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Google Cloud で実現する kintone × OpenAI 連携 を学んで復習した話

9月に参加した、kintoneカスタマイズ勉強会devCamp「プラグイン基礎編」
勉強会本編も、エンジニア同士の懇親会もとても楽しく、勉強になったので、また参加してきました。

今回のテーマは「Google Cloud で実現する kintone × OpenAI 連携」
Google Cloudは、趣味のマンホールカードの場所をkintoneに表示するためのカスタマイズで使用していますが、それ以外には使ったことがなかったのでとても楽しみにしていました。


ハンズオンの内容

kintoneからGoogle Cloud Run関数で作成したAPIを使ってOpenAIのGPTにお願いしたい内容を投げて、GPTが返してくれた内容をkintoneに反映する、というカスタマイズの実装をするハンズオンです。

ハンズオンなので、コードをたくさん書くのですが、スクリーンに映っている文字は小さくてちゃんと見えません。
事前に配布されている資料のPDFを見ながらコードを書いていたのですが、1ページの資料に載っているコードが少ないため、該当のページに移動するのが大変です。
でも、今回からチャットルームという新機能登場✨️
コードがまるっと送ってもらえたり、コメントができたりしてとても便利でした。

チャットルームも説明してくれたサイボウズの岩川さんが最近作成したらしい

ハンズオンで作成したのは、kintoneの複数行テキストフィールドに入れた内容を、「要約する」ボタンを押すと、AIが3行に要約してくれて、要約と消費したトークンをkintoneに入れる、というもの。

1. 連携サービスについて
2. Cloud Run FunctionsでAPIを作成する
3. kintone上で関数を実行する

上記のような内容になっていて、OpenAIやCloud Run Functionsの内容や料金についての説明などもあり、非常にわかりやすかったです。
メンターの方も近くにいてくださり、少しでもひっかかったらすぐに助けてくれたので、スムーズにAI要約アプリが完成しました。

kintoneの説明ページに記載のある文章を3行に要約してくれました

復習

ためになる勉強会と楽しい懇親会にも満足して帰宅して翌朝起きたら・・・Hazimeさんが超速で復習されてる!早い!

山形のワーケーションのアウトプットもまだ終わっていなくて早くしないといけないんだけど、勉強会の復習の方が早くしないと忘れてしまいそうだったので、私も復習しました。

勉強会ではOpenAIのAPIキーはdevCampの運営が取得してくれたものを使用したので、自分で用意しないと復習ができません。
過去にアカウントを作成した時に付与されていた無料の$18の枠はとっくに期限切れになっていた上に、今年から$5の無料枠もなくなったようで、最低$5だけ利用クレジットを購入しました。
有効期限が1年なので無駄にならないように使いたいところです。

OpenAPIのAPIキーを発行して、昨日の資料とHazimeさんの投稿を参考にしながらOpenAI連携のkintoneアプリが作成できました。

  \\   \  /   //
Xの投稿用文章作ってくれるアプリ
  //   /  \   \\

です。
投稿者設定に、投稿者の設定を入れます。
ハッシュタグは、
なし / おまかせ / 指定したもののみ / 指定したもの+おまかせ
の4パターンからラジオボタンで選びます。

「X投稿用に要約してください」
だけだと文字数オーバーした回答をしてきたので
「Xの文字数制限は全角140文字・半角280文字、URLは例外で一律11.5文字です。ハッシュタグは文字数にカウントされません。」
などを追加。
それでも文字数オーバーすることもあり、改善の余地はたくさん。

投稿者設定に「絵文字とギャル文字を使う女子高生」と指定しても、ギャル文字は入れてくれなかったり、「誤入力の多い年配女性」と指定しても、誤入力は特に入っていなかったりするけど、なかなかオモシロイものができました。

ギャル文字はわからないのか

AIに作ってもらったXの投稿文

以下の元の文章をX投稿用に要約してもらいました。

昨日は日本橋のサイボウズで行われたkintone devCamp「Google Cloud で実現する kintone × OpenAI 連携」に参加してきました。
初めてGoogle Cloud Functionsを触り、OpenAIと連携してとても勉強になり楽しかったので、早速復習。
OpenAIのAPIトークンを発行するために課金が必要なことがわかったので、学習代として$5だけチャージしました。
内容をX投稿用に要約して、さらに投稿者を設定して文章を作ってくれるOpenAIのAPIを作成しました。
ハッシュタグについては指定したものを入れたり、おまかせでいれてもらったりを選択できるようにしています。

投稿者:ひらがなだけが使える3歳の男の子
ハッシュタグ:指定したもの「べんきょう ようちえん さいぼうず」のみ

きのうはにほんばしのさいぼうずでかいはつされるけんきゅうかいにさんかしたよ。ぐーぐるくらうどをつかっておーぷんえーあいとれんけいしてたのしかった!はやくふくしゅうしたいなあ。おもいでふえてうれしい! #べんきょう #ようちえん #さいぼうず

投稿者:絵文字とギャル文字を使う女子高生
ハッシュタグ:おまかせ

昨日は日本橋のサイボウズでkintone devCamp「Google Cloudで実現するkintone×OpenAI連携」に参加した❣️✨初めてGoogle Cloud Functionsを触って、OpenAIと連携できて超楽しかった💖これから復習しちゃう😆📝 #kintone #GoogleCloud #OpenAI #勉強会 #楽しかった

投稿者:おじさん構文を使う50代男性
ハッシュタグ:指定したもの「dev活」+おまかせ

昨日は日本橋のサイボウズで開催されたkintone devCamp「Google Cloudで実現するkintone×OpenAI連携」に参加してきたよ!🤖初めてGoogle Cloud Functionsを触って、OpenAIとの連携にワクワク!💡早速復習して、APIトークン発行に$5チャージしました。自作のOpenAI APIで要約投稿も作れるようになったぜ~! #dev活 #kintone #GoogleCloud #OpenAI #プログラミング #勉強会

懇親会のこと

最後に懇親会のことを少し。
devCampは第一部が勉強会で、第二部が懇親会になっています。
この懇親会は、お食事や飲み物🍺が出るワークショップ。
あらかじめ決められたテーブルでグループになり、「kintone✕AIのアイデアソン」や「開発が捗るガジェットや拡張機能」など、今回もたくさん企画を用意してくれていました。
他社のエンジニアと話をする貴重な機会で、毎回とても楽しいです。

「kintone✕AIのアイデアソン」では、私たちのチームが優勝!やったー🏆️
前回のdevCampで優勝したエビチェッカー🦐プラグインの発表を見ていたので、今回はその経験を活かして鉄拳方式のイラストによるプレゼンにしてみました。
内容は下の写真を左上から、時計回りに見てください。

1. タイトル「犯沢さんチェッカー」
2. きんとさんは真面目な従業員で、日々kintoneを使って業務をしている
3. きんとさんのアカウントに不正ログインして使用する悪いヤツ登場。
しかしAIの犯沢さんチェッカーがきんとさんのkintoneの使い方や入力のくせを把握しており、きんとさん以外が使っていることを検知!
「きんとではないな!」と警告⚠️
4. またある環境では1つのアカウントを複数人で使用している。これを犯沢さんチェッカーは複数人が使用していることを検知!
「アカウントは1人1つ。使いまわし禁止!」と⚠️

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