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「Grabが使えない!!」マレーシア一人旅 #03

2日目続き

チャイナタウンから別の地区に移動しようと思ったけど、交通の便が悪いし、歩いて行くには暑すぎたので、Grabを呼ぶことにした。
しかしながら、何度やっても「問題が発生しました」と出てオファーができない。アプリを入れ直したり、カードを変えてみたりしたけどダメ。

調べたら有識者がいた。さすがXありがとう!!
Grabが使えなかったら、行きたかった場所にほとんど行けなかったので、本当にありがたい。
後人のために私も共有しておきます。

マレーシアでは、初めてのGrab利用時に顔認証をしなければいけないのだけど、恐らくその機能が日本語に対応していないんだな…。こんなのシステムあるあるなのに、自分で気付けなかったのがちょっと悔しい。


多民族国家を実感

Grabを頼んだら、ドライバーさんから中国語でメッセージが送られてきた。こんな些細なことだけど、マレーシアが多民族国家であることを実感して、小さな感動を覚えた。(翻訳機能がついているので特に問題はなし)
ドライバーさんは英語も話せる方だったので、お喋りしながら目的地に到着。「Oh!ナシレマ is ビッグおにぎり!」とか言う、明らかに意味不明な会話になっていたので、意思疎通ができていたかは分からない。でも、楽しかったのでOK


マレーシア・イスラム美術館

ドライバーさんに送り届けてもらったのはこちら。

建物からして美しすぎる美術館。特に天井が美しくて、何度も見上げてしまった。展示品も全体的にきらびやかで、ほんとに見ていてワクワクが止まらなかった。

ライトなのかな?曲線が美しい
この天井を見た時の感動が、写真では一つも伝えられないのが悔しい

この美術館で強く感じたことがある。それは、文化はグラデーションであるということ。館内には「あ、これバリっぽい」とか「あ、これタイっぽい」というものがたくさんあった。
文化というものは、どこかに切れ目があるわけではなく、重なり合っている。そんな当たり前のことに気がついた。

バリっぽい扉
タイっぽいカップ

特に、マレーシアは色んな文化が融合しているように見えた。きっと古くから海上交通の要衝であったことが理由だろう。
そう考えると、日本は島国な上にアジアの端っこにあるので、わりと独自の文化が育まれている感じがする。世界から見たら、日本の方が特殊なんだろうな。


マスジット・ネガラ

お次は国立のモスクへ。国が宗教施設を運営するって日本ではありえないことだから、不思議な感覚。

メインの礼拝スペース

体育館並みに広いスペースだった。その上、美しい。

こちらはVerandah

Verandahは、モスクに入る前に涼むための空間、宗教の授業や討論のための集まりの場所、礼拝のための追加のスペースとしての機能を持っているらしい。
この空間の光の感じがあまりにも美しくて、ちょっと泣きそうになった。すごく温かさと平和を感じる空間だった。


マレーシアは想像以上に美しい空間に溢れていた。

続く

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