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普通コンクリートを使用した柱の最小径【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は普通コンクリートを使用した柱の最小径について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

普通コンクリートを使用した柱の最小径を、所定の構造計算を行わない場合、構造耐力上主要な支点間の距離の1/20とした。

正解は・・・ ×となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


普通コンクリートを使用した柱の最小径

正しくは、

・構造耐力上主要な支点間の距離の1/15以下

になるよ。

ちなみに、軽量コンクリートの場合、構造耐力上主要な支点間の距離の1/10以下とするんだ!

鉄筋コンクリートの柱は座屈防止のため、柱の最小径が定義されている。

柱の支点間距離が4000mmとすれば、その1/20は「4000×1/20=200mm」だね。

実際に手書きやCADで高さ4000mm、幅200mmの柱を描いてみよう。
かなりスレンダーなプロポーションだと感じるはずだ。

所定の構造計算を行わない場合、こんなに細い柱にできないね。

次に、支点間距離4000mmの1/15を最小径とすれば、

「4000×1/15≒267mm」

になるってことだね。

1/15とか1/10など数値を丸暗記するのも中々大変だよね。

ゼロ所長としては、数値と合わせて、柱のプロポーションをイメージできると覚えやすいと思うよ!

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 構造耐力上主要な支点間の距離の1/15以下

  • 数値と合わせて、柱のプロポーションをイメージできると覚えやすい

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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