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【指定企画】 360°メディアのを活用して、半年間で新しい仕事を生み出せるのか?


こんにちは。
naru(ナル)です。

ランサーズが運営している「新しい働き方LAB 」というプロジェクト第4期に参加させていただきます。

目新しさと興味本位で「360°メディアの活用」に応募し、参加するのですが、参加者に映像制作者の方や既にフリーランスで実績を積んでいる方も多く、「映像制作は素人」「年齢高め」の私は現状、結構ビビっています。

【ACTUAL Inc. さんからいただいている指定企画】としては
「360度メディアを活用して、半年間で新しい仕事を生み出せるのか?」

というもの。

◆実験の背景 〜前提に誤解?〜

実は、私が今回の企画に興味を持ったのは、「360°映像」の中でもどちらかというと「VR動画で見れる360°映像」のことをイメージしていました。というのも、物件紹介をはじめとする多くの「一般的な360°映像」は「説明や紹介として役には立つ。でも、それ以上ではない。」と感じていて、何となく、この感覚を乗り越える「360°映像」がないと、「360°映像」は普及していかないのではないか、と思っていたからです(シータやインスタ360など「360°撮影ができるカメラ」が出てきて数年経ちますが、現状、一般への普及はなかなか進んでいないので)。

そんな中で、今回のACTUALWHERENESS(ウェアネス)」のページを見たり、キッキオフイベントに参加して質問させてもらった中で、一つの事実(私の誤解?)に気がつきました。

今回のお題は、「VR動画」ではなく、「360°動画」なんだと!(正確にいうと、キッキオフイベント時に「WHERENESS(ウェアネス)を使わない「VR動画」でも良い、」というお話をいただきましたが、そうすると指定企画に参加した意味が半減する気がしたので、現状は、「VR動画」ではない「360°動画」を模索する予定。)

「VR動画」と「360°動画」の違いについて、その差や特徴を解説してくれるいくつかの記事もありました。

ITmedia NEWSには「なぜ「VR動画」と「360動画」を分けるべきなのか」という記事があり、しっかりと分けて考えた方が良いと書かれています。

別の記事には「360度動画は「正面」、VRは「自由な角度」が視点」というものもありました。

共通点はあるものの、360度動画とVR動画には大きな違いがあります。それは「視点」です。360度動画は、画面をクリックするだけで自分の好きな方向が見られます。しかし、視点はあくまでも正面。画面内を移動して、画面の隅から上を見上げることはできません。視点が固定されているため、特定の視点から360度の角度が見られるという仕組みです。一方、VR動画の場合は視点が制限されていません。自分がしゃがめば、しゃがんだ視点から周囲の景色が見られます。画面の中を歩いて移動することも可能です。より自由でリアリティのある映像体験を楽しめます。360度動画は「現実世界で動画そのものを楽しむ」、VR動画は「自分が仮想現実(動画)の中に入り込んで楽しむ」というイメージです。

https://www.somethingfun.co.jp/video_tips/360-movie

◆検証したいこと

「360°映像」への誤解によって、最初のステップで思い悩むことになったのですが、前に進むために、トライすることを2方向に分けて考え、実行してみることにしました。2方向のどちらかでいいので「半年間で新しい仕事を生み出せるのか?」を探ります。

(A方向)

360°映像の「新しい見せ方(使い方)を生み出す(見つける)」ことによって、新しい仕事を生み出せるのか?

