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ハイステ ”最強の挑戦者” 東京公演 レポ

□注意

東京公演見納めて来ました。
初回気づかなかったシーンとか、改めて3校の印象とか。
※全面的にネタバレです。
※感動の沸点が低く、大変浅慮な人間が書いた文章です。
※つまり、小並感

□要項

とき:2020年3月21日(土)~3月22日(日)
ところ:TOKYO DOME CITY HALL
ないよう:
ハイパープロジェクション演劇ハイキュー ”最強の挑戦者” 東京公演

□全体をサラッと

初回はかなり前方のお席だったので、一人一人をガン見するなどしてたけど、今回は2バル、1バルでかなり全体を見渡せて良かった。
ちなみに、公演序盤的な感想をここで書くとすると、セリフのテンポが早くなりがちなのと、滑舌がやや甘な場面があるなぁ、と感じた。今回は試合の合間に局地的な会話(声かけとかではなく会話)が多いのと、関西特有のハイテンポの掛け合いも多いから、その辺の間のとり方の微調整が上手く行けばもっと見やすくなりそう。滑舌は長めのセリフが来ると、危うくなる人がちょいちょい。あと、秋紀の口から想定外の煽り文句出てきて何度見ても脳が正しく理解してくれない。なんやねん「Clap Your Hands」て。なんぼでも叩いたるわ。
あと、リフトがまだ少し不安定かな、烏も稲荷も。これは回数を重ねて洗練されていくんだろうな。

□烏野

初回の感想読み直して、あまりにも烏野見れてなかった事に笑った。梟のことばっかりやないか。
新生になってから初の公式戦だけど、なんだ、全然烏野だわ、って。普通に安心しました。烏合の衆感といい、貪欲さといい。

個人的には学年ごとの横ラインの関係性が見所だと思ってる。縦の関係性は意識的に役作りしてるんだと思うけど、横の関係性はよーいドンで始まったばかりの新生だからこそのナチュラルさというか。パワーバランスがちょうどいいというか。
特に1年生が好きで、影山日向、日向山口、影山月島、日向月島、どの関係性もちゃんと烏野1年なんだよなぁ。さらに言うなら山口がとっても良くてね?他1年生のわちゃわちゃを自ら間に入って止めてるシーンが多くて、原作リスペクトを感じた。ツッキーの腰巾着だったころを思い出して、強くなったね山口……って思うしかなくなる。

3年も最高学年の安定感とともに高校生っぽい感じもあっていいなぁって。潔子さんが3年の輪の中に自然といるのがすごく好き。スガさんが暴走したらぶん殴る覚悟のある潔子さんお強い。

ちょーっと気になるところというと、木下の英語キャラかな。演劇において、演者本人の特性を活かすっていうのは大賛成なんだけど、やるなら徹底的に面白さを追及してほしいなぁって。正直、今はネタとしては全然おもんなくて、小手先で入れとこって感じが強い。やるなら観客に笑いか感動を提供して欲しいところ。なので、守りに入らずもっと遊んでほしい。もちろん、本編壊さない程度に。

パフォーマンス的なところで言うと、飛翔から振り付けさんが変わったからってのもあるけど、初代とはテイストが少し違う。振りの難しさよりもフォーメーションとか一体感で完成度を高めようとしてる感じ。これは、2代目が走り出してすぐの今だからこうなのか、それとも2代目のコンセプトなのか。今後も楽しみなところ。烏野は個性豊かで烏合の衆ではあるけど、影山、西谷あたりを除くと、個々人が全国レベルのプレイヤーなわけじゃない。でも、歯車が噛み合えば全国でだって戦える。そういう、烏野らしさを見せてくれているよう。

あと、今回は高いリフトが少なめ。ここぞというときの変人速攻くらいかな?ハイステではどの学校もしれっとやってるから忘れがちだけど、人一人を肩より高い位置に持ち上げるって相当な芸当だよ…。求められるものが多すぎる、体力的、技術的、互いへの信頼。これは、公演重ねて、時間かけて積み上げてくしかない部分でもあるだろうな。今回のセットはかなり足元不安定だし、そもそも2代目は八百屋初めてだし、それも加味してまだ少し控えているのかもしれない。
その代わり、一人のスパイカーに一人の土台っていうリフトが結構出てくる。これも演出的には、全国に来る時点の烏野はそうだから、とも言えるのかも。烏野の武器が変人速攻を持つ日向、という突出した一本だけではないという表現にも思える。その日向の存在があるうえで、旭さんはもちろん、大地さん、田中さん、ツッキーがスパイカーとして等しく武器になりうるという風に見えるというか。
んで、今回その演出を用いた「同時多発位置差攻撃」がすごく多く感じるんだよな。この演出が印象的だからか、多いから印象的なのかは分かんないけど。とにかく、この稲荷崎戦の試合展開とリフトの演出はすごくマッチしていたと思う。

今回烏野は圧倒的田中さん回でしたね!身体を張ったアクションはもちろん、自身の長いシーンもしっかり担える鐘ヶ江洸くん。カッコイイ田中さんをありがとう。
「ところで、平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか」
「この脅迫-しんらい-に応えて見せろ」
原作でも印象的だったこの2つのシーン、どちらもすごくよかった。田中さんも、一緒にそのシーンを作ってる3年も影山も。

「俺は今日何をした 何ができた」
ここの回想シーンの3年生たち良いんだよなぁ。よーく顔見ると、みんなほんとに目が笑ってないの。強えやつ。受け入れている、でも、あきらめているわけじゃない。
その後の金髪ヅラ取り外しが面白すぎる。初日は一瞬の暗転中に外してたのに、3,4公演目観たらそのシーンにネタぶっこんできてたwたった一日で何があったのwその後のスガさんの「触らして」がただの菅原孝支。
「いや、今でもちょいちょい思ってんな」から、鐘ヶ江くんの柔軟な演技力を感じる。
あと、回想と言えば潔子さんの「いいえ」な。何一つ違和感なく、田中さんと潔子さん。さらに、影山にも「いいえ」って言われる田中さん。
ちなみに「今日何をした 何ができた」のセリフは双子の「昨日を守って何になれる 今日何をする」ってセリフと重なってなぁ。今回、色んなところでいろんなセリフが重なってエモさが倍々になってるシーン多い。

