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木裏と木裏の性質【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は木裏と木裏の性質について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

木裏は、木表に比べて乾燥収縮が大きく、木裏側に凹に反る性質がある。

正解は・・・ ×となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


木裏と木裏の性質

「木表の側が反りやすい(木表側の乾燥収縮が大きい)」ので間違いだね。

まずは、木表と木裏の違いを理解しよう。

木を切断すると、木の断面には、幾層にもの円形の線が入っている。

これが年輪だね。

木は外側(表面)になるほど新しく中心部ほど古くなっているんだ。
木の表面に近い側を「木表」、中心部側を「木裏」というよ。

木裏と木裏
木裏と木裏

さて、木は水分をたっぷり含んだ材料だね。

特に、古い中心部よりも新しい表面の方が含水率は高くなるんだ。

木材がなぜ反るのかというと「木に含まれる水分が蒸発して(乾燥して)収縮するから」なんだ!

だから「一般的には」含水率の高い木表側の方が、乾燥収縮しやすい(=反りやすい)ってことだ。


木裏と木裏
木裏と木裏

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 木は外側(表面)になるほど新しく中心部ほど古くなっている

  • 木の表面に近い側を「木表」、中心部側を「木裏」という

  • 古い中心部よりも新しい表面の方が含水率は高くなる

  • 木材がなぜ反るのかというと「木に含まれる水分が蒸発して(乾燥して)収縮するから」

  • 「一般的には」含水率の高い木表側の方が、乾燥収縮しやすい(=反りやすい)

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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