ライコミュと私〜コミュニティとの出会いが私をライターへと導いた〜
私はオンラインキャリアスクールSHElikesでライティングについて学んでライターになった。動画学習や課題での実践で確実にスキルを磨いてきた。
だけじゃない。
もちろん、学べる場があることも魅力的だが、SHElikesには行動を加速させるような環境作りまでしっかりされている。そのひとつがコミュニティ活動だ。
特に運営に携わることができたライターコミュニティ(ライコミュ)には、幾度となく背中を押してもらった。ライターまでの道筋をもし、自分1人で歩んでいたとしたら、曲がりくねった道を、先行きの見えない不安な状態でとぼとぼと歩んでいたかもしれない。
ライコミュやコミュニティに参加してくれたシーメイト(受講生)さんからエネルギーをもらうことで、整備された道をエンジンのかかった車で、す〜っと進めたような感覚がある。
今日のnoteでは、7月31日までの8ヶ月間もの期間をともに過ごした「ライコミュと私」という視点で書いていく。コミュニティとの関わりが、ライターになるまでにどのように影響したのかを書いていこうと思う。
「ライコミュと私」という本題を語る前に、コミュニティに関しての説明もさらっと触れておきます。
SHElikesのコミュニティとは?
コミュニティとは、共通点を持つ受講生がつどい、学びを深めたり交流したりと受講では得られない経験や知識を得たり、仲間との繋がりを作ることができたりする場である。
具体的にはデザインコミュニティ、ライターコミュニティなどの学習分野別から、around20などの年代別まで、さまざまあるのも特徴。そして、コミュニティの運営は受講生が主体的に行なっている。
私は昨年の12月から今年の7月まで、ライターコミュニティのサポ隊(コミュニティ運営をサポートする)として、コミュニティ運営に携わった。
コミュニティに所属することで自分にプレッシャーをかける
ライターコミュニティに所属したのは昨年の12月。ライターを目指したのが10月からなので、まだ実績も経験もゼロ、何者でもない私でした。お仕事にチャレンジしても採用されず「もしかしてライター向いてない?」なんて、迷走していた時期。
そんなときにライターコミュニティに出会いました。
私はライターになることを決めていたので「ライターコミュニティに参加して、学びを深めたい!
」という思いが強かったです。特にその当時考えていたのは「ライターコミュニティという肩書きを背負うなら、ライターになるよな?」という圧を自分自身にかけることでプレッシャーに変えていた。
※もちろん、ライターコミュニティに入るにはライターじゃなきゃだめとかそんな決まりは一切ありません!
ただ、自分が向かうべき道のために、行動するためのきっかけとしてプレッシャーをかけるべく、ライコミュに参加したのです。社会人になってからの勉強って「いつまでに」などの期限がないから、なかなか行動できなかったりマイペースになりがち。私もそうだったので、自分に追い討ちをかけるべく、ライコミュに携わると決めました!
12月末には、初めてライターコンペで入賞でき「書くことで報酬をいただく」という経験の繋がりました。
コミュニティから知識を得ることももちろん有益でためになったのですが、マインド面での影響はかなりかなり!!!大きかったなあという出来事でした◎
先輩ライターさんの言葉でライターへの第一歩を踏み出す
ライターコンペで実績を作れてうれしいかったものの「もしかしてマグレじゃない?」なんて自信がなかったのも事実で。本当は業務委託のお仕事を獲得したかったのに「今の自分にはまだ無理だろう」と、ずっとずっと応募することにこわさを感じていました。
そんなときに背中を押してくれたのが、コミュニティイベントでした。インタビューライターとして活躍中の仲奈々さんのイベントです。
イベント開催前にリハーサルをするのですが、私にも当日の役割があったので、開催よりも前に奈々さんのお話を聞きました。そして、私はお仕事獲得への第一歩を踏み出す言葉をもらったのです。
この言葉を聞いてハッとさせられました。11月からずっとずっと挑戦してみたかった案件が、脳裏にちらりとよぎります。「今の私には無理」とチャンスから遠ざかっていたのは、めちゃくちゃもったいないことかもしれない。
動くなら、今だ。
リハーサル後、速攻準備して応募。テストライティングを経て初めて業務委託のお仕事を掴むことができました◎
あのときの言葉がなかったら、絶対に一歩踏み出せていなかった。コミュニティとの関わりから、言葉を通じて一歩踏み出した経験でした。
きっと受講しているだけでは前に進めなかった。一歩踏み出すための勇気がもらえる、ライコミュはそんな場所だったのです。
イベントに登壇して自分の経験が誰かのきっかけになる
初めてライターとして契約をし、弾みがついたのか、そこからのアクションは自分でも驚くほどのものでした。なんでもはじめの一歩が大変で、ひょいっとスタートラインを越えれば、どこまでも進めるみたい。
2月3月は、WantedlyやTwitterなどを利用して合計30社ほどアクションし、実績を活かしてお仕事に繋げていきました。
未経験からライターになることの難しさや、やりがいや、楽しさなど、あらゆる経験を積んだ2ヶ月。試行錯誤の日々だったから、まわり道もしたと感じていて。「今の私ならもっとこう行動できたのに」とか、過去の自分にアドバイスがしたくなったのです。
過去は変えられない。でも、誰かの今に影響を与えることで、その人が過去を振り返ったとき「行動してよかった!」と思えることがあるかもしれない。私の経験はシェアすることで、誰かの役にたてるかもしれない。
な〜んて思って、Twitterでこんなつぶやきをしました。
この思いがなりーさんに届き、イベントでお話をする機会をいただきました。
イベントでは私から皆さんにお話をするんだけれども、私にとっても最高の学びになりました。
・教えるのが好きだと気づいた
・過去を振り返ることで自分を肯定できた
・心温まる感想の数々に勇気づけられた
私が誰かに教えるはずだったのに、たくさんの刺激を受け取ったのは私だったんです。本当に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
私の経験が誰かのきっかけになるんだと気づいた経験で、きっとあなたの経験も未来には誰かの背中を押すようなエピソードになるんじゃないかな?と思います。
やってきたことは無駄にならないらしい。
「ライコミュと私」から振り返る、コミュニティの活用方法
これまで挙げた3つの出来事以外にも書きたいことは山ほどある。書ききれないほどの経験をコミュニティを通じて得たということを、今noteで振り返ることで気づきました。
きっと人それぞれコミュニティの活用方法があって、十人十色なのだろう。
けど「ライコミュと私」という視点で結論を出すなら、コミュニティとは、ライコミュとは、きっかけの連続に出会う場であり、ライターになるために必要不可欠だった学び屋だったに違いない。