□稲荷崎

いや、もうすごいとしか言えない。いままで、こんなにたくさんの学校が出てきたのに、まだこんな学校出てくんのかよ、まじか。
原作で読んでた時の稲荷崎のイメージを遥かに超えてきて、役者の凄さを目の当たりにした。戸美の時もそうだったんだけど、原作がどうこうじゃなくて、自分の想像力の貧しさを嘆いてます。

まず何から言えばいい?やっぱThe兵庫県代表ってとこ?最高に関西のテンションで私のテンションもぶち上がりました。会話のテンポとか本当にそのまんまって感じがする。ヒョーゴスラビアはご存じの通り、地域によってかなり県民のキャラクターが違うんだけど、ステ稲荷崎からはすごく自分の地元(播州)の匂いを感じた。稲荷崎は尼崎モデルのはずなんだけどw
頻繁に人の上げ足取って、取られても気にせんと話続ける感じとか、逆にオーバーにそれにブチ切れてみたりとか。死ぬほど口悪いとか。分かりみが深すぎて。
勝手な想像だけど、この稲荷崎の空気感のベース作ったのは、治役の神里くんだと思ってる。なので、神里くんが兵庫のどの辺の出身なのか気になってる。
会話のテンポが異常にいいだけに、初舞台組のセリフの間がすこーしだけ気になるところ。ツッコミは!食い気味で!相手のセリフの後!間髪入れずに!治の言う「一通り聞けや!」は多くの関西人に当てはまることだと思う。

関西弁精度で言うと、かなり違和感がない。会話レベルならほとんど気にならないレベル。長いセリフになるとちょっと謎方言になったりするけども。そういう意味では長台詞多い北さんは大変だわ。
銀島の「きっしょ、早よ帰れや」とか、治の「それを知っとっても、それはただのスタートラインに過ぎひんねんで」とか、双子の信頼の回想のシーンとか絶品。なんなら、原作ともちょっと変わってたりする。たぶんこれは神里くんの修正なんだろうなぁ。より、兵庫の関西弁になってる。大阪弁じゃなくて兵庫の関西弁なの本当に嬉しい。

で、双子よ。私の中の宮兄弟のイメージが完全に塗り替えられましたわ。私の中で見積もってた双子の熱量より、数倍熱かった。侑も治も。もはや”熱い”というか、”暑苦しい”レベル。双子速攻マイナステンポ”裏”の時とか熱すぎて涙出てくる。特に治の熱さが本当に予想を超えてて、私は軽率に治に落ちるなどした。
北さんが言う、治は侑とDNA一緒って言うのに死ぬほど共感。逆鱗の位置が微妙にずれてるだけで、沸点の低さは似たり寄ったりだし、どっちかというと治の方が瞬間湯沸かし器感ある。
日向のコミットブロックのときの「あの小っこいブロック怖いんか!」「怖いわけあるかい!」「マジっすか!?」への返答が「おう!(切れ気味)」なの最高w何なら「あぁ!?」って言ってる回もあった気がするw 原作だと、急に声掛けられてちょっと戸惑ってんのに、神里サムは完全に食って掛かってるの大好き。
1セット目取られて、侑が影山に絡みに行ってるとき、治が止めに入るのに、直後に影山に「ストレートで勝つ」的なこと言われてプッツンきてそれを侑に宥められるとことか。いや、お前止めに入ったんちゃうんかい。
まだまだあるんだけど、侑ユースの時の「一通り聞けや」のブチ切れ具合が見事すぎて、真面目なシーンなのに笑いが起こる不思議。
ステサム(ステイサムみたいだな)、本当に沸点低くて大好きなんだけど、それでも治っていうキャラクターから逸脱してないのすごいと思う。切れるときは切れるけど、ちょっとだけ侑より冷静なところも持ってる。そういう感じ。
まぁ、マジレスするとこのメンツで治のテンション下げると埋もれるし、稲荷崎は侑のチームになる。マンガ、アニメではローテンションでも瞬間の絵面の魅せ方でカバーできると思うけど、舞台だとスロー多用するとかしないとたぶん難しい。そして、それをすると間延びしてつまんなくなる。
そういえば、信頼云々のシーンの治のセリフ、たぶん一部オリジナルで、「新しモノ好きのツムについてきたら、いつの間にかここまで来とった」的なこと言ってるんだよな。これについては人によっては解釈の違いを感じたりするんだろうか。って、思う時点で私もちょっと引っ掛かってるんだろうなw
でも、今の本誌の展開を思えば、たとえ双子だろうと当然ステ振りに違いはあるわけで。侑は”バレー”に全振りだけど、治は”メシ”にもステータス振ってるし。そこの差異が「俺よりちょびっとだけバレーボール愛しとるからなぁ」に繋がるんだなぁ。新解釈ではなく、ちゃんと原作から派生してるな。

北さん。過不足なく北信介。無気力なわけでも、不機嫌なわけでもなく、ただ淡々と言葉を紡ぐ。完全にフラットなわけではなく、自分はしくじらない、ちゃんとやってきたっていう自信も滲み出てるのがまた絶妙。監督のセリフを受け持ったりしてるのもしっくりくるし、ほんとに彼が喋るだけで空気が締まる。誰やねん、本物の北信介連れて来たん。
初日の感想にも書いたけど、稲荷崎の登場シーンが32巻の表紙のまんまでかっこよすぎるんです。舞台上の照明が青暗い感じの中、開いたステージの奥から並んで歩いてくるの。で、その先頭にいるのが稲荷崎の赤い提灯持って肩ジャーしてる北さん。どう見ても”バケモン達の宴に混ざれた人間”ではなく”バケモン達の元締め”な件。ジャージふぁさぁ脱ぎ去るところカッコいい。
ユニもらうシーンがなかったのは残念だけど、他の北さんにまつわるシーン全てがもう…もう…(言葉にならない)。北さんがコートはいる瞬間、全員が身体の後ろで手組んで整列してんのとかもう……。北さん迎えにきてネット上げる侑と銀とかさぁ。はぁああああ(クソデカため息)2年生語りとかバケモン語りする北さんとか最高やん…。演出が美味しいし、何より舟くんの台詞回しがとても良い。んで、身軽でパフォーマンス面でもとても安定感がある。ベンチエリアに上るときがめっちゃ華麗なので、みんな見てください。
あと、もう一つ。北さん、コート外にいる時とか結構いろんな人のジャンプの土台になってんだよね。そこでも「ちゃんとやんねん」がしみ込んでいるのか、土台待ちしてる時の姿勢がめっちゃよくてな。ただそこでスタンバってるだけなのに目立つというおかしなことが起こってたりw

