矛盾ことわざ決着
何書けばいいか分からないため、ことわざについて考えていこう。
矛盾
この世にはたくさんのことわざがある。
・「二度あることは三度ある」
・「三度目の正直」
…矛盾してない?
なので決着させよう。
決着の方法
今回はあくまで「確率が高い方が正しいことわざ」ということにしよう。
Wiiパーティの「スゴロク」2つ目のチャレンジタイムは、サイコロを振って4以上が出ればクリアというものだ。
1回目、2回目が3以下だった場合、3回目で4以上が出れば「三度目の正直」、3以下が出れば「二度あることは三度ある」ということになる。
確率的にはどちらも50%で同じだが、それでは決着がつかない。ならばある程度の回数で止めてしまえばいい。
100万回でいこう。
人力?
人力でサイコロを振り、出た目が3以下か4以上かメモする。この場合は1回につき、短くても2秒かかる。100万回振るということになると、最短でも2000000秒が必要になる。これは時間に直すと555.5時間、日数に直すと23日を超える。睡眠や食事などを考慮すれば、倍の46日は余裕で超すだろう。
ほとんどの人は最初から分かりきっているだろうが、人力では不可能に近い。コンピューターにさせよう。
プログラム組む
一応Pythonでもプログラムは組めそうだが、今回は視覚的に分かりやすいScratchを採用。
1回目と2回目が3以下だったという前提で3回目だけ振るようにすれば良い。だがここでは1回目と2回目も振り、共に3以下だった場合のみ3回目の結果をカウントする。
「合計」は最初の2回が3以下だった回数
「回数」は単純に振った回数
ここでは3回とも振って「1回」とカウントしている。
割合も算出しよう。
100万回、実践
では100万回振ってみよう。
その結果がこちら
772回の差で「二度あることは三度ある」が多い
つまり…
勝者 二度あることは三度ある
パーセントに変換すると差はたったの0.077%で、ほぼ確率通りである。
でも勝ちは勝ち、二度あることは三度あるの方が信憑性が高い。
三度目の正直を排除しよう。