何が正しくて。

noteを書きたくなった理由のひとつに、戸籍があります。戸籍は知らない間にこんなにたくさんあるのだと驚いた覚えがあります。

夫を亡くした時、いろいろな手続きで様々な戸籍を取り寄せてまとめてあったものを最近発掘(という言葉も変ですが、本当にそんな感じでした)したのです。

除籍、分かっていてもこの世からいなくなった証なんですよね。

相続関係で色々戸籍が必要で、事前に調べすぎた私はひとつの戸籍に対して1通でなく3通など取り寄せたんですが、実際はどの機関もコピーするのでほぼ1通で良いというのを知りました。その時はそういうのが分からなかったので、自分の今後の為にも呟きます。

夫の両親の戸籍も必要になったりで、人の歴史、自分が今居るのはご先祖様のおかげなんだなあとしみじみ思いました。夫のご先祖様、私のご先祖様、夫の両親、私の両親がいたから夫がいて私がいて、結婚して今に至る。

拙いですが、歴史、縁とはこういうことなのかなあと。

凄いですよね、お互い全く違う土地で生まれて育っているのに、不思議な縁で出会って、結婚して。私は自分の性格上、結婚出来ない、結婚しない人間だと思っていたので余計にです。

なので戸籍で「夫はもういませんよ」という事実を、先日数年ぶりに目の当たりして、改めてああそうだったな。そうなんだよねと。

余談ですが、夫と私の両親は夫婦健在です。死別再婚などしていないので、配偶者を亡くした経験はありません。
そしてお互いの両親を亡くした時の手続きを他の兄弟がしていたので実際の手続きなど詳しくは知らないと思います。
私が夫を亡くした前後の手続きの中で、夫両親、実両親との会話の中で、「何を言う!!なんじゃそりゃ!!怒!!」という事が時々あり、年齢を重ねていても、経験が無いという事はこういう事なのだなと悟った経緯があります。(こちらはあくまでも私が夫をなくした経験だけの事柄です)

尊敬すべき人で愛情を注いでくれた、感謝する人達なのに、こんなことで崩れていく。

夫が亡くなってしばらく母に来てもらったのですが、母の戦前戦後の色々を経験しているが故の強さや、私を元気づけているのだと思いますが、斜め上方向の突っ込みに傷ついたり(高齢でわざわざ来てくれたのに)、ですが母の容赦ない突っ込みに、逆に頑張れたのだと思います。

誉めてません。今でも時々思い出して「こんにゃろ~~~!」と思います。母が夫(父)を亡くした時、同じことを、

言いませんけどね。実際は。

いいなと思ったら応援しよう!