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普通コンクリートの単位体積重量【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は普通コンクリートの単位体積重量について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

普通コンクリートの重量を算定するにあたり、 単位体積重量については、 設計基準強度Fc≦36N/mm2のコンクリートにおいて23kN/mm3とし、36N/mm2<Fc≦48N/mm2のコンクリートにおいては23.5kN/m2とする。

正解は・・・ 〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


普通コンクリートの単位体積重量

普通コンクリートの単位体積重量は23 kN/m3だよ。

ただ注意して欲しいけど、コンクリートの単位体積重量は「圧縮強度Fc」に応じて変わるんだ。

  • Fc≦36のとき   23 kN/m3

  • 36<Fc≦48のとき 23.5 kN/m3

  • 48<Fc≦60のとき 24 kN/m3

要するに、Fcが大きくなると単位体積重量も重くなるね。

荷重は構造設計において最重要といえる設計条件の1つだ。

23から23.5に代わるだけでも全体重量はかなり増えるので忘れないよう注意したいね。

なお、鉄筋コンクリートの単位体積重量は、上記に示したコンクリートの単位体積重量に「1を足し算」した値だから・・・24kN/m3、24.5kN/m3、25kN/m3となるよ。

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • コンクリートの単位体積重量は「圧縮強度Fc」に応じて変わる

  • Fcが大きくなると単位体積重量も重くなる

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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