro軸から流用しています。

遊舎工房通販ページより引用

遊舎工房様のALPSスプリング商品ページでは各種在庫切れとなっており、
24年11月現在では購入できないため、以前購入したRedPro軸から流用しました。

攻撃ボタンだけ押下圧を少し上げた形となりますが、
これはピアノ押しの精度を高めた結果です。


押下圧を下げ過ぎるとピアノ押しで2回目に押し込むまでにステムが戻らず間に合っていない時があるため、押下圧を上げました。




ショートストローク化に新たな部品を採用

廣杉計器
ワッシャー(ジュラコン(R)ワッシャー) CC-0000-00 厚さ1mm
1袋(50個) CC-0407-10

モノタロウ通販ページより引用

・外径7mm:ハウジング内にピッタリ収まる
・内径4.2mm:スプリングに干渉しない
・厚さ1mm:※1.5mmは反応しなかったりしたので 1mm が安定
・Oリングよりもゴム感のない底打ち(反比例して多少パチ音はある)

実は導入してから2ヵ月ほど経過しています。
実際に安定するかを確認し続けた末、このワッシャーも適していることになりました。

また、Oリングなどと違い耐摩耗性にも強く劣化もしにくいため、多少の静音性を犠牲にしても自分には合っていると感じました。
とはいえ、元々の打鍵音よりも小さくなっていることは間違いなく、比較的安価で導入できるのでオススメできます。

厚さ1mmのワッシャー導入後




最後に標準搭載Crystal軸と比較



ピアノ押しへのこだわり、左手方向キー運指の負担を考慮し続けました。
ショートストローク化、静音化、押下圧を下げたりしてきましたが、
ようやく自己満足度100%となりました!!


ですので当分の間はR16のカスタマイズはしないと思います・・・。


今後は自作レバーレスなどを考えているので、試作機などができれば投稿しますので、暇な時に覗きに来てくれれば幸いです。


それでは良い格ゲーライフを。ノシ

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