アランくん。とんでもない人連れて来たな感が半端ない。さすがのバレー経験者、ジャンプが高い。ビジュアルも声もアランくん。なんてこった。
22日ソワレでは”2幕スタート”コントでおもっきし弄られてて最高だった。
「端っこから別嬪さん、別嬪さん、アランくんのお母さん飛ばして、別嬪さん」
「お母さん来とるん!?」
「ほらあそこ」
「てか、飛ばすなや、割と美人やわ!」
「まぁまぁ、ほらこっちも別嬪さん別嬪さん、アランくんのお父さん飛ばして別嬪さん」
「お父さんも来とるんかい」
「うん、ほら」
「だから、飛ばすなや!てか、一緒に見て!?」
これからもどんどん弄ったって。

りんたろ。これまたご本人。てか、楚南くんが普段からりんたろに見えるのは私だけ?ひょろっと長い感じとか姿勢の悪い感じとか、立ち居振る舞いがまごうことなき倫太郎。
あと、声ね。すっごいイメージ通りのお声!
「あんたブロック上手だよ」
「そろそろ追っかけてくる気になった?」
いや、ちょっと待ってほしい。この子、狙いすぎでは?あざとすぎでは???

銀。双子に勝るとも劣らないやんちゃくん。スタイルが良い…。
初めは銀が思ったよりガラ悪いな?って思ってたけど、冷静になってみて別に関西人ってあんなもんだよな、って納得した。もともと熱血系で大人しいキャラでもないわけだし。
銀島くんを通して、自分の地元のガラの悪さを身に染みて感じるというよく分からないあれ。
どこだったかなー、銀島くんがスパイク決めるところの雄たけびがめっちゃ漢!って感じでかっこよかったんだよ~。次観るときにもっかい観たいとこだなぁ。

大耳さん。ご本人。稲荷崎何人漫画から出てきた?全員じゃない?何が起きてんの?
派手な立ち回りが多いわけではないけど、要所要所でしっかり締めてくれてる印象。でも、完璧に冷静な人でもないから、足踏み鳴らしてイラついてるとことかも見られる。だが、いつ何時も最高作画。
あと、ベンチ下がってる時の北さんとのツーショットになごむ。老夫婦ペア、安心感ある。

そして、しんどいのがラストシーンの記念撮影。ポジション替えて2回くらい撮ってるんだけどね、微笑ましすぎる。2年生が横断幕もってわちゃわちゃしてんのとかさ。北さんが真ん中でニコニコしてんのとかさ。はぁ……てぇてぇ……。

こう、稲荷が全員揃った時に思うのが、頭身バグってる人多すぎってことかな……。高身長が多い学校って、今までも白鳥沢だったり、青城だったり、梟谷だったりあったわけだけど、何だろう、その中でもダントツで頭身高い人多く感じる。実際頭身高い人ばっかり集まってるんだろうけど、わかりやすくマッチョ系の人がいないからってのもある思う。全員比較的細身で身長高い。さっき挙げた3校は牛若ちゃん、獅音くん、岩ちゃん、鷲尾さん辺りをがっしりしてて大柄感ある人がやってたからな。立ってるだけならモデル集団のようだ。

にしても、8人中双子と銀くらいしか”輩”感あるやついないのに、すげぇうるさいのなwいや、それ言ったら、木兎一人であれだけ喧しい梟も大概だけども。

□梟谷

時空をさまよう梟谷。これは、まぁ、仕方のない事ですね。気にする人もいるだろうけど、梟谷推しとしてはしょうがないなって思ってる。というわけで、今回は”春高に出場している梟谷という概念”が舞台上にいましたね。彼らは”概念”です。

さて、3人しかいないけど語りますよ。

まずね、そろそろ私の中の木兎赤葦木葉のキャラクターが迷子になってきました。中の3人の仲が良すぎてな……。私は「なにこの3人めっちゃ梟谷!」って思うんだけど、中の人バイアス掛かりすぎてんじゃないかな、と不安になる。彼ら、ちゃんと木兎赤葦木葉やってますよね??
でも、これだけは言える。最初に出てきたMC木葉、お前はたぶん木葉秋紀ではないな???木葉秋紀の皮被ったジュード様だろ??私、1月にあなた様に会ってるんですけどね??急にゲンジツに出てくるのやめません???
いや、やたらエンターテイナーで、キレ芸をやってのける木葉秋紀も全然大好きですけどね。あのシーンこそ、概念だからさ。最高な秋紀をありがとうって言いたい。

で、その開演15分前のクラブ風演出なんだけど。「なんでこれやった?」って腑に落ちてない感想もチラホラ見かけるけど、これもしかしてコロナ対策では。私も妹に言われて気づいたんだけどさ。開演までの30分間、おしゃべり控えてくださいってスタッフから言うよりも、舞台上で何かやってる方が間違いなくおしゃべり減るよね。MC木葉が出てきてからの導入は初めからあの形だったのかもしれないけど、それが開演15分前からになったのはそういう理由だと言われれば納得する。

