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CLS道東に参加して感じたこと
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2月8日に、コミュニティリーダーズサミット(CLS)道東2025極寒編が開催され、運営スタッフとして初めて釧路に行ってきました。
コミュニティリーダーズサミット(CLS)は、地域課題の解決に取り組む活動を引っ張る人(コミュニティリーダー)や、貢献している人(コントリビューター)が集まり、地域の課題解決や地域活性化をテーマに議論や情報交換を行うイベントです。
2018年に高知県主催のプロジェクトとして始まったものが、道東、長崎、三島らへん、とその活動に共感した人によって全国に広まっています。
CLS道東は、釧路出身の琴絵さん(CLS道東の会場となっている港まちベース946BANYAの運営を行っているHokkaido Design Codeの代表社員)がCLS高知から刺激を受けて発起人になっているもので、2022年9月に始まって以来、年に2回のペースで今回が6回目でした。
CLS高知が「初鰹編」「戻り鰹編」という年2回開催になっているのに倣い、CLS道東は「海霧(じり)編」「極寒編」として年2回開催しています。
海霧というのは、釧路の夏によく見られる海上で発生する霧のことだそうです。なんとも洒落てる!
琴絵さんは私が昨年入社した株式会社ジョイゾーの副社長でもあります。ジョイゾーはCLS道東の後援をしていて、昨年11月、会社で運営スタッフを募集していたので、CLSというイベントの運営やコミュニティ活動に興味のあった私は手をあげてスタッフとして参加することになりました。
CLS道東は、前回から、テーマを「ド」ローカルに絞っています。
開催地ごとに特色が生まれているのが、とても面白いと感じました。
テーマごとに道東で活躍されている方に登壇いただき、モデレーターとして道東外の方からの視点を取り入れたセッション構成になっていて、回を重ねるごとに成長している、と参加者のみなさまから称賛いただいているのも納得の素晴らしいセッションばかりでした。
当日の様子は、道東テレビでネット配信を行っていただき、アーカイブが見られるようになっているので、ぜひご覧ください。
事前の準備段階では、CLSに参加したことがなくてもできる作業として、LINEのオープンチャットにご案内の投稿を流すことをメインに行っていました。
その中で、道東の市区町村の議員セッションの内容の紹介を考えていた際、その市区町村がどこにあるのか、さらには「弟子屈町」の読み方も、釧路市と釧路町が別であることも全然知らない自分に気が付き、位置関係がわかる図を作成しました。
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知らなかったことでもこうやって自分で図にしてみることでわかりました。登壇者のみなさまのことについても、調べて知ることで、ますます話を聞くことが楽しみになりました。
事前に打ち合わせを重ねているだけではわからなかったことが、実際に現地に赴き、CLSの前夜祭・本編・懇親会に参加して、多くの方と直接のコミュニケーションをしたことで、とてもたくさんのことがわかったし五感で実感しました。
「知る」ということは、新しい景色が広がることです。
CLS道東に参加していろいろな考えに触れ、自分の視点が増えるのを実感しました。知ることで、自分の中に新しい風が吹き込んで自分の成長も感じられます。
CLS道東はもちろん、他の地域のCLSにも積極的に参加して、いろいろな人の話を聞いてみたいと思っているし、私自身が教えてもらったように、コミュニティ活動に参加したことがない人にも、その面白さをどんどん知ってもらうべくアウトプットしていきたいと思いました。