地球の歩き方
日光から帰って数日経った。山はやっぱり良いけど実家のある横浜の田舎も捨てたもんじゃない。どこよりも鶯が鳴き自然の花が綺麗に咲いている。雑草でさえも美しい。買い物に行く時鳥や猫に出会うけど私は「おっす」と話しかけお花には「きれいだね」と語りかけている。
聞かれたら「ヤバい人がいる」と思われるだろうが全然人がいないしもし聞かれても気にしない。
どこか忘れたけれど「高く悟りて俗に帰る」という言葉を聞いたことがあります。
これは今の私なら心から理解できる。ここ地球を楽しむ究極の方法。高ければ高いほど摩擦なく楽しめる。
一年前の自分とはもうすでに全く別人になってる。
一年前の自分はその時の自分が最高の自分だと思っていたけど今の自分から見たら「分かったような顔をしてあんなこと言ってたな」と思うし5年後の自分から見たら今の私は恥ずかしいくらいまだまだなのだ。
真剣にこの道に進み出してからそろそろ20年になろうとしている。その間には今思えばほんとに色々な学びがあった。色々な局面を通過したと言った方がいいかもしれない。
例えば「あの人とはもう周波数が合わないから会えないわ〜」というのも私は実際言っていた。これはあるあるだと思う。この言葉が出るってことはまだ人を自分の物差しで測ってしまっている証拠。自我がまだまだ表に出てしまっている。
そこを超えてくるともうその発言は出てこなくなる。
そうやって小さいとこに気づいて小さな悟りを得て修正しての繰り返しで徐々に視点を上げていっている。
私は何の才能もスキルも秀でたものはない。人望もないし特に人に好かれやすくもない。だから私が生まれてきた意味とか使命なんてどうでもよくて周りとの調和を保ちながらも自分が生きたいように生きるのが私のやりたかったことだと思う。
私は死ぬ時は絶対に人生を振り返ると思ってる。その時に絶対に避けたいのは「やっておけばよかった、何でやらなかったのだろう」というやらなかった後悔。やって失敗したことは絶対に後悔しないと思う。
車の運転はもしやらなかったら死ぬ時絶対に大きく後悔していたことの一つだと思う。恐怖を乗り越えてやって本当によかったと思う。
今色んな土地を廻って色んな人に会って話をする機会があって思うことはやっぱり人々の「世界(視野)が狭い」なということ。
目の前の世界しかないって思ってる。
みんな一見自由に見えて人生経験豊富な私を「あっこさんはすごいね〜」「私もあっこさんみたいになりたい」って言う。全然すごくないしそう言う人はまだましで私を全く別の星の人のように見てる人もいる。自分には到底無理だからと諦めて。
私だって自分がやりたいこの生活のためにはやることやってっからね。
自分が選んで今の生活をしているという認識があって、自分で人生を創造してると思っているのならば不平不満や愚痴は出てこないだろうに「会社が〜」「あの人が〜」「家族が〜」
何のために生きているのだろう?
こじんまりしたとこで無難に人生終えればそれで良いと思っている人がとても多いのだと思う。
それでも良いんだよ、だったら文句言うなって。外側のせいにしないで自分の選んだ場所で人生楽しもうよ。
あとね気付いたのは笑顔がない、、こと。
今の若い子はあまり笑わないの?無表情すぎて何考えてるかわかんない。笑ったらすごく可愛いのに。
笑ったら負けなの?って思うぐらい表情がない。マスクの弊害なのかな?
私は笑顔だけは褒められる。だからおてつたび先の人々が私の笑顔を見て「わっ!」ってなる瞬間が多々ある。ほんとに「わっ」ってなるの。「こんにちは、今日もよろしくお願いします!」って満面の笑顔で言うとみなさん何か珍しい物を見たような顔をする。
いつもニコニコしてるから物珍しいみたい。
笑顔ってほんと大事だと思うんだ。
作り笑顔じゃなくてほんとの笑顔。目の前の人が愛おしいからつい笑顔になってしまう。
周りも照らしてしまうような笑顔をみんなしてたらどんなにステキな世界になるか。
若い子達と話す機会が多いけど、ほとんどの子が親との価値観の違いに悩んでる。親は私の世代だ。多くの親は無意識に子供を自分の所有物だと思いコントロールしている。子供が良い大学に行って大きな会社に勤めれば自分が安心するから子供の意思などは一切聞かない。親の思い通りにいかないと怒り悲しみ心配する。そういう親に子供は困惑する。
子供は独立した一人の人間であり、幼少期から生きてるだけであなたは愛されてるんだよという愛を与えてあげればあとは絶対大丈夫。信頼して彼らの人生を見守って適当な距離をとって助けが必要な時は助けてあげればいい。
外で見かける家族を観察してると子供の方が大人で大人が子供みたいって思う。子供に対する話しかけ方が意地悪でほんとに酷い。あんな話しかけられ方をされた子供は将来どうなってしまうのだろう?もしくは一人っ子をバカ丁寧に面倒みてる過保護な親。両親と祖父母の視線を一気に一人で浴びるプレッシャーったらない。
アメリカ人の良いところは赤ちゃんでも子供でもティーンでも一人の自立した人間として会話し扱うところ。そして意外にも彼らは子供が泣いてもわがままにもイライラせずに忍耐強く対応する。
親がもう少し大人にならないと今の子供達は手に負えないと思う。ピュアで成熟した子を潰してしまうのは大きな損失だから。
今の地球は全てが限界に達してる。
多くの人はそれにさえ気づかない。
何でいつも戦争をしているんだろう?何で政府はこんな政策をするのだろう?何で働いても働いても金持ちになれないのだろう?何で幸せじゃない人が多いんだろう?何でニュースでは同じことばかり報道するんだろう?何で最近大物芸能人が消えていくのだろう?何で外国人がこんなに増えているんだろう?何で病気の人がこんなに多いんだろう?何で満員電車で会社に行かなきゃならないのだろう?
不思議に思わないのかな?
不思議に思ったらいくらでも調べられる時代です。
自立した自分を愛することのできる人が一人でも増えた方が良いに決まってるからさ。
母なる地球と同調する人が増えれば増えるほど良いに決まってる。
高く悟りて俗に帰ろう。
☀️🌕