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杭先端の平均N値【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は杭先端の平均N値について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

杭先端の地盤の許容応力度を計算で求める場合に用いるN値は、杭先端付近のN値の平均値とし、その値が60を超えるときは60とする。

正解は・・・ 〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


杭の平均N値

杭の平均N値は、杭の先端N値と、先端に近い層のN値を平均した値だね。

杭の平均N値
杭の平均N値

平均N値の計算方法は建築基準法により規定されている!

杭の平均N値は、

杭の先端から上4d、下1dの範囲にあるN値を平均

して計算するんだ(※dは杭径)。

例えば、杭径が300のとき、上に1.2m、下に0.3mの範囲にあるN値を平均した値が平均N値になる。

なお、この平均N値が60を超えるとき、平均N値は60とするよ。

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 杭の平均N値は、杭の先端N値と、先端に近い層のN値を平均した値

  • 杭の平均N値は、杭の先端から上4d、下1dの範囲にあるN値を平均して計算する

  • 平均N値が60を超えるとき、平均N値は60とする

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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