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ハノイ一人旅 #03 「足るを知る」

11月8日(金)前編

朝ごはん!

6時に目が覚めた。
日本時間では8時なので、まぁいつも通り。
体内時計は正確だなー。

ハノイは朝からクラクションがビービーうるさい。
うるさいと言っても嫌な感じはしなくて、『あー異国にいるんだな』って感じられる心地よさがあった。

せっかく早起きしたから、朝ごはんを食べよう。
アパートのオーナーが近くのオススメ店を送ってくれていたので、一番近いフォーのお店に行ってみた。

Pho Tien

メニューはベトナム語のものしかなさそうだったけど、店員さんが「チキン or エビ?」って聞いてくれた。
きっとメジャーなメニューなんだろう。
エビが何だかわからなかったので、「チキン!」を選択。

分からない時はチキン一択!!

よくよく考えたら「チキン or ビーフ」って聞いてくれていたのかもな…。

フォーと揚げパン!(55K≒330円)

美味しかった。
でも、日本で食べるのとそんなに違わないような?

ただ、パクチーの主張は控えめだった。
パクチーはあまり好きじゃないけど、このくらいのアクセントならむしろあり!

帰りにハイランズコーヒーに寄って、コーヒーとキャラメルチーズケーキをテイクアウト。
(ハイランズコーヒーは、ベトナムでメジャーなチェーン店らしい)

このテイクアウトスタイル好き

バンコクみたいにバカデカサイズが出てくるかと思いきや、Sサイズは普通にSサイズだった。
次からはMサイズにしよう。

ケーキは小ぶりでちょうど良かった

パンチの効いた苦いコーヒーとコンデンスミルクの合わさった感じがすごく美味しい。
ベトナムのコーヒーは酸味控えめで好き♡

何もしないをする時間

コーヒーを飲みながら、アパートの窓から外を眺める。

おばちゃんがやってる露店が人気だった

ぼーっと行き交う人々を眺めていたら、ふと涙が溢れてきた。

サントーシャ

その意味がふと分かった気がした。
自分が満たされた存在であることに気づいた気がした。
(サントーシャはヨガ哲学に出てくる言葉で、「現状に満足しましょう」的な意味の言葉)

この旅に来る前、仕事でちょっと色々あって、参加していたプロジェクトから抜けることになった。
尊敬できる人がたくさんいて、学ぶことが多くて、毎日がすごく楽しかったけど、私の事情で続けることが難しくなってしまった。

そんな不甲斐なさから自己嫌悪に陥っていたのだけど、私はちゃんと生きているし、支えてくれる人もたくさんいる。
ありがたい。本当にありがたい。

朝日を浴びるベットルーム

ほんとに良いお部屋。
風と光に愛されている。

街へ繰り出す

今回泊まったアパートは、旧市街地から少し外れた場所。
旧市街地に向かって歩いていくと、どんどん賑やかな雰囲気になっていた。

カラフルなお花売り
クリスマスが終わったら何屋さんになるのだろうか?
金物屋さんカッコ良かった

ハノイの街、すごく好きだった。

何もかもごちゃごちゃしてるのに、何だかのんびりした雰囲気も流れていて心が休まった。
大きな木がたくさんあって、街を優しく包み込んでいる様子に癒やされた。
古びているけどカラフルでおしゃれな建物がたくさんあってワクワクした。

優しくて強いエネルギーに満ち溢れている感じがして、めっちゃ充電させてもらった。


続く

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