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地震力、風圧力の作用する方向【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は地震力、風圧力の作用する方向について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

積載荷重及び固定荷重は鉛直方向のみ作用し、地震力及び風圧力は水平方向 にのみ作用する。

正解は・・・×となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


地震力、風圧力の作用する方向

 積載荷重および固定荷重は「鉛直方向にのみ」作用 するよ。
これらの荷重は質量に生じる重さだから、地球上に働く重力による作用なんだ。
重力は常に鉛直下向きに作用する。

一方、地震力および風圧力は

  • 水平方向

  • 鉛直方向

  • 上記以外の方向(斜め等)

に作用することもあるんだ!

地震を経験した人なら「建物が縦に揺れた」こともイメージできるかもしれないね。
実際、地震は鉛直方向にも作用する。

もっと身近なのが風だよね。
雨風の日に傘をさすとよくわかる。
風は水平方向だけじゃあなく「上や下、斜めなど色々な方向に作用する」よね。
本当にやっかいだ。

だから構造計算では、地震力や風圧力は、水平方向だけではなくて、鉛直方向に作用することも考えるよ。

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 積載荷重および固定荷重は「鉛直方向にのみ」作用 する

  • 震力や風圧力は、水平方向だけではなくて、鉛直方向に作用する

  • 雨風の日に傘をさすとよくわかる、風は水平方向だけではなく、上や下、斜めなど色々な方向に作用する

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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