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大スパンの建築物は応力と変形に注意【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は、大スパンの建築物は応力と変形に注意について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

大スパンの建築物においては、梁や床スラブの上下方向の振動による応力と 変形を考慮する。

正解は・・・〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


大スパンの建築物

大スパンとは柱芯間距離(スパン)が大きいことだね。

大スパンの定義は色々あるけど、ゼロ所長としては10mを超えると大スパンとみている!
大スパンというにはちょっと物足りないかもしれないけど、普通のスパンよりは結構大きい感じだ。

スパンが大きくなると応力、たわみともに大きくなって問題だ!

たとえば、曲げモーメントはスパンの2乗、たわみ(変形量)はスパンの四乗に比例する。

スパンが大きくなるほど応力とたわみが大きくなり、特に「たわみはスパンの四乗に比例」するから、たわみに対しては、より慎重な設計が望ましいね。

通常の設計はもちろんのこと、歩行や設備機器、地震動による鉛直方向の力に対して、応力とたわみは問題ないのか検証が必要だね。

大スパンの建築物の場合は、より一層注意が必要ってことだね。

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 大スパンとは柱芯間距離(スパン)が大きいこと

  • 曲げモーメントはスパンの2乗、たわみ(変形量)はスパンの四乗に比例

  • たわみはスパンの四乗に比例」するから、たわみに対しては、より慎重な設計が望ましい

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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