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壁倍率と存在壁量の計算【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は壁倍率と存在壁量の計算について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

壁倍率2の耐力壁の長さの合計が9mの場合の存在壁量と、壁倍率3の耐力壁の長さの合計が6mの場合の存在壁量は同じ値となる。

正解は・・・ 〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


まずは用語の意味から解説するね!

壁倍率

壁倍率は、耐力壁の強さを数値化したものなんだ。
壁倍率が大きいほど、耐力が大きな壁といえる!

たとえば、壁倍率1より壁倍率2の方が強い耐力壁だね。

存在壁量

存在壁量は、建物内に存在する壁量のこと!
存在壁量=壁の長さ×壁倍率で求めるよ。
必要壁量を上回る存在壁量を配置する必要がある。

上記の通り、 存在壁量=壁の長さ×壁倍率だから・・・!
あとは問題文に書いてある壁量を計算するだけだね。

  • 壁1の存在壁量=2×9m=18m

  • 壁2の存在壁量=3×6m=18m

なので両者は同じ値だ。壁の長さが短くても高い壁倍率の耐力壁を使えば良いということだ!

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 壁倍率は、耐力壁の強さを数値化したもの

  • 存在壁量=壁の長さ×壁倍率

こんなかんじで問題を解けるよ!

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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