クラブ・フクロウ。衝撃の2DJ1MC。
そもそも客入れ段階であそこまでガンガンに音楽かかってるの珍しいのでは?どうだろ、現地歴浅いのでわからん。
15分前の場内アナウンスが終わった後ヌルっと出てくるMC赤葦。セリフもなくヌルっと出てくるから動揺する。衣装は東京の陣OPの白いロングコート中のベストはなくて、ユニフォームがチラ見えしてる。下はレザー系の光沢のあるロングパンツ。なんかチグハグ感があってダサい。それでこそ赤葦。
DJブースに立って、ヘッドホンをするDJ赤葦。ヘッドホンを肩と頭に挟んでターンテーブルきゅっきゅしてるのが普通にかっこいい。頭上で手を叩いたり、Oh~ってやったり、横に手を振ってみたり、いろんな方法で客席を煽る。でも、両手を拳にして胸の前に構えて横揺れするのはあまりにも髙﨑俊吾。手を頭上に挙げてるところのお手々が妙に可愛いのは何故??手首細くてちょっと手が小さいから?わからん。
一見ノリノリだが、顔は終始真顔。いやまぁ、笑顔で居られてもコレジャナイ感ありますけど。
7分くらいしたら、DJ木兎登場。
「ヘイヘイヘーイ!」今作、キャストの中の誰よりも先に声を聴けるのは木兎さんです。赤葦と同じく陣の毛皮衣装なんだけど、コートの前の部分は全部閉じてる。なぜなら、中に勝負服を仕込んであるから。あの毛皮コート全部閉じてると本当に梟みたいで可愛いんだよな。てか、187cmあるらばくんが着て、あのサイズ感ってすごいデカいよな、あのコート。
赤葦同様にヘッドホン首にかけて、ノリノリなDJ木兎。らばくんの性格上こういうの好きそうだし、様になってる。個人的に、両手広げて指差し状態でぴょんぴょん飛んでる姿がたまらなく木兎さん。
しばらくして、戻ってきた赤葦にノリを強要したり、タンバリン強要したりしてるのが最高。戸惑いながらタンバリンシャンシャンし始める赤葦可愛い。そして、自分でやらせたくせに、タンバリンふんだくる木兎さん理不尽。
開演直前アナウンスが終わったあたりから梟谷BGMが混ざりだす。そして!我らが木葉秋紀がMCとして登場~!!
「どうも~、大将優です!」(3/22夜)
ここもしかして日替わりになるの??我らが木葉秋紀どれくらい暴走する??
「我らがエース!DJ木兎光太郎!」
「そして、我らが司令塔!頭脳!DJ赤葦京冶!」
「MCは私、梟谷のMr.器用貧乏こと木葉秋紀!」
衣装は完全新作。よかったね、可愛いおべべ作ってもらえて。白のジャケットで襟とかポッケあたりが黒いラインになってる。中はグレーのベストで、ユニフォームは見えない。でも、ジャケットの背中に背番号がくっついてる。だがしかし、足元はユニフォームのまま。生足ィ…。顔には大きめのいかついグラサン。ワンレンズのサングラスだったかな?顔小さすぎて顔の半分くらいサングラスで占められてる。
手元にはゴールドのラインストーンでデコデコにしたマイク。フレディマーキュリー的な置けないマイクスタンド付き。このマイク、一応ガチマイク?一回、口元から離しちゃったとき木葉の声かなり小さくなってた気がする。

観劇時の諸注意を木葉と木兎で寸劇風に説明してくれる。
「携帯電話のご使用は…「もしもし!鷲尾!?」ご遠慮ください!!!鷲尾に電話すんな!」
「ブー!」
「また、録音や録画などは禁止されており…「(カメラを客席に向ける)」ダメだって言ってんでしょうがぁ!!」
「「ブー!」」
「あ、俺のやつ取んな!」
「隣のお客様のご迷惑になるような行動はご遠慮くだ…「(耳元でタンバリンシャンシャン)」だから、やめろ!!」
「「ブー!(後ろで赤葦も手でバッテンしてる)」」
「(赤葦をみて)今やってましたね??見えてましたよ??」
キレ芸が炸裂している木葉秋紀。おとぎ裁判でも、イベントでもキレ芸してたし、最近の東拓海のブームか何かなの??
あと、急に敬語出てくるの何なんwほんと木葉秋紀の皮被ったジュードすぎる。キャラ崩壊してるのかもしれないけど、でも”キャラ崩壊した木葉秋紀”にしか見えなくて色々混乱する。梟推しじゃない方は、あの木葉秋紀を見てどういう感想を持ったのか気になるところ。
私?私は大好きですよ。

今回は椿原戦を飛ばしてるからそこの解説もやってくれる。こんなに木葉多用すると思わなかったわ。めっちゃ喋らされるやん東拓海。滑舌がんばれ。
そして烏野登場までカウントダウン。え、なに??木葉秋紀のカウントダウンしんどいんですけど?センターで指折り数えてる秋紀何??「Clap your hands」、「Ready Go!」とか、なんか感動すらする。
んで、烏野出てきたらハケるのかと思ったら、まだいる。何ならDJブースに立って、ヘッドホンしてきゅっきゅしてる。マジかよ。烏野見れなくなるから早くハケなさい!ほんとに目持ってかれる。助けてくれ。
稲荷崎の紹介をしたらやっとハケる。ふぃ~……。

1幕では原作同様、自分たちの試合前に烏野の観戦をしてる。そこに、木葉が追加されてる感じ。アップ行くぞとか、試合始まるぞとか、せっついてるのは全部木葉で大変そう。木葉がいることで、赤葦のマイペースな部分が表現されてて、そういう意味では今回梟3人参戦なのは良かったように思う。木葉さんの心労は計り知れないけど。
基本木兎赤葦は観戦してるんだけど、木葉は頻繁にハケてMC衣装着て実況役として出てくる。しかも、ネット役、審判役、モブ役もしてるから、本当に出ハケが多くて大変そう。
審判してる時は陣の審判みたいにリズムに合わせてぴょこぴょこしてて可愛いです。ちなみに、烏VS稲荷は彼のジャッジによって幕が下ります。

実況木葉。とにかく、頻繁に出てくる。ジャケット着るだけといえばそうなんだろうが、木葉がハケたと思ったらすぐさま実況で出てくる。舞台裏ダッシュ案件。
序盤のシーンで、楽器の弾き真似してるところがあるんだけど、それが本当に可愛い。近くに木兎赤葦がいようともお構いなしで、一人楽しそうにトロンボーン吹いてる。自由か、この子。

