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釧路で名建築の宿に泊まった話

CLS道東2025極寒編の数ヶ月前、CLS道東の発起人で、ジョイゾーの副社長である琴絵さんから
「新しくオープンする一棟貸しのゲストハウスを予約したから、ジョイゾーのみんなはそこに宿泊できます」
とメッセージ。

調べたら、釧路出身の有名な建築家、 毛綱毅曠さんが設計した街の病院だった建物をリノベーションしたとてもオシャレな宿
霧ノ音 -KIRI NO OTO-

毛綱 毅曠(もづな きこう)さんは2001年に亡くなった釧路出身の建築家で、「釧路市立博物館」や946BANYAが入っている「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」など、9棟の毛綱さんの建築が釧路にはあるそうです。

釧路にある9棟の毛綱建築のうち、この霧ノ音は、釧路に残した最後の建物。親交のあった院長に依頼されて病院として建てられましたが、2023年に院長高齢のために閉業、取り壊しの可能性もあったとのこと。

そこで毛綱建築を残そうと、地元で酒屋を営む五明龍哉さんにより、一棟貸しの宿泊施設に生まれ変わりました。

オシャレで快適な宿泊施設、というだけでなく、なんと酒屋さん経営ということでたくさんのお酒が飲み放題!!!!
これにはチェックイン時からみんな大興奮。
さっそくスパークリングワインで乾杯🥂🥂🥂

右上のお酒は釧路唯一の酒蔵・福司酒造の五色彩雲(Goshiki no Kumo)
これだけは全種類いただきました
博物館の二重螺旋階段もそうだし、毛綱建築は階段の使い方が特徴的

お部屋は4つあり、それぞれ釧路の自然をテーマにデザインされていて、アイヌ語の名前がついていました。

私が泊まった「URARA(ウララ)」は霧のかかる森がテーマ
3Dプリンターで作ったという霧をイメージしたライトと、釧路湿原の土で作られたアート(ソファーの上にあるもの)がとても印象的
夕日に照らされた街をテーマにした「CUH(チュフ)」
お酒の瓶を砕いて作られたというアートがカワイイ
雪の積もる湿原をテーマにした「UPAS(ウパシ)」
おもしろい形のYogiboでくつろげそう
メインホールには床暖房とエアコンがあって広い空間だけど暖かい

私はCLS道東の前日と当日の2泊しました。ジョイゾーメンバーだけでなく、CLS道東に参加いただく方とも一緒に泊まって、夜遅くまで美味しいお酒とともに楽しい夜を過ごすことができた贅沢な宿泊体験でした。

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