地盤改良の目的【建築士試験】
こんにちは!ゼロ所長です。
今日は地盤改良の目的について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。
地盤改良の目的は、液状化の防止、支持地盤の造成、圧密沈下の促進、掘削時の安全確保等である。
正解は・・・ 〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。
地盤改良の目的
地盤改良は広い意味で、軟弱な地盤を強固な地盤へ改良することなんだ。
これを具体的に、かつ、専門的に言うと
・液状化の防止、支持地盤の造成、圧密沈下の促進、掘削時の安全確保
ということだね。
簡単にいえば、軟弱な地盤の上に基礎を設置しても力が伝わらず沈下する。だから地盤改良するわけだね。
それとわかりにくいけど、圧密沈下の促進も地盤改良の目的の1つだよ。
何だか矛盾しているように思えるけど考え方はシンプル。
建物を設置した後、地盤が圧密沈下すると大問題なんだ。
しかし、建物を設置する前に圧密沈下する分には問題ないよね。
あらかじめ地盤の圧密沈下を促進させておけば、建物を設置した後は圧密沈下が生じにくい状態になるんだ。
これが、地盤改良により圧密沈下を促進させる理由だね。
まとめ
よし。これまでの情報を元に整理しようか。
圧密沈下の促進も地盤改良の目的の1つ
建物を設置した後、地盤が圧密沈下すると大問題
あらかじめ地盤の圧密沈下を促進させておけば、建物を設置した後は圧密沈下が生じにくい状態になる
こんなかんじで問題を解けるよ。
参考
最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。