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鉄筋コンクリート柱の耐震補強の工法【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は積載荷重の低減と支える床の数について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

鉄筋コンクリート造の既存建築物の耐震改修工事において、柱の変形能力の向上を図る補強工法の1つに、炭素繊維巻き付け補強がある。

正解は・・・ 〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


鉄筋コンクリート柱の耐震補強

柱の変形能力を高めるとは、柱の靭性を高めることだよ。

そして既存建築物の柱の変形能力を高める補強方法には

・柱の鋼板巻き、炭素繊維巻き

があるんだ。

橋脚においても炭素繊維巻きはよくみられる補強工法だよ。

可能な人はドライブがてら橋脚は露出している(外から見える)ので、炭素繊維巻きの補強中の橋を見て欲しいな!

その他、耐震補強の方法として下記があるんだ。

  • 耐震壁の増設

  • 袖壁の増設

  • 耐震壁の増し打ち

  • ブレースの増設

  • 柱の鋼板巻き、炭素繊維巻きによるせん断耐力の向上

  • 耐震スリットの設置

耐震補強の工法を決める場合、コストだけでなく、建物を使いながら補強してもらいたいという要望もあるため、施工性も重視するよ。

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 柱の変形能力を高めるとは、柱の靭性を高めること

  • 既存建築物の柱の変形能力を高める補強方法には、柱の鋼板巻き、炭素繊維巻きがある

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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