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GitHubリポジトリを使ったアウトプット習慣「TIL」を始めました

2025年はアウトプット駆動で勉強に励もうと思っています。ただハードルとなるのがアウトプットの方法です。

技術ブログ、SNS、アプリ開発、LT登壇いろいろ方法はあれど、発信初心者にとって技術の発信をするのは心理的ハードルが高く感じるのではないでしょうか?加えて、アウトプットの粒度も考えると難しいと感じることがありませんか?

私はまさにそうです。というわけで小さいアウトプットから始めて慣れていく手段を取ることにしました。

そこで注目した方法がTILです!


TILとは?

TIL(Today I Learned)とは、GitHubでその日学んだことを記録・共有する文化のことです。先日参加したエンジニアコミュニティのオフ会で教えていただき、普段ソースコードのバージョン管理以外で使ったことがない私にとって、目から鱗でした。

早速TILを始めるにあたって、実際に実践されている方を参考にさせてもらうことにしました。

とても分かりやすい記事で、概要を理解してスムーズにTILを始めることができました。執筆してくださった@nemuiさん、ありがとうございます!!!


実際に作ってみたTILリポジトリ

カテゴリ別のディレクトリは、その時々に必要に応じて作成していく予定です。リポジトリにはその日(もしくは読了日)に学んだことを記録し、READMEにはディレクトリ構成や記録内容の概要をまとめました。一歩ずつ進めるため、最初から大きな計画を立てるよりも小さく始めることを意識しました。

ディレクトリ構成
README

ゆくゆくはリポジトリを公開しようと思っているのですが、一旦非公開で始めることにしました。理由は、質を気にしてアウトプットしなくなるのを避けるためです。小さいことから慣れていくために始めるTILなのに、躊躇していたら勿体ないですもんね。


また、技術関連の本を読んだ学びも残してみることにしました。これまでNotionで残していたのですが、一旦技術関連はTILリポジトリに残していくことに。Notionとは違う整理方法や共有の可能性を試してみようと思います。

book-notesに保存した読書の学び(一部)

TILを始めて約1週間経ってみて思うこと

良いことだらけだなと感じています。

1.まとめる時に再度考えるようになった

例えば技術書を読んでいるときに「こういう風に使えるのか、なるほど」で終わらず、自分の言葉で学びメモを書くために考えるようになりました。その考える過程が一読した際より、理解度を高めてくれている気がします。

2.Markdown記法に慣れる

書けないわけではないもののMarkdown記法に少しクセを感じている中で、とにかく数をこなすことで慣れることができそうです。プルリクエスト時にレビュアーの方が見やすい記述にも繋がるのではないかと思っています。

※Markdownはコードレビューやドキュメント作成で頻繁に使われるため、慣れておくと業務効率が上がります。

3.ディレクトリの命名センスが上がりそう

命名規則を意識しながら実践を重ねることで、センスを磨いていきたいと考えています。適切な命名には知識と実践が不可欠で、数をこなすことが成長の鍵だと感じています。


一方で、毎日必ず更新するのは意外と難しいと感じています。仕事の中で、業務外の勉強で、イベント参加や技術記事を読んで等・・・何かしら学びがあるはずなのに取りこぼしている気がしています。ここは粒度の問題なのか、慣れの問題なのか分かっていません。継続する中で質と頻度も向上させていきたいと思っています。


まだ始めたばかりですが、ここで蓄積した内容は具体的なコード例やTipsとして技術ブログで共有できたらいいなと思っています。そのためにもコツコツ積み上げていきます。

TILは小さなアウトプットを積み上げる素晴らしい方法だと感じています。TILがいいなと思われた方は、自分の学びを可視化し成長を実感するために、ぜひTILを試してみてください!

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