モブ的な登場が結構ある。
山口のサーブシーン。
非常灯前でストレッチしてるのが梟3人。下手から木葉木兎赤葦。木兎は山口がサーブトスしたボールをキャッチするお仕事してる。木葉はそれが決まった直後にベンチコート脱ぎ捨てて、実況になる。
田中回想の練習試合の相手。
上手からベンチコート着て走り抜けていく。セリフはおそらく木葉木兎赤葦の順。
2幕頭の双子回想。
小学生双子のチームに教えに来てくれたセッターが木葉。そのサポートが木兎。野狐中時代の指導者が赤葦。多分3人とも黒髪とか茶髪の地味目なウィッグに被り直してる。

梟谷試合シーン。

アップ中に喋ってるのが木兎と赤葦じゃなくて、木兎と木葉なの、解釈の一致だなぁって。
あと、木葉が日向のこと「チビちゃん」って呼んでてさ。なんか既視感あるなぁと思ったんだけど、アレだった。はじまりの巨人の回想木兎さんの「いいかーチビちゃん」だった。意図したセリフでも何でもないけど、勝手にエモさを感じてしまった。
ここで「楽」と「楽しい」の話が出てくるんだけど、「楽しい」はツッキー、日向だけじゃなくて今回の公演通してのテーマっぽく感じる。双子も「楽しいなぁ」って言ってるし。

試合中も次元が歪んで、たまに烏稲荷コートに乱入する梟。
「木兎の弱小版にすぎん」
「呼んだか!」
「呼んでません!」
赤葦と木葉が全力で木兎をハケさせる。

「全部勝ちたい」
「そりゃ、全部勝てたら楽しいわな」
「全部は無理じゃないでしょうか」
「律儀か!」
ピー!
「1.2.3.ビバ!」
「……律儀ってどういう意味だっけ?」
「いや、何で使った!?おm(サーブ来る)……って、ちょっと、待ってよ!(言いながらレシーブ)」
狢戦の赤葦回想もここでちょっと出てきちゃう。
円陣後、木兎と木葉だけ手を叩き合う。東京の陣の時からそうだけど、木兎さんは意外と赤葦に構わないんだよな。赤葦も必要以上に木兎さんをおだてたり、話しかけることをしない。

胸レシーブ。
ボールの絵が描いてある紙を胸に貼り付けるという極めて原始的な演出。クランプダンスの無駄遣い。
そのまま、普通のパフォーマンスに戻るのジワるので勘弁してほしい。

「世界が俺に加勢している!」
烏稲荷を巻き込む梟。こいつらだけ、出てくるたびに祭り開催してる。烏稲荷のヒリヒリした試合展開の合間の束の間の休息。

「いや、無理はしなくていい。俺は俺のやり方でやればいい」
木兎ではなく木葉をチョイスする赤葦。これは、タスクフォーカスを超短縮してこうなったのかな。ちなみにこの直前で木兎さんがリバウンドしてる。
木葉が決めた後のやり取りが可愛い。
「赤葦!」
「…な、なんだよ、木兎」
「ついに俺を使いこなしたなー!」
「「??」」
「俺の存在感!囮力!俺の得点力!」
「いや、今決めたの俺だからね!?」

「もっと皆とやりたいなー」
「木兎さん死にませんよね?」
「?俺は130歳まで生きる」
「三回戦、四回戦、準決勝、決勝……まだ先は長いですよ」
「うん。全部勝つ」
これ、ハイステ的フラグだったりしない?ここ、原作と違って過去形じゃないんだよ、木兎さん。やりたかったんじゃない、やりたいんだよ。期待してしまう。

今回木兎さんがバレーボールの神様に見えてくる演出が多いよね。日向たちに「楽しめよ」って言ったり、ハーケンのシーンだったり、「全部勝つ」だったり。そして、赤葦木葉は付き人というか、木兎の両翼感がすごい。特にハーケンでの登場の仕方。木兎先頭にして、両脇に赤葦と木葉従えてるのが本当に良くてな……。いや別に、従えてるわけじゃないんだけど。

あと、どこだったかなぁ。奥が開いて登場するときにストンプとハンドクラップしてる梟たち。カッコイイ。

そんな感じの”春高に出場している梟谷という概念”でした。

□サウンド的な話をさせてくれ

CMの時から和風BGMになるんだろうな、って思ってたんだけどちょっと予想と違ってた!
まぁ、まず梟谷が出てきてクラブアレンジさんざん聞いちゃうとね。お!?ってなるわな。

で、勝手に和風BGMと言えば稲荷崎だろって思ってたけど、和風アレンジされてたのは烏野の方だった!そりゃあそうですよね、冴子姐さんの最強和太鼓いるんだもんね!
あの、いつものOPの和風アレンジがはちゃめちゃにかっこいい。前回は公式戦じゃなかったし、代替わりもしたし、で使われなかったこのメロディ。帰ってきた!って感じが凄かった。この曲で、回転板の縁にピーっと光が走る演出。やっぱりテンションが上がらずにはいられない。
このOP以外にも初代の時から使われてるBGMもアレンジが入って復活してたし、”飛翔”のメインテーマもアレンジされてた。ちゃんと積みあがってるなぁ。

烏野太鼓。最高にかっこいいです。
冴子姐さんのキャスティング見た瞬間から、絶対生太鼓パフォーマンスあると思ってました。冴子姐さん、本当に和太鼓されてる方だもんな。
まず、大楽団に押されてるシチュエーションからの登場が救世主すぎるし、太鼓ごと前にせり出してくんのもカッコよすぎるし、その後でっかい太鼓担いで出てくるのもかっこよすぎる。和太鼓の音は腹の底に響く。かっこよすぎて観ながら溜息出ちゃったよね。

稲荷崎の方はブラスバンド風の楽曲が多い。強気な金管のメロディラインが稲荷崎の強豪感を醸し出してる。侑が指揮してるとことか可愛いんだなぁ。そうだよね、侑セッターだもんねー!!
3回観たけど、まだメロディは覚えられてない。

2校のメロディが交互に流れて、舞台上で攻防するシーン。お互い全然違う曲調ですごく流れが分かりやすい。一つの曲の中でここまでガッツリ違うテイストが混ざってるのって、実は今まであんまりなかったのでは…?
音楽には疎いので定かじゃありません。