約10年前「広島Cat Street View」という広島県の観光プロモーション企画がありました。猫目線「地上15cmからの視点」のStreet Viewで、「いつもの道」を「人が普段目にしないアングルで見せた」斬新な施策でした。結果、海外広告賞を中心に、いくつもの広告賞を獲得。プレスリリースには「​旅の楽しみ方が多様化するなかで、「定番のルートにとどまらない、よりツウな旅を楽しみたい」という旅人の心理に着目して制作されたこのサービスは、400を越える国内外のメディアから取り上げられ、広島の旅の楽しみ方に新たな「視点」を加えることに成功しました」と書かれています。

この「広島Cat Street View」のように、「新しい見せ方(使い方)」を見つけることによって「新しい仕事を生み出せる」とサイコーなのですが、辿り着けるかどうかやってみます。

ちなみに、現時点でこの第一歩として考えているのは、忍者の「逆さまの視点」。これは、もしかしたら、企画力よりも実現力の方が試されそうなものかもしれません。

もう一つ、「新しい見せ方(使い方)」で可能性を感じているのは、「スポーツや武術の体験」です。試合や練習において、360°カメラを選手や競技者につけて撮影することによって、今まではなかなか見ることができなかった映像を見ることができ、技のコツが掴みやすくなったり、新しい楽しみ方が発見できるかもしれません。

(B方向)

360°映像の「これまでの活用事例を延長する」ことによって、新しい仕事を生み出せるのか?

「一般的な360°映像」は「説明や紹介として役には立つ。でも、それ以上ではない。」と感じていると書きました。でも、半年間という限られた時間の中では、これまでの活用事例をうまく延長する方が「仕事を生み出すには近い」かもとも思っています。思いつく限り活用事例

1.オンライン施設紹介
不動産業界では、360°映像を活用して物件のオンライン内見を提供しています。これにより、遠方にいる顧客でも、まるでその場にいるかのように物件を確認することができます。また、企業の施設や工場を紹介することもできます。

2.研修や教育
教育機関や企業では、360°映像を使って、より実践的な研修やトレーニングを行うことができます。例えば、運転シミュレーションや安全教育に360°映像を取り入れることで、実際の環境に近い体験が可能になりますし、車の試乗を360°映像で紹介することで、これまでよりも臨場感のある擬似試乗体験ができます。テーマパークや博物館などの体験型アトラクション紹介も、近い利用方法かもしれません。

3.バーチャルトラベル
360°映像は、遠く離れた観光地や歴史的な場所を訪れるバーチャルトラベルにも使用できる。例えば、「しまなみ街道」の360°映像により、とても気持ち良いバーチャルサイクリングが擬似体験できる気がするし、ビックウェーブチューブの中の360°映像により、一握りのサーファーしか実体験できない波乗り体験ができる気がする。(ん?「ビックウェーブチューブの中」は「スポーツや武術の体験」の方か?)

◆活動の概要

「A方向」でも、「B方向」でもいいので、360°メディアの活用によって新しい仕事を生み出すトライをする。

◆実験の測定方法

チームでも、個人でもいいので、実際の仕事への第一歩、あるいはきっかけになるかどうか?(実績のポートフォリオに入れられるものになるか?)

◆スケジュール

6月14日(金):キックオフミーティング
・プロジェクトの説明
・参加メンバー顔合わせ
・テーマのディスカッション

7月:各チームで撮影/制作、WHERENESSやノウハウの勉強会
・360度コンテンツ制作の経験豊富なACTUAL Inc.プロダクションチームが制作におけるノウハウを伝授
・チーム分け、進め方の相談

8月:各チームで撮影/制作

9月:中間発表会(オンラインもしくはオフライン)
各チームで制作した成果を発表・フィードバック
制作経験をもとに、気づきや新たなアイディアの共有、活動後半に反映。

10月:各チームで撮影/制作 ⇒ 完成

11月:横浜の展示会イベント出展
制作物をプレゼン&試写

◆実験のゴール・アウトプット

・11月の横浜展示会イベントで制作物を発表する。
・上記制作物を含め、360度カメラで撮影、WHERENESSでの制作により、ポートフォリオに活用できるようにする。

半年間、よろしくお願いします!


「新しい働き方LAB」とは全く関係がありませんが、バスケ観戦好きが高じて、下記のようなこともやってます。お時間ある時に覗いてみてもらえると嬉しいです!



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