![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154740149/rectangle_large_type_2_bc561375b44e550b521cb2499db829fe.png?width=1200)
Photo by
hirokenji
地震力、風圧力の作用する方向【建築士試験】
こんにちは!ゼロ所長です。
今日は地震力、風圧力の作用する方向について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。
積載荷重及び固定荷重は鉛直方向のみ作用し、地震力及び風圧力は水平方向 にのみ作用する。
正解は・・・×となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。
地震力、風圧力の作用する方向
積載荷重および固定荷重は「鉛直方向にのみ」作用 するよ。
これらの荷重は質量に生じる重さだから、地球上に働く重力による作用なんだ。
重力は常に鉛直下向きに作用する。
一方、地震力および風圧力は
水平方向
鉛直方向
上記以外の方向(斜め等)
に作用することもあるんだ!
地震を経験した人なら「建物が縦に揺れた」こともイメージできるかもしれないね。
実際、地震は鉛直方向にも作用する。
もっと身近なのが風だよね。
雨風の日に傘をさすとよくわかる。
風は水平方向だけじゃあなく「上や下、斜めなど色々な方向に作用する」よね。
本当にやっかいだ。
だから構造計算では、地震力や風圧力は、水平方向だけではなくて、鉛直方向に作用することも考えるよ。
まとめ
よし。これまでの情報を元に整理しようか。
積載荷重および固定荷重は「鉛直方向にのみ」作用 する
震力や風圧力は、水平方向だけではなくて、鉛直方向に作用する
雨風の日に傘をさすとよくわかる、風は水平方向だけではなく、上や下、斜めなど色々な方向に作用する
こんなかんじで問題を解けるよ。
参考
最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。
#一級建築士試験
#一級建築士学科試験
#二級建築士試験
#一級建築士試験独学
#一級建築士試験過去問
#二級建築士学科試験