「ONE DAY...」、「The Brain」
東京の陣の沼にハマってた人間からすると、この曲たちが使われてるのしんどすぎた。特に「The Brain」はずるいよね。あんなん、動悸するわ。

□細かいあれそれ

山口のサーブ
→「いっけー山口!10点とって!」
→嶋田さんクッソかっけぇ。無言で嶋田さんに礼する山口。ここの師弟関係もいいよねぇ。

試合終盤にへろへろブロックした後、大地さんと華麗に転がるツッキー
→涼介くん、割と身軽に動けるタイプだよね。「ツッキーが跳ぶ気だ」のところも結構高さあるし。

二幕後半、全校が舞台上にいるときに、木葉月島で侑をリフトしてる
→不思議なメンツでびっくりした記憶。

侑に絡み、治に抱き着き、倫太郎にチラ見され、最後に治の股間を「チーン」して走り去る武田一鉄。
→そして、それにブチ切れて全力で追いかける治。どうしてこうなった。

スガさん達に暴言を吐く京子
→三回観たけど、一回は完全に忘れた。

・京子「田舎者!」
「テレビもねぇ!」
「ラジオもねぇ!」
「車もそんなに走ってねぇ!」
烏養「でも、この町が好きだ~!」

・京子「ブース!」
「烏養さん、ブスだそうです」
烏養「失礼だな!中の上くらいだろ!」

苗字クイズ(烏養、武田)
烏養さんがメジャーな、武ちゃんがニッチな人名を出してくるというネタ。

・近藤と言えば?
「近藤勇」
「近藤くみこ」
「誰だよ!?」
「ご存じないんですか。お笑い芸人ニッチェの近藤くみこさん!」 

・江口
「江口洋介」
「江口直人」
「江口といえば、洋介だろ!俳優の!」
「江口直人さんですよ!お笑い芸人どぶろっくの!」
「もしかしてだけど~これ~って双子に関係ないんじゃないの~?」

・田中
お題が出た瞬間にソワソワし始める田中さん。
「「田中マルクス闘莉王」」
「やっぱそうだよな!」
「アニキですから!!」
田中「オォイ!!」

稲荷登場シーンと侑治のペアダンス
→北さんがジャージ脱ぐタイミングで陣形が崩れる、その隙に治は一瞬奥にハケる。
烏野側で双子の話が出てきた時に侑の後ろから幽体離脱的な感じで出てくる。この演出は是非センターで見たいところ。
→横並びになって腕を絡ませたり、対称的な動きをしたりするペアダンス(上手く説明ができない)。公演重ねればどんどん息が合ってくるのかと思うと、凱旋公演が楽しみで仕方ない。
ここ以外でも、双子が対称になるようなダンスとか立ち位置が結構出てくる。金髪銀髪だし、より対になってる感じが良い。

金髪ヤンキー!
→日向暴言w確かに、涼介くんツッキーは小坂くんよりもガラ悪いけども!!w

スガさんにぶつかられて、手に書いてた人が吹っ飛んで叫ぶ旭さん
→つられて叫ぶスガさん

侑サーブ
→4歩も6歩も歩き方がセクシーすぎる。モデルウォーク。
あと、個人的に片手で下向きにボール掴んで、もう片方の手を腰に当てたまま歩いてんのえっちだなぁって。
→ぐっと拳握って、楽団の音止めるのもかっこよすぎる。
→侑ずるい。スペック盛りすぎ。

喧し豚
→下手1バルから見たとき、オペグラで京子越しにちょうどお顔がド正面だったんだけど、やばやばでした。
目ぇひん剥いてて普通に怖い。

木兎を引っ張ったら勢いでひっくり返っちゃった木葉
→スガさんが助け起こしてくれる。
タイミングによってはひっくり返ったままセリフ待ちのストップに入っちゃって、観てる方の心に悪い。太もも眩しい。
→ここで仲良くなってるからか、試合後に烏野と絡むとき一番にスガさんに話しかけにいってる。

グラサン外して投げチューするMC木葉
→アリーナ前方センブロ下手寄りに座りたいだけの人生だった。

実況に絡む木兎、審判に絡む山口
→ちょいちょいいろんな人に絡まれている東拓海。
木兎さんにはグラサン外されそうになる。

なんか出てくるでっかいバレーボール
→あれは…必要か??

後輩を間に挟んで遊ぶ3年生
→「俺だったらそろそろイラついてネットとかアウトしちゃうな…」
「「自覚あるのか」」
2人を追いかける木兎。赤葦を盾に差し出す木葉。
赤葦挟んで攻防するのやめてあげなさい。

突っかかってくる銀島に土下座しかかる木葉
→3年生としてのプライドはないのか秋紀。

稲荷メンバーの背中を斜めに駆け上がる倫太郎
→そして、その手を支える北信介。
東京楽でりんたろがバランス崩しちゃってた時も北さんが根性で支えてた。緊張感持って、精度を高めていってほしい。

倫太郎の体幹にたまげて例の崩れ方する武ちゃん
→あんたの体幹もなかなかだよ。

リンボー状態でトスする侑の背中を足で支えるアランくん
→ここ信頼関係。すごい。

写真撮影シーンの梟谷
→というか木兎と木葉。ドリンク掛け合いするこの二人が可愛すぎる。木葉がやられっぱなしになるんじゃなくて、普通に木兎にやり返してるところがいいなぁって。
木葉さんって木兎さん窘める立ち位置にいるイメージあるけど、所詮ただのDKだしさ。こうやって張り合っちゃうときもあるんだろうな。

ハケるときは羽ばたかないといけない梟3年生
→幕直前で羽ばたく木兎と木葉。赤葦は分からん。

SSR松川一静
→分かってても毎回「キタキタキタ~!」って思う。

早よ試合行け
→「そろそろ行かないと時間ないぞ」
「もうちょっと!」
「はぁ!?アップとか、集中とか、作戦会議とかいろいろあるだろうが!」
「もうちょっとだけ!」
「木兎さんなら大丈夫でしょう。なので、あと少しだけ」
「!?赤葦まで…!?」
木葉さん頑張れ。

