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北欧の絵画展がとても良かった

SOMPO美術館で開催されていた、ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画の特別展「THE MAGIC NORTH 北欧の神秘」を鑑賞してきました。

私は体系的な美術の知識はないのですが💦美術鑑賞は好きで、時々美術館に行ってみたりはしています。(どちらかと言えば博物館の方が好きかも・・)
でも、覚えている限り、「北欧の絵画」と思いながら作品を見たことはないかも?(あ、ムンクは北欧の人でしたね)

日本で人気の北欧雑貨、私も例にもれず、アラビアとイッタラのお皿が好きで何枚か持っています。
また私はクラシック音楽が好きなんですが、北欧の作曲家(シベリウスやグリーグやニールセン)の曲は独特の寂寥感や温かみや厳しさを感じて、時々無性に聴きたくなります。

フランス近代音楽が独特の「色彩感」を感じさせるように、同じ文化圏内の美術・音楽・文芸が相互に関係するのだとしたら、北欧の絵画も見てみたいな…と思って、今回の絵画鑑賞と相成りました。

感想。
すごくよかったです!
絵画の技法的にはあまり独特な感じはないのですが、とにかく、描かれている自然が全然違う。植生、気象、地理、地形。森や湖や川が多く描かれていて、これらが北欧にまさによくある風景、もしくは北欧の人に共通する原風景なのかな、と思いました。

↓こちらの絵、渓谷の奥に見えるのは雪原です。こういう光景の絵を見たのは初めてかも↓

北欧神話をテーマにした絵もとても独特でした。ふわふわと踊る妖精に、青い身体のトロル達。王と馬が描かれたタペストリーは「外国の伝説」感たっぷり。

春の光景の絵画の色鮮やかさも印象に残りました。北欧の白くて寒い冬(たぶん)が終わったあとの草木が芽吹く春は、格別なものなのだろうな、と想像したり。

1時間半ほどかけてゆっくり見たのですが、自分でも思いがけないほど没入していたようで、建物を出た時には、ちょっと旅行してきたみたいだな、と一瞬感じたほど、リフレッシュしていました。

美術館には心掛けて通って、感性の洗濯をしていきたいと思います。

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