![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156559950/rectangle_large_type_2_b50f9b7c06dab01a49a641bd4ce8e784.png?width=1200)
Photo by
inagakijunya
鉄筋コンクリート柱の耐震補強の工法【建築士試験】
こんにちは!ゼロ所長です。
今日は積載荷重の低減と支える床の数について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。
鉄筋コンクリート造の既存建築物の耐震改修工事において、柱の変形能力の向上を図る補強工法の1つに、炭素繊維巻き付け補強がある。
正解は・・・ 〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。
鉄筋コンクリート柱の耐震補強
柱の変形能力を高めるとは、柱の靭性を高めることだよ。
そして既存建築物の柱の変形能力を高める補強方法には
・柱の鋼板巻き、炭素繊維巻き
があるんだ。
橋脚においても炭素繊維巻きはよくみられる補強工法だよ。
可能な人はドライブがてら橋脚は露出している(外から見える)ので、炭素繊維巻きの補強中の橋を見て欲しいな!
その他、耐震補強の方法として下記があるんだ。
耐震壁の増設
袖壁の増設
耐震壁の増し打ち
ブレースの増設
柱の鋼板巻き、炭素繊維巻きによるせん断耐力の向上
耐震スリットの設置
耐震補強の工法を決める場合、コストだけでなく、建物を使いながら補強してもらいたいという要望もあるため、施工性も重視するよ。
まとめ
よし。これまでの情報を元に整理しようか。
柱の変形能力を高めるとは、柱の靭性を高めること
既存建築物の柱の変形能力を高める補強方法には、柱の鋼板巻き、炭素繊維巻きがある
こんなかんじで問題を解けるよ。
参考
最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。
いいなと思ったら応援しよう!
![ゼロ所長【一級学科Ⅳ解説屋/相談カフェ】](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172391504/profile_4aa95a640daeb7d0944b9219391b96c5.png?width=600&crop=1:1,smart)