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新しくなったdevCampに参加してきました

昨年8月に4年ぶりに開催された、kintoneエンジニアのための年に1度の大型カスタマイズイベントkintone devCamp🚀

昨年のkintone devCamp Boost! は、午前中から始まり、ランチセッションも含め、たくさんのセッションでしっかり学んだ後、夜には豪華食事付き懇親会でチーム対抗タイピング勝負やkintone標準機能クイズをして、とにかく盛りだくさんでとても楽しい1日だったことを覚えています。

今年になり、以前より別に開催されていた、ステップで学ぶ kintone カスタマイズ勉強会が、devCampとしてリニューアル。
毎回特定のテーマでの勉強会が、動画配信されたり、オフラインで行われたりするものになったようです。
エンジニアが大勢集まって盛り上がる年イチのイベントというよりは、より勉強会色の強いものになって、回数を増やして開催される感じでしょうか。

9月26日は新しくなったdevCampの「プラグイン基礎編」がサイボウズ東京オフィスで開催されるということだったので、プラグインチームのメンバー2人と一緒に参加してきました。(これまでずっとサイボウズでのイベントにぼっち参加だったので一人じゃなくて嬉しかった😄)

一応、プラグイン開発を仕事にしているので、新しく技術を学ぶというよりは、開発手法のおさらいや、これから学ぶ人たちへの教え方などを知ること、そして何よりエンジニア同士での情報交換をするための懇親会が目的です😆

勉強会の内容は、プラグイン基礎編ということで以下のようなものになっていました。

1.プラグインについての説明
2.設定画面の作成
3.アプリに既に設定しているJavaScriptファイルのプラグイン化
4.APIトークンの秘匿

あらかじめカスタマイズされたアプリが入ったスペーステンプレートと、プラグインを構成するファイルが入ったフォルダを圧縮したファイルがdevCampのマイページに用意されているので、ダウンロードして、自分のPCに設定します。

プラグインのJavaScriptファイルの動作確認をすぐにできるようにするために、Visual Studio Code Live Serverを利用するのですが、これをhttpsモードで動かせるようにしておく事前準備が案内されていました。
私たちはすでに設定してあったので、スムーズに受講が可能でしたが、事前に設定していなかったら少々大変だったと思うので、これから参加される予定の方は事前準備必須です!

プラグインの設定画面のhtmlファイルはサンプルを見ながらタグから手入力して作成、JavaScriptファイルは既に作成されていたものをプラグインに使用できるように書き換えを行ないました。

その後、いよいよプラグインのパッケージ化。
プラグインのパッケージ化には、Web版のplugin-packerを初めて使ったのですが、秘密鍵ファイルが欲しい時とかに便利なので、これからも使います!
パッケージ化したプラグインをkintoneに入れると、「読み込んだプラグイン」に自作プラグインの行が追加されるのですが、この瞬間はいつになってもワクワクします。(秘密鍵ファイルが自動で生成される瞬間も少し嬉しい😉)

この瞬間がワクワク

プラグインが作れたら、最後は「情報秘匿」について。
プラグインが使用するAPIトークンを隠すために、プラグイン設定画面で入力したAPIトークンの値をsetProxyConfigで保存し、アプリ側で使用したり設定画面で保存した値を表示する機能を実装したのですが、突然のレベルアップ感!
これが「プラグイン基礎編」なのに「Expert」に分類されていた所以か。

秘匿情報を使用する際、保存する際に設定したURLとHTTPメソッドと同じパラメーターを設定する必要があるのですが、このあたりが最初はピンと来ないかもしれないなというのが、私の過去の経験から思う感想です。(どうして取得するのにPUTなの?という感じ。)

APIトークンを秘匿する前に、「PUTを秘匿!」「GETを秘匿!」みたいなテキスト入力欄をHTTPメソッド別に4つ用意して、HTTPメソッドごとにプロキシを利用して保存→取り出して確認、みたいなのを実装する体験が一度あると、わかりやすいかもしれないな、と思いました。

プラグインで秘匿したAPIトークンが、開発者ツールで見えないことを確認したのですが、個人的には「開発者ツールの便利な使い方講座」があったらとても嬉しい!
開発者ツールについてはまだまだ知らないことが多そうだしなかなか知る機会がないので😄

3時間しっかりハンズオンで学習した後は、お楽しみの懇親会🎉
あらかじめ6人ずつのグループに分かれてに席が決まっていました。
自己紹介をして、まずはメンバーの共通点を探してチーム名を決めます。

「つまらない共通点はやめてね〜」と言われているのに、「メインブラウザがChrome」というつまらない共通点しか出てこず・・・時間切れになりそうだったので、ほぼみんなが飲んでいた🍺チーム「スーパードライ」に決定!(ほろよい飲んでいたのにスーパードライも飲んでいただいた方ありがとうございます!)
ちょうどD席だったので、DRYのDでちょうど良い🥰

お弁当を食べながら、「面白いプラグインを考えてプレゼンする大会」や「開発環境について」「イチオシ!プラグインについて話し合う」など、チームでめちゃくちゃ話す企画が多く、のんびり懇親会ではなくワークショップ懇親会だったのがとても楽しかったです。
サイボウズのdevCamp運営チームinnovator(かっこいい!)のみなさんも各グループに入って一緒に話ができたのもすごく良かった✨️

次回は11月末に「Google Cloud で実現する kintone × OpenAI 連携」というテーマで開催されるようなので、また参加できたらいいなと思いました!
突然思いついたのですが、謎解き的にバグ発見大会とかもあったら楽しそう〜。

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