アメリカの警察に引き留められる
シアトルの浜辺で大人数バーベキューパーティをした帰り道、
左ハンドルを握っているアメリカの友人が、私達を乗せた車を止めた。
警察車だあああああ!!!
警察は、私がいる助手席の方から顔をのぞかせた。
検問だろうか…。?
それとも、アジア人の女の子を誘拐していると思っているとか…?(笑)
それしか、思い浮かばなかった。
警察は、私が膝の上にのせていた袋を指差して言った。
「それ、アルコール?だめだよ。」
!!!???
「私、お酒飲める年齢です。パスポートもあるし、見せますから!」
アジア人女性は、欧米で若く見えることもあると聞くので、自分の年齢について何度も、主張した。
しかし、警察は、
「わかった。大丈夫。とりあえず、アルコールを後部座席に置いて。」
!!!???
その後に、友人が、
「あ、アメリカでは、アルコールを助手席に置いたらダメなんだよね。」
なぜ、早く言わなかったのおおおおおおお???!
警察に、「私は日本からの留学生で、全然知らなくてすいません」と何度も謝った。
警察に引き留められたくらい、それが重要なことかと思って焦っていた。
しかしその後、友人が警察とやり取りをし、車の保証書を見せていたので、どうしたのかと聞いたら、
どうやら、友人の車のランプが切れていたために、警察は私達を引き留めたのだった…。