![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156508795/rectangle_large_type_2_1c85d4199c55e1cfbc035e76d7a7ba4a.png?width=1200)
Photo by
matsuda_mdfarm
杭先端の平均N値【建築士試験】
こんにちは!ゼロ所長です。
今日は杭先端の平均N値について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。
杭先端の地盤の許容応力度を計算で求める場合に用いるN値は、杭先端付近のN値の平均値とし、その値が60を超えるときは60とする。
正解は・・・ 〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。
杭の平均N値
杭の平均N値は、杭の先端N値と、先端に近い層のN値を平均した値だね。
![杭の平均N値](https://assets.st-note.com/img/1727874539-SHZaBvOWnukVCbw6hfjoXyQI.png)
平均N値の計算方法は建築基準法により規定されている!
杭の平均N値は、
杭の先端から上4d、下1dの範囲にあるN値を平均
して計算するんだ(※dは杭径)。
例えば、杭径が300のとき、上に1.2m、下に0.3mの範囲にあるN値を平均した値が平均N値になる。
なお、この平均N値が60を超えるとき、平均N値は60とするよ。
まとめ
よし。これまでの情報を元に整理しようか。
杭の平均N値は、杭の先端N値と、先端に近い層のN値を平均した値
杭の平均N値は、杭の先端から上4d、下1dの範囲にあるN値を平均して計算する
平均N値が60を超えるとき、平均N値は60とする
こんなかんじで問題を解けるよ。
参考
最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。
いいなと思ったら応援しよう!
![ゼロ所長【一級学科Ⅳ解説屋/相談カフェ】](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172391504/profile_4aa95a640daeb7d0944b9219391b96c5.png?width=600&crop=1:1,smart)