絵を描くということ
こんにちは、みずいろ(@0mizuiro0)です。
5月と6月は少し体調が悪く思うように制作出来ない日が多くなってしまいました。ですが体調が悪い時期なりには描けたかなと思います。
5月のイラストまとめ
6月のイラストまとめ
絵を描くということ
よく、自己表現のひとつとして絵を描くことがあげられていますが、「自己表現」として絵を描く、というと何だか私にはおおげさに聞こえてしまって、今まではしっくりきませんでした。
自己表現っていうと自分の中にある誰かに伝えたいメッセージとか、大きなテーマとか、そういうものを表現するってことなのかな?って。でも自己表現ってそんな大きなものだけじゃなくて、さっき散歩の途中で見た花がきれいだったとか、お腹すいたな~とか、疲れたな~とか、そういうものを表現することも自己表現なんだなぁと思うと、絵を描くこと=自己表現というのがしっくりくるようになりました。
「あなたの描く絵は優しい雰囲気がして好きだ」と言っていただくことがときどきあります。絵を好きだと言っていただけるのは前から嬉しかったのですが、絵=自己表現なんだと思うようになってからは前よりずっとずっと何倍も嬉しくなりました。表現したことを誰かが受け取ってくれたり、共感してくれるのってすごく嬉しいですね。
私は物心ついた頃から他人に対して自己表現するのがとにかく苦手でした。「みんなと違う」ことが異様に怖かったり、人にどう思われるかをすごく気にしてしまったり。でも色んな人たちと関わっていく中で人から受け入れてもらったり肯定してもらう体験を積み重ねて、少しずつ自己表現できるようになっていきました。
ですが未だに自分のことを話すのが苦手だったり感情があまり表に出せなかったりします。
そんな私にとって、描いた絵を誰かに受け取ってもらうという体験はとても大切なものだし、これからもずっと大切にしていきたいなと思いました。
ただ、子どもの頃と違ってただ好きという気持ちだけで描き続けるのは難しいなと感じることもあります。生活していくにはお金を稼がないといけないし、両親も高齢になってきて、これから先自分のこと以外に時間やお金を使わないといけないことも増えてくるかもしれません。
今現在プロとして絵でお金を稼げているわけではないので、家庭の事情などで絵を描く時間が取れなくなってしまう日がある日突然来るかもしれません。なので描けるうちは自分の絵とたくさん向き合って、技術ももっと身に着けて、なるべく長く絵を描き続けられるようにしていきたいです。
そんなことを考えた6月でした。
おわり
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