リスペクト、リスペクト、リスペクト

ラグビーでは「アフターマッチファンクション」と呼ばれる試合後両チームの関係者が集まりビールなどを飲みながら歓談する会がホスト側の主催で行われます。

ビールを飲みながら「今日のタックルはサイコーだったぜ」「お前のあのプレーにはやられたぜ」とか言いながらお互いを称え合い尊重するのです。

ここで気が合った選手同士が連絡先の交換をして、世界のラグビー選手と繋がり情報交換をしていると聞きいたことがあります。なんてすてきな大人の関係なのでしょうか。

ラグビー選手が「敵も味方もない」「ラグビーにスターなんていない」といいます。

試合後勝者と敗者が一緒になれば敗者は悔しい気持ちのまま勝者に会わなければなりません。それは辛い時もあるだろうが、悔しい気持ちよりもきっと尊敬とか同じスポーツをする仲間としての愛とかそういったものが勝つのだろうと思います。試合が終われば敵味方はないのですね。

子供の頃からこういった会は催されるらしいので、ラグビー憲章にある情熱、結束、品位、規律、尊重といったラグビーに欠かせない、そして人間として生きていく上でも欠かせない基礎が自然に身につくのですね。

お互いキツい練習を経てこの試合に臨んでいることを十分理解し、試合中だって痛いのもお互い様。先ずは自分自身をキチンと認めているからこそ相手も認めることができるのだろうな。

試合中はやるかやられるかの世界です。決して手を抜いたりしない。それも相手を尊敬してるからこそです。

時には試合中熱くなってしまうときもあるけれど、チームメイトが全員猛スピードで走ってきて止めに来る。やられたら倍返しの世界ではないのです。やられた時は自分のチームのプライドだけの為に負けたくないと話しているのを聞いたことがあります。

やりあった選手を呼んでレフリーが握手させる場面も好きです。

大きな大きな視点で見れば宇宙なんて本当にあるかわからないし、自分はここにいると思ってるけど本当にいるのかな?(急に意味不明なこと言い出すけど)

経験、体験を自分が望んで地球という設定の中でしていると考えると、大きな視点から見たら勝ち負けなんてある訳ないですよね(わかる人にはわかると思う)

その位大きな意識の広がりがラグビー選手には彼らは気づいていないけれどあるのかもしれませんね。

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