Time Machineの設定を変更した記録
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さて、無事4TBのHDDを増設できたNAS。
実は2021年に家のMacを買い替えたら容量が256GBから512GBになったので、確保していたTimeMachineの領域が300GBしかなく容量不足でバックアップが取られておらず「失敗しました」のメッセージがずっと出ていました。
重要なデータを保管しているわけではないので、バックアップが取られていなかったことについては、あまり気にしていなかったのですが、半年ほど前に、HBS3(Hybrid Backup Sync)の共有TimeMachineアカウントが非推奨になったらしいという記事を見て「共有TimeMachineアカウント使っちゃってるよな」と気になっていました。
NASに通常使用しているアカウントでログインすると、TimeMachineのフォルダを見ることもできないのも何だか嫌な感じだったので、増設したHDDに1TBのTimeMachine専用ボリュームを作ることにしました。
前の記事で、追加したHDDはDataVol2として静的ボリュームにしていたのですが一度削除。
ストレージプールを作って2つのシックボリュームDataVol2とDataVol3を作り直しました。
今回はスナップショットというバックアップ的な機能が使えるシックボリュームにしてみました。
いろいろ選択しないといけないことあって調べている時に、5年前にファームウェア更新ができなくてお世話になったQNAP日本代理店のテックウインドの記事にここでも助けられました。
新しく作ったDataVo3にTimeMachine用の共用フォルダを作成して、Time Machineのバックアップ先はこちらに変更。
HBS3のTime Machineは「無効」にして、すでに取られていたバックアップファイルを削除して、ゴミ箱を空にしたら、めでたくDataVol1の空き容量が増えてしきい値を超えたという警告も消えました。めでたしめでたし・・・
めでたし、のはずなのに何だか気持ちがスッキリしない。
これからも使用することがなさそうなスナップショットのために4TBもあるHDDの容量がフルに使えないということと、重要なデータがあるわけではないローカルのバックアップをTimeMachineで取る必要が果たしてあるのかというもやもやが残る。
とりあえず、今はDataVol1の空き容量が増えたことだけ素直に喜ぶことにします。