「ここ塗ってね」と画用紙を指差したわたしの指を丁寧に塗りたくってくれる特別支援学校って最高じゃない?
特別支援学校で働く先生が書かれた御本。
面白かった〜〜〜!!!
ひたすらに面白く楽しく、たまに耳が痛かったり自分のやっている事は正しかった!と自信が持てたりしました。
私も似たような場所で10年ほど働いているので、「特別支援は全人類に有効です」を聞いた時に、「ほんとそれ〜〜!」という気持ちになりました。
教えている相手は、何が分からなくて、何に困っていて、どこまでできていて、どんな段階を作ってあげたらいいのか。
それが一人一人違う教育をする、特別な支援だと思っています。
この考え方は自分にも当てはめることができて、私は今何が分からない?できない?何に困っている?どこまでは分かっている?じゃあどんなスモールステップを作る??
自分でも、相手でも、対象者をよく観察し、耳を傾け、知る(理解する)ことの大切さが分かります。
また、自分の中の引き出し(知識)が少ないことで、スモールステップを作ることができなかったり、それ以前に、対象者が悪い!と決めつけてしまうかもしれない。
前に職場の方が上手く仕事を進めることができなかった時、「私の見立てが甘かったです」
と言っていました。
「なんでできないの?」と相手方を攻める方もいる中で、これが言える人ってますます伸びるよな、と感じました。
考えて、知識をつけ学び、トライアンドエラーしていく。
だから上手くいかなくても楽しい。に繋がるんじゃないかな、と思いました。
本の中で本当に、全人類が大切にしないとな、と思った言葉を引用させてもらいます。
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