レシーブ職人木葉秋紀
→3人しかいないからラリーが木葉→赤葦→木兎になりがち。となると、木葉さんが毎回レシーブになる。

口をもちょもちょさせて影山に文句言う日向
→可愛い。

心の声駄々洩れな赤葦
→木兎「日向は存在感があるからなぁ!」
赤葦「…もしかして心の声聞こえてました?」
木葉「…うん」
その後、逃げるようにハケる赤葦。すぐに奥から梟3人出てくるけど、木葉に呼ばれるまで赤葦が出てこない。

めっちゃ腹立つツッキー
→「コレ止めてみたかったんですよね」
山本ツッキーまじ煽り力高すぎ。

ネットくぐってボール繋ぐ影山
→細かい解説とかセリフはないけど、ちゃんとやってる。

オサムライさん
→治の旭さんの呼び方にオリジナリティがあふれている。

ずっと腹減ってる治
→意識的に聴いてると腹減りのセリフの回数が思ったよりも多い(原作通りだけど)。そりゃ、侑も「試合中にメシのこと考えとんか」って言いたくなる。

涙目日向
→いや、可愛い。
「もっと出たかったー!」
「日向!とりあえずハウス!」
「……俺このままベンチっすか…」
東京楽、マイクのON/OFFのタイミングか、最後のしょんぼりセリフ入ってて笑った。

「旭さん、エースみてぇ!」「アザース!」
→めっちゃ勢い良くて笑った。

倫太郎エンジン
→腰に片手を当てて、もう片方の手を高く上げて狐さんポーズ。ただし、真顔。

「まぁ、そういう日もあるよね。ドンマイ」
→これ、もしかしてりんたろが言ってる?

めっちゃ飛ぶ潔子さん
→潔子さん担ぐのが3年生っていうの、やっぱりいいよね。

田中さんにトスが上がらなくてぶっ倒れる木兎さん
→音もなくぶっ倒れている。気づいたときには赤葦と木葉さんが介抱してる。
「木兎さん、気をしっかり」

「あんたブロック上手だよ」
→ネット引き下げてこれを言う倫太郎があざとい。キャストは違えど、最強の場所で天童さん煽った時のツッキーが意趣返しされてる気分になる。

体幹すごいりんたろ
→足開き気味にリフトして、上体をめっちゃ傾ける。筋力、バランス感覚共に必要そう。まさしく、体幹強い倫太郎。

「西谷の仇は取る!」「死んでねぇっす!」
→3代目ノヤっさん、身長はちょっと高めだけどめっちゃノヤっさんだなぁって思ってたんだけど、このシーンの「死んでねぇっす!」がただの岡本信彦さん。大好き。

キャラが崩壊しつつあるスガさん
→原作通り、ぶっ飛び始めたスガさん。途中、潔子さんにバインダーでぶっ叩かれる。

顔だけ穏やかな穏や影山
→原作通り、顔以外は別に穏やかではない。

「凌ぎ役やから怖がらんでもえぇよ」
→死ぬほど怖い
”凌ぎ役”がヤクザ言葉の”シノギ”のこと?みたいな気分になる。
直後の銀への正論パンチ怖いです。

レシーブモーション美しい北信介
→OPのモーションもそうなんだけど、足払いするみたいに低姿勢で回転してレシーブっていうモーションに無駄がなくて美しい。OPでは足元に筆でぐるっと丸が描かれるマッピングが入ってる。

クソとか言っちゃう北信介
→is ただの高校生 = 尊い

風邪ひきツム
→くしゃみのクセが凄い。
銀の華麗なる手のひら返し。
「きっしょ、早よ帰れや」
ビニ袋にはちゃんと梅干しとのど飴とポッカレモンが入ってる。

赤ちゃん言葉でペットに話しかける北信介

・「お前可愛いなぁ?」
「この写真倫太郎に送ったろ。シェアハピや」

・「お前、名前なんて言うん?」
「あ、分かった。りんたろうやろ」

・「お前可愛いなぁ。そや、名前つけたんやった」
「スナリンやな」
「これ倫太郎に送ったらどんな反応するやろ」
日向「なんか、いろいろ大変っすね」

ベンチエリアに腰かけて足組むりんたろ
→足なっが。股下5メートルあるやろ。

「Aパスなんかなくても俺が決めてやる」
→カッコイイ。それでこそ旭さん。
→この言葉を聞いてソワァってなってる木兎さん。

メンタリスト北さん
→心中言い当てられてぶっ倒れる侑。銀とアランくんが介抱してくれる。治は無視。

ノヤグランパ
→こと、鎌苅健太。すげぇな。

ショタツムサム
→ぬいぐるみの出来がいい。可愛い。
中学くらいならともかく、小学生の演出は難しいもんな。
声は二人がアテレコしてるけど、上ずってて可愛い。

東拓海、髙﨑俊吾の関西弁
→「ナイスキー」のアクセントのクセが強い拓海セッター。でも、「ビビらんと入っといで 打たしたる」とかの関西弁がすごい良かったのと、対子供の優しい声色なのが個人的にツボでした。
らばくんは拓海セッターの付き人してる。拳銃構えてSPしてるのとか面白すぎた。らばくんはしゃべらない。
髙﨑俊吾はただの関西弁のイケメンやった。

中学生ツムサム
→まさかのノヤさん日向。

喧嘩する双子
→「どうどう」言いながら止めるのに直後に「ファイッ」する銀島くん、ただのDK。そりゃバレー部名物双子乱闘にもなるわ。
てか、銀が治のことチャカして「治ちゃん」って呼ぶの好きです。

ユースの話
→少しだけ、治の方がバレーボール以外に視野が広いのが分かるシーン。ここの二人のテンションの差がちょっと切なくなる。この後なのかなぁ、治がバレーやめるの正式決定するのって。

「全国2位がなんやねん」
→ここからの一連の群ゼリでテンションがすごく上がる。そこからの「昨日を守って何になる 今日何をする 今日挑戦しぃや」からの「思い出なんかいらん」
いや、もう無理です。

ツムファーストタッチセットからのサム再セットからのアランくんからの日向レシーブ
→ここの絶望感凄い。日向救世主すぎる。
でも、ここで決まり切らないのもしんどい。
翔陽様流石です。(語彙力の限界)

「月島くんさぁ バレーボール好き?」
→ほんとに、らばくん木兎さんでこの一連のセリフが聞けたの嬉しすぎた。ちょっとカットはされてたけどさ。何がすごいって、「あ、ここで木兎さんのこのセリフ来るか!」って何の違和感もなく、夏合宿のことが思い起こされたことだよな。
らばくんがあまりにも木兎さん過ぎてな。

ハーケン
→推しの声が聞こえて動揺する。このシーンで長ゼリを何人かで分割して喋ってるんだけど、梟だけで喋るところもあってな……。推しの声が聞こえた瞬間飛び上がったわ。
「稀に掴むそういう1本を紡いで」

「ナイスレシーブ」
→ただの石川界人。

「腹減ってくんなぁ」
→サムの割と真面目な話に茶々入れするツム。関西人そういうとこある。
ここ、2人とも相当感情高ぶってるから、原作みたいに冷静な会話じゃなくなってる。でも、それがいい。叫ぶみたいに楽しそうに逆切れしながらこの会話してんの良いなぁって。

大地さんと北さん
→ちょっと会話の順番が前後してて「?」ってなっちゃったのが惜しい。
でも、北さんの手から弾かれたボールが横断幕に飛んでいくとこの演出は最高だった。

田中さんのセリフが侍
→「恥を忍んで頼もう」「一時」
DKが日常的に使う言葉じゃないよw原作通りなんだけど、耳で聞くと改めて思ってしまう。

極上ラインショット
→泣いてる冴子姐さんの周りに集まるやっちゃん、嶋田さん、潔子さん、コーチ。微笑ましい。

「こいつのオリコウサンはドコ行った!この短期間に何があった!?」
→ブチ切れツム。男らしすぎて大好き。

ハーン!
→及川さん、チーッス!

「次もくれ」
→バケモン筆頭日向翔陽
このセリフ聞いて「感動したで翔陽くん!」って叫ぶ侑が大好き。本誌の展開を考えるとエモくて仕方がない。

「まるで静寂からの轟音!」
→終盤に来て久々登場の実況。急すぎて動揺する。

「どいつもこいつももっと他人を慮れ」「オモんないで」「ボケたわけちゃうわ!」
→侑の噛みつきっぷりが最高。キャスト自身が本当に疲れてるから、やり取りが雑になってるのがめっちゃリアル。

「居ろよ」
→はあああああ……。

「きれいだなぁ」
→原作ではコガネのセリフ。スガさんが言ってる。旭さんへのトス、スガさんに言わせちゃうかぁ。人選流石だなぁ……。

ラストラリー
→しんどい。意図的にそういう演出されてるから当然なんだけど、本当に早くて観てる側も息ができなくなる。
「楽してこうぜ!」
泣きそうになってるのはスガさん、あなただけじゃないぜ…。

双子速攻 マイナス・テンポ ”背”
→上手下手から交互にセンターの隙間飛び越えるの、怖い。怪我しないで。
でも、めっちゃかっこいい。

握手の後、抱き合う大地さんと北さん
→なんかここがすごくいいんだ。讃えあってる感。

稲荷崎客席礼のとき
→北さんと大耳さんがめっちゃ優しい笑顔。
あまりにも優しいお顔で見てて泣きそうになった。

素が出かける光子
→ご覧になってない方は想像出来ないかもしれないんですけど、光子ずっと声がめっちゃ可愛いんですよ。187センチあるけど。仕草も京子より引っ込み思案っぽくて可愛いんですよ。187センチあるけど。
でも、稲荷崎礼を見送った後、一瞬だけ木兎光太郎出てくんの。面白すぎるから。
「負けちゃったね」
「うん」
「でも、"楽しかった"ね」(楽しかった、だけ木兎アンドがに股)
「うん!もっと好きになった!」
その後、きゃあきゃあ言いながらハケる。衝撃がなかなかに強い。
京子と光子、出てくるだけで会場ざわつくのジワる。

「目の前に立ちはだかる高い高い壁~」
→「バレーボール 排球 コート中央の~」と合わせて、ハイキューを象徴するこのセリフな…。”飛翔”ではなかったよね?(記憶が定かではない、円盤早よ)こたひなでこれを聞けたの、嬉しかったなぁ。

稲荷の試合後の会話
→ありがとうございます。もうなんも言えない。
北さんが楽しみやなぁって言ってハケるとき、上手で3年生が待っててきたさん迎え入れてからハケるんだ。いいよな……。
北さんが笑ってたよって話してる時の双子のリアクション好き。試合中の緊張感とか全部切れたあとだから、セリフに全然トゲがなくて、「はぇ?」みたいな(伝われ)。
「試合中も何回か笑ってたよ」
「マジで?」
「何回も?」

カテコ
→礼の仕方にムラのある秋紀。初日かな?片足ずらして片手を胸に当てて礼した姿がかっこよくてかっこよかったです。骨盤に両手を当てて礼する姿もかっこいいです。
ごめんなさい、木葉さんしか見てなかったです。
あ、ごーくんは相変わらず優雅なお辞儀だし、らばくんは木兎さん。

ダブルカテコ
→センターから2列で出てくる。木葉さんと武ちゃんが並んで出てくるんだけど、投げチューとかうさ耳とかしてて目を疑った。うさ耳て、マジかよ。
→東京楽、ハケる直前に客席に手を振る秋紀。マジか、お手振りを覚えた推しとか最強じゃん。まぁ、相変わらずハケるのは秒なんだけど。

□まとめ

ほんとは1回だけの予定だったんだけど、気が付いたらチケット増えてた東京公演。増やしてよかった。めちゃめちゃ楽しかった。
いっぱい書いたけど、書き足りない気がするし、書き漏らしもありそう。何度でも観たい。すぐさま円盤にして一時停止しながら観たい。
グッズもパーカー、マフラータオル、個ブロ、缶バ、パンフと満足のいくまでゲットできて幸